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予告犯 : ダークヒーロー登場!2015年06月11日 16:55

予告犯
 この「予告犯」は、ネット犯罪の恐怖を描いた筒井哲也による同名コミックを映画化した作品です。『シンブンシ』のリーダーである奥田宏明/ゲイツ役には、「土竜の唄 潜入捜査官 REIJI」の生田斗真。同じく『シンブンシ』メンバーである葛西智彦/カンサイ役には、「HK 変態仮面」の鈴木亮平。同じく『シンブンシ』メンバーである木村浩一/ノビタ役には、「ポテチ」の濱田岳。同じく『シンブンシ』メンバーである寺原慎一/メタボ役には、「全然大丈夫」の荒川良々。『シンブンシ』のメンバーを追う警視庁サイバー犯罪対策課のキャリア捜査官・吉野絵里香役には、「駆込み女と駆出し男」の戸田恵梨香。監督は、「奇跡のリンゴ」の中村義洋。

 労働者派遣法改正案、維新が採決に応じることで成立しそうですね。私は、零細企業とはいえ経営者です。短期的に見た場合、こんな経営側に有利な法案はないですよ。でもね、長期的に見た場合、必ず日本の国力は落ちると思います。安部マンセーの連中は派遣社員になるのは本人の問題ということで賛成しているようですが、このような低脳では定年まで正社員でいることは不可能でしょう。

 いきなり時事ネタから入りましたが、本作は格差社会の理不尽さを描いた作品となっております。主人公の奥田宏明は派遣社員なのですが、その派遣先の経営者は道徳観が欠けている人物。いわゆる、ドラマにしやすい典型的な会社でしょう。その会社で体を壊し、職歴に空白が出来てしまう。つまり、自分自身の努力ではどうにもならない状況に追い込まれたわけ。こういった状況になると、ある程度の才能を持った人間でないと這い上がれないですよね。逆に、奥田宏明と好対照な存在が吉野絵里香。給食費も払えない貧しい家庭で育ちながら、警察のキャリア捜査官になった努力の人。そのため、二人の社会的立場、思考、社会に対する考え方、全く違うんですよね。その二人が最後に分かり合えるシーン、ちょっとだけ目頭が熱くなりました。今の格差社会に生きる日本人に必要なのは、こういったことかもしれないですね。

 というふうに、本作の一番の魅力はあらすじ。まさに現代のダークヒーローといえる『シンブンシ』の活躍、一種の爽快感を感じられる方は多いと思いますよ。彼らが行っているのは、社会的な制裁。だから、ちょうど良いさじ加減なわけ。そして、『シンブンシ』の最後のターゲットは彼ら自身、そこからの展開は見事でしたよ。上手いことやりますねぇ。

 演者の中で光っていたのは、何といっても主演の生田斗真。新聞紙から見える彼の目力、それは単なる愉快犯ではなく崇高な目的を持った男の目。こんな演技が出来るなんて、流石ですよねぇ。何だか仕事をする度に役者のしてのステータスを上げていますよ、彼は。

 このように「予告犯」は、現代の社会情勢にマッチングした作品となっております。あえてなん癖をつけるとすれば、多少上映時間が長くなってもゲイツ以外の『シンブンシ』メンバーのキャラを立たせるエピソードが欲しかったかな。だって、それだけの俳優そろえてんだもの。では、本日はこの辺で ヾ(´;ω;`)o尸 サヨゥナリ~ 。


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闇金ウシジマくん Part2 : ウシジマくん、フルスイング!!2014年05月16日 20:15

闇金ウシジマくん Part2
 ザックJが、都内で自主トレを始めたそうです。どちらかといえば野球好きな私でも、ワクワクするなぁ。では、本日紹介する作品はこちらになります。
【題名】
闇金ウシジマくん Part2

【製作年】
2014年

【製作国】
日本

【鑑賞手段】
映画館

【おすすめ度】
おすすめ!

