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「わたし」の人生 我が命のタンゴ : 以外に裾野の広い映画。2014年11月27日 20:23

「わたし」の人生 我が命のタンゴ
 民主党の枝野幸男幹事長、地下アイドルとエール交換ですか。民主党の中では骨のある政治家だと思っていただけに、残念感が一入です。まあ、そんなことは置いといて、本日紹介する作品はこちらになります。
【題名】
「わたし」の人生 我が命のタンゴ

【製作年】
2012年

【製作国】
日本

【鑑賞手段】
DVD

【おすすめ度】
おすすめ!

【あらすじ】
 主婦である鈴木百合子(秋吉久美子)は、子育てを終え、自らの長年の夢である大学教授への道を歩き始めようとしていた。そんなある日、百合子の父で元大学教授の堂島修治郎(橋爪功)が、痴漢行為で警察に保護された。父の異変を心配した百合子は、修治郎を病院へ連れて行き、そこで予期せぬ事実を知らされる。修治郎は“認知症”を患っていたのだ。病気の進行への不安と介護という現実に衝突し、離ればなれになっていく家族。そんな時、百合子は同じ状況の家族が集う認知症「家族の会」の存在を知る。
あらすじの続きはこちらをクリック。 (MovieWalkerより引用)


【感想】
 この「「わたし」の人生 我が命のタンゴ」は、実際のエピソードを基に認知症を患った父親とその娘との家族の絆を描いたヒューマンドラマです。元ニュースキャスターであり大学で教鞭をとる鈴木百合子役には、「不良少年 3,000人の総番」の秋吉久美子。百合子の父で元大学教授の堂島修治郎役には、「東京家族」の橋爪功。百合子の妹でタンゴ歌手の堂島実加子役には、冴木杏奈。監督は、「受験のシンデレラ」の和田秀樹。

 在宅介護制度、皆さんはどのようにお考えですか。個人的には、現役世代に莫大な負担を強いるだけでなく、社会の活力まで奪ってしまう制度だと考えております。では、どうするべきか。姥捨てヤマの様で気が引けますが、公的な老人ホームを作り、集中介護をするべきだと考えております。今更、後戻りは難しいでしょうけど。でもねぇ、本作を観ていると、私の考えは間違っていないような気がします。

 話の導入部分が暗くなってしまいましたが、本作のイキフンは割りと明るくなっております。暗くて重いテーマを扱いながらこんなイキフンになっているのは、アルゼンチンタンゴが重要なピースとなっているからでしょう。それに、前向きな気持ちで老人ホームに行くオチもよかったですね。和田秀樹の作品は初めてですが、面白い切り口で楽しめる作品でもありました。

 また、配役もGoodでした。主演の秋吉久美子は相変わらずフェロモン全開なのですが、それを上回ったのが冴木杏奈。そのエロオーラときたら、圧倒的でしたよ、マジで。学会に所属されている方の店舗では、一年中彼女のポスターを見る事が出来るのですが、動いている彼女を見るのは初めて。熟女好きの私にとって、これだけでも本作を観る価値がありました。

 このように「「わたし」の人生 我が命のタンゴ」は、暗くて重いテーマを扱いながらも、楽しめる作品に仕上がっているヒューマンドラマの秀作です。そして、熟女好きには、それ以上の価値がある作品でもありますよ。では、本日はこの辺で ヽ(´Д【バイバイ】Д`)ノ 。


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ワールド・ウォーZ : 久々に衝撃喰らったゾンビ映画2013年08月10日 19:54

ワールド・ウォーZ
 お盆休み、始まりましたねぇ。ちなみに、私は明日までお仕事ですけど、実質お盆前で仕事がないので映画館に行っちゃいました。では、本日観てきたこちらを紹介いたします。
【題名】
ワールド・ウォーZ

【製作年】
2013年

【製作国】
アメリカ

【鑑賞手段】
映画館

【おすすめ度】
超おすすめ!!