【あらすじ】
 ウシジマ(山田孝之)は、10日で5割という高額な金利で金を貸す闇金業者“カウカウ・ファイナンス”の社長。ヤンキーのマサル(菅田将暉)の母親はパチンコにハマり、ウシジマに借金をしていたが、ある日、そのマサルが暴走族のヘッド、愛沢(中尾明慶)に連れられてカウカウ・ファイナンスにやってくる。愛沢のバイクを盗んだマサルに、ウシジマから200万円を借りさせ、それを慰謝料として受け取るのが愛沢の狙いだった。ところが、懇願してくるマサルを気に入ったウシジマは、彼をカウカウ・ファイナンスで働かせることにする。当てが外れた愛沢だったが、彼にもまた、すぐにでも金が必要な事情があった……。
あらすじの続きはこちらをクリック。 (MovieWalkerより引用)


【感想】
 この「闇金ウシジマくん Part2」は、人気コミック「闇金ウシジマくん」の劇場版第二弾となる作品です。闇金業者“カウカウ・ファイナンス”の社長である丑嶋馨役には、「土竜の唄 潜入捜査官 REIJI」の山田孝之。情報屋の戌亥役には、「ガッチャマン」の綾野剛。暴走族のヘッドである愛沢役には、「のぼうの城」の中尾明慶。愛沢のバイクを盗んだ加賀マサル役には、「男子高校生の日常」の菅田将暉。“カウカウ・ファイナンス”のNo.2である柄崎役には、「An Assassin アサシン」のやべきょうすけ。丑嶋のライバルともいえる闇金業者の犀原茜役には、「FASHION STORY―Model」の高橋メアリージュン。監督は、「映画 闇金ウシジマくん」の山口雅俊。

 レビューはまだですが、実はPart1も観てるんですよ。闇金が活躍(?)する作品では「難波金融伝 ミナミの帝王」がありますが、萬田金融ではトイチ(10日で1割)の利息ですから“カウカウ・ファイナンス”と比べると随分と良心的。その分、本作の方が内容もリアルかつエグイ感じで、萬田さんのような浪花節はNothing。どちらが好みかは人それぞれですが、私はウシジマくんの方が好きかな。

 要は、ウシジマくんの方がお金の大切さが伝わってくるということ。たった5円で、人の命が救われることもあるのです。その5円を大切にしていた藤枝彩香がウシジマくんから紹介された仕事はAV嬢、萬田さんなら挿入直前で助けに来そうなものですが、ウシジマくんはそんなことをしません。あくまでも自己責任(自己救済)に任せているのです。そんなウシジマくんが藤枝彩香をはじめとする債務者に向ける眼差しは、とても冷徹。でも、心の奥底で彼らの再生を願っているのです。そこが何とも、個人的にツボなのです。

 そして、役者の演技が何とも良かった。無論、主人公である丑嶋馨を演じた山田孝之の存在感も凄いののですが、債務者たちを演じた人たちは本当にGoo Job!でした。窪田正孝、中尾明慶、門脇麦、それぞれ立場は違いますが、金に溺れていく姿と、そこからの心の再生。そう、最後にぎりぎりのところで踏みとどまる強さ演じ切っているのです。そんな演技、説得力があったなぁ。

 このように「闇金ウシジマくん Part2」は、債務者たちの姿をリアルかつブラックに描いた作品となっております。熟女好きには「テルマエ・ロマエII」を凌駕するキムラ緑子のサービスカットもあるので、お得感の高い作品に仕上がっていると思いますよ。では、本日はこの辺で (*`・Д・*)ノバィバィ!!!  …【・ω・`】 。


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47RONIN : ファンタジー・アクション風な時代劇2013年12月06日 21:28

47RONIN
 アンケートを久々に更新します。今が旬ともいえる「秘密保護法案」についてです。個人的には、情報保護の法案は絶対的に必要だと考えております。そのために、個人のプライバシーが侵害されるのも多少は我慢するべきかと。但し、「特定秘密」の範囲が曖昧すぎるのはいかがなものかと思いますがね。ちなみに、本日紹介する作品はこちらになります。
【題名】
47RONIN

【製作年】
2013年

【製作国】
アメリカ

【鑑賞手段】
映画館

【おすすめ度】
超おすすめ!!

【あらすじ】
 徳川綱吉が将軍職にあり、鎖国で海外と断絶していたころの日本。魑魅魍魎の跋扈していた諸国も、武家の支配によって安寧を保っていた。そんな諸国の一つに、名君浅野内匠頭(田中泯)を領主とする播州赤穂があった。秘かに赤穂を併呑する野望を持つ吉良上野介(浅野忠信)は、側室の謎の女ミヅキ(菊地凛子)と共に、ゆくゆくは徳川家も滅ぼして天下を取ろうと目論んでいた。カイ(キアヌ・リーヴス)は子供のころ、どこからとも知れず赤穂に流れてきた異端児で、領主浅野に助けられ、浅野の娘ミカ(柴咲コウ)にも愛されながら、郊外の小屋で暮らしてきた。以来、カイは、浅野父娘のためなら、命に替えてもその恩と愛に報いたいと思っていた。
あらすじの続きはこちらをクリック。 (MovieWalkerより引用)


【感想】
 この「47RONIN」は、赤穂浪士47人の吉良邸討ち入り事件をモチーフにした歴史ファンタジー映画です。幼い頃どこからともなく赤穂の地に流れ着いたカイ役には、「フェイク・クライム」のキアヌ・リーヴス。赤穂の藩主である浅野内匠頭の娘ミカ役には、「すーちゃん まいちゃん さわ子さん」の柴咲コウ。赤穂藩の家老である大石内蔵助役には、「ウルヴァリン:SAMURAI 」の真田広之。四十七士の宿敵で天下を奪わんとする野望を秘めた吉良上野介役には、「バトルシップ」の浅野忠信。吉良上野介に付き従う謎の女ミヅキ役には、「パシフィック・リム」の菊地凛子。監督は、本作が初の長編映画となるカール・リンシュ。

 赤穂浪士、日本人なら知らない人はいないでしょう。余りにも有名な話ですものね。しかしながら、余りにも有名すぎて飽きるくらいドラマを観たり、小説を読んだりしましたよ。何だかもう食傷気味です。そんな中では、「つか版・忠臣蔵」なんかは、切り口が斬新で面白かったですけどね。でも、本作は切り口が斬新とかのレベルではありません。何てったって、キアヌ・リーヴスが主演なわけですから。ハリウッドの才能ある連中が、どんな風に作品をまとめあげるのか興味わきましたね。てなわけで、本作は個人的に久々に観たいと思った赤穂浪士だったわけです。

 それで、本作を観た感想ですが「やっぱ、ハリウッドの連中は凄い」と感心させられました。だって、赤穂浪士がファンタジー・アクションになってましたから。日本の様々な時代や中国的エッセンスが画面から伝わりましたが、何となく許せてしまうんです。何だかもう、キアヌ・リーヴスが主演なのを訝しく思っていた自分がアホらしくなりましたよ。先ず、外人が主人公なのは”天狗”を持ち出したことで完全に消化できました。よく調べ上げてますよ、ハリウッドの連中は。まあ、実際の天狗は天狗ではなかったような気がしますけど。ファンタジー・アクションになっていたのも、連中のお金に対する嗅覚を感じます。これでもかという時代劇を作っても、アメリカの観客がついていけないですからね。日本だけでの興業では、回収しきれないくらいの制作費がかかっていますから。これは現実的な妥協点として致し方ないというわけではなく、個人的にはサイコーのアイデアだと思いました。

 そして、やっぱりというか、当然というか、映像が圧倒的でした。こんな赤穂浪士観たことありませんよ(当たり前か…)。その圧倒的な映像は、VFXだけではありません。日本映画界のお家芸ともいえる”殺陣”も素晴らしかったなぁ。真田広之は当たり前としても、キアヌ・リーヴスも頑張ってましたよ。この辺の役作りは、手抜きしないですよねぇ、ハリウッドの一流どころは。日本の俳優も、彼らの役作りを見習うべきですよ。

 でも、そんなキアヌ・リーヴスやヒロインの柴咲コウ以上に良かったのが、思いっきり性悪女を演じた菊地凛子。エロくて妖しいオーラが、半端なかったですね。日本の映画監督は、どうも彼女のよさを活かしきれてないような気がしてなりません。

 しかしながら、肝心なところで作りに雑な印象を持ったのも事実。何というか、展開が急すぎるんですよねぇ。上映時間が長くなってもよいから、丁寧な作りこみをして欲しかった。他がよいだけに残念でしたね。

 このように「47RONIN」は、私のように既存の赤穂浪士に飽きた人間にはサイコーに楽しめる作品となっております。作りに雑な部分があるのは残念ですが、それでも日本映画では観れない圧倒的映像の赤穂浪士は映画館で観る価値十分ですよ。では、本日はこの辺で [ ●`・∇・´]σ゚+o。バイバイ。o+゚a[ `・∇・´○]  。