【あらすじ】
 中国僻地で発生した謎のウィルスが爆発的に全世界へと拡大。このままでは、世界は90日以内に滅亡する。全人類を絶滅へと導くウィルスの感染を防ぐため、元国連調査官のジェリー(ブラッド・ピット)は、愛する家族と離れ、世界を駆け回る。しかしすでに政府と軍隊は崩壊、感染の速度は加速し続けていた……。
あらすじの続きはこちらをクリック。 (MovieWalkerより引用)


【感想】
 この「ワールド・ウォーZ」は、マックス・ブルックスの同名小説をブラッド・ピットが自ら製作を担当し、映画化したパニック・スリラーです。国連調査官のジェリー・レーン役には、「マネーボール」のブラッド・ピット。ジェリーの妻であるカレン・レーン役には、「L.A.ギャングストーリー」のミレイユ・イーノス。監督は、「マシンガン・プリーチャー」のマーク・フォースター。

 ゾンビ映画、沢山ありますよね。本ブログでも何本か紹介しています。正直、食傷気味の感も無きにしも非ずですが、本作は久々にインパクト絶大なゾンビ映画でした。圧倒的スピード感のあるゾンビ達、それに負けない位スピーディーで斬新なあらすじ、「バイオハザード」を初めて観た時以来の衝撃を受けましたよ。

 これまでは、どちらかというと”歩くゾンビ”が好みでした。私が走るのが遅いのもあるのですが、恐怖がじっくりと迫ってくる感覚が良かったんですよねぇ。でも、本作を観て好みが変わりました。というのも、本作の”走るゾンビ”は絶望的なくらい早く走るだけでなく、超アクティブなんですよ。イスラエルが造った壁をゾンビ達がよじ登るシーンなんて、今までのゾンビ映画の常識を覆す衝撃的な映像でした。とにかく、この超ハイテンションなゾンビ達、サイコーに怖かったですよ。

 そして、あらすじ的にもゾンビに負けずハイテンションなつくりとなっています。ブラッド・ピット演じる主人公のジェリー・レーンが、ゾンビ発祥の謎を求めて世界を駆け回ります。そこで様々なイベントが発生するのですが、このおかげで私はスクリーンに釘付けになっちゃいましたよ、堪りませんなぁ。また、ジェリー・レーンの旅の目的は、ゾンビに有効なワクチンを作ろうということなのです。この辺が、単に絶望的な終末へと向うものや、隔離された環境で人類が生きていくようなゾンビ映画とは一線を画すつくりになっています。問題の根本的解決を目指すゾンビ映画、私は初めて観ましたよ。

 このように「ワールド・ウォーZ」は、久々にインパクト絶大なゾンビ映画となっております。映画の結末、原作の規模の壮大さ、続編のオイニーがぷんぷんします。無論、私は期待して待っております。では、本日はこの辺で p((Bye Bye))´∀`●)ノ゛ 。


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ワイルド・スピード EURO MISSION : 家族 VS チーム2013年07月07日 15:27

ワイルド・スピード EURO MISSION
 平成39年の開業のリニアモーターカー、ほとんどの区間がトンネルで富士山なんぞも見えないそうですね。地元自治体は反発しているようですが、リニアモーターカーを乗るほど急いでいる人間に、外の景色は不要でしょう。ちなみに、本日紹介する作品は、そのスピード感だけはリニアを凌駕しそうなこちらになります。
【題名】
ワイルド・スピード EURO MISSION

【製作年】
2013年

【製作国】
アメリカ

【鑑賞手段】
映画館

【おすすめ度】
超おすすめ!!

【あらすじ】
 リオの犯罪王から100億円を強奪し、逃亡生活を送っていたドミニク(ヴィン・ディーゼル)の前に、宿敵であるFBI特別捜査官ホブス(ドウェイン・ジョンソン)が現れる。ホブスは、高度な運転技術と特殊な車両を駆使して、世界各国でスケールの大きな犯罪