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許されざる者 : 魂を揺さぶる映画2013年09月13日 21:18

許されざる者
 無人探査機ボイジャー1号が昨年8月25日ごろ、人工物として初めて太陽圏を離れたとのこと。ちなみに、本日紹介する作品も今までの報画の枠を離れたといえるこちらになります。
【題名】
許されざる者

【製作年】
2013年

【製作国】
日本

【ロケ地】
北海道・上川町

【鑑賞手段】
映画館

【おすすめ度】
超おすすめ!!

【あらすじ】
 明治13年。開拓が進められている北海道に、かつて人斬り十兵衛との異名を持ち恐れられていた幕府軍残党・釜田十兵衛(渡辺謙)がいた。十兵衛は愛する女性と出会ってから刀をしまい、子どもをもうけた。幸せも束の間、妻は早世し、男は幼い子どもを抱えて貧しく厳しい生活をしていた。そこへ、かつての仲間がやってくる。そして、無残にも切りつけられた女郎のこと、街を牛耳る暴力的な支配者がその事件に関して深追いさせないこと、女郎は支配者に逆らい仲間たちとともに賞金を作り敵を討ってほしいと懇願していることを話す。十兵衛は自分のためではなく他の者のために、あらゆる覚悟を背負い、再び刀を手にするという苦渋の決断をする……。
あらすじの続きはこちらをクリック。 (MovieWalkerより引用)


【感想】
 この「許されざる者」は、第65回アカデミー賞で作品賞など4部門に輝いたクリント・イーストウッド監督による名作を、日本を舞台にリメイクしたヒューマンドラマです。かつて人斬り十兵衛との異名を持ち恐れられていた幕府軍残党・釜田十兵衛役には、「はやぶさ 遥かなる帰還」の渡辺謙。十兵衛と幕軍時代からの相棒である馬場金吾役には、「男はつらいよ 寅次郎あじさいの恋」の柄本明。十兵衛と共に賞金首を追うアイヌの青年である沢田五郎役には、「戦慄迷宮3D THE SHOCK LABYRINTH」の柳楽優弥。鷲路の町の警察署長である大石一蔵役には、「のぼうの城」の佐藤浩市。女郎を傷付け賞金が掛けられた堀田佐之助役には、「脳男」も小澤征悦。佐之助の弟で同じく賞金が掛けられた堀田卯之助役には、「麒麟の翼 ~劇場版・新参者~」の三浦貴大。佐之助に斬りつけられた女郎のなつめ役には、「ペタル ダンス」の忽那汐里。なつめと同じ女郎屋で働く年長の女郎であるお梶役に、「ペンギン夫婦の作りかた」の小池栄子。監督は、「悪人」の李相日。

 ”凄い”映画を観てしまった、それが本作を観て一番感じたこと。感動したとか、何時もの「超おすすめ!!」などとは、確実に一線を画す作品でした。そう、この「許されざる者」は、魂を揺さぶる映画だったのです。

 先ずは、ドラマの時代背景、これがサイコーに良かった。開拓時代の混沌とした北海道。様々な事情から本土に住めない和人、その和人に虐げられるアイヌ人。ここまで露骨に当時の時代を解釈した作品は、個人的には本作が初めて。でも、アイヌ人を和人が虐げてきた歴史は、学校でも習ったはずですよね。先日、ニュースで流れていた「アイヌ人との共生云々」とオリンピック向けに語られていた某政治家の脳内はどんなことになっているんでしょうかねぇ。

 演者の演技もキレッキレでした。主人公の釜田十兵衛、この役は渡辺謙以外ありえないでしょう。特に、亡き妻との誓いを破り、人斬りに戻る十兵衛の姿は鳥肌物でした。無論、柄本明や佐藤浩市も渡辺謙に負けない演技だし、「戦慄迷宮3D THE SHOCK LABYRINTH」で酷評した柳楽優弥も素晴らしかった。でも、世界のケン・ワタナベの次にインパクトがあったのは、元おっぱい天使こと小池栄子。彼女が演技の何が凄かったのか、それは渡辺謙演じる釜田十兵衛同様、”罪”を背負った女を演じていたからです。

 そう、本作の根底にあるテーマは”罪”。でも、その”罪”は、キリスト教内の西方教会にて解釈されている人類が産まれながらに持っている”原罪”であると、個人的には解釈しました。だからこそ、本作は暗くて重いイキフンを漂わせているのでしょう。和人に虐げられるアイヌ人、貧しい家に生まれただけで女郎屋に売られてくる女性、これらの根本的原因は”原罪”といえます。だからこそ、本人の力ではどうにもならないやるせなさを感じるのです。それを在日の李相日監督が撮る、だからこそ観る者の魂を揺さぶる作品になったのでしょう。

 このように「許されざる者」は、私が今まで観てきた邦画の中で間違いなくNo.1の作品といえます。オリジナルは未見ですが、これも観てみたくなりました。後、来年の日本アカデミー賞、本作が何部門受賞するか今から楽しみでもあります。では、本日はこの辺で (●´エ`)ノ○o。【ьчёьчё】。o○ヽ(´エ`●) 。


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遊星からの物体X ファーストコンタクト : ジョン・カーペンターの凄さを思い知らされた2013年01月15日 10:45

遊星からの物体X ファーストコンタクト
 今日と明日、正月以来の連休となりました。こんな時は、家で映画でも観てまったりと過ごしたいですね。では、本日紹介する作品は、こちらになります。
【題名】
遊星からの物体X ファーストコンタクト

【製作年】
2011年

【製作国】
アメリカ

【鑑賞手段】
DVD

【おすすめ度】
おすすめ!

【あらすじ】
 コロンビア大学の考古生物学者ケイト(メアリー・エリザベス・ウィンステッド)は、偶然氷の中で発見された太古の昔に死んだと思われる生命体の調査のため、世紀の大発見に沸き立つノルウェー観測隊の基地へと降り立つ。そこには、化石が閉じ込められた何の変哲もない氷塊が置かれていた。ドリルで氷塊に穴を開けた途端、“それ”は解き放たれた。
あらすじの続きはこちらをクリック。 (MovieWalkerより引用)


【感想】
 この「遊星からの物体X ファーストコンタクト」は、ハワード・ホークス製作の「遊星よりの物体X」、ジョン・カーペンター監督の「遊星からの物体X」と2度にわたり映画化されたジョン・W・キャンベル・Jr.の短編小説「影が行く」の3度目の映画化作で、カーペンター版の前日譚となる作品です。主人公であるコロンビア大学の考古生物学者ケイト・ロイド役には、「スコット・ピルグリムVS.邪悪な元カレ軍団」のメアリー・エリザベス・ウィンステッド。監督は、マティス・バン・ヘイニンゲン・Jr.がメガホンをとった。

 ジョン・カーペンター監督の「遊星からの物体X」は、中高生の頃テレビで観たと記憶しております。”The Thing”ことモンスターに襲われるホラー映画の要素、誰が”The Thing”なのか分からないサスペンス性、という二つの要素を兼ね備えたSF作品でした。カーペンター版の前日譚となる本作も、その二つの要素は健在でとても楽しめる作品でした。しかも、ラストにはカーパンター版に続くサービスカットまで用意されており、前作のファンにも配慮したつくりになっております。何だか、人数が合わないような気がしてたんですよ。この辺は、にくい演出ですねぇ。

 映像的には、何だか「エイリアンVS.プレデター」を髣髴とさせるものがありました。勿論、時代が進んだだけ映像も良くなっているはずですが、カーペンター版ほどのインパクトはありませんでした。これに関しては、本作がどうのこうのでなく、カーペンター版が凄すぎたということでしょうねぇ。

 あらすじとしては、カーペンター版の前日譚とはいえ、ほぼリメイクといってよい内容です。舞台は南極で、”The Thing”に襲われながらも、戦う人間を描いているのは一緒ですからねぇ。この辺は、同じ前日譚でも「プロメテウス」はえらい違いです。まあ、私としては、どちらも嫌いではないですけど。

 このように「遊星からの物体X ファーストコンタクト」は、ややインパクトに欠けるもののカーペンター版の良いところを引き継いだ作品となっております。DVDレンタルで観る分には、強い不満を感じることはないと思いますよ。では、本日はこの辺で 了八゛∋…(`-ι_,´-)ノ゛ 。


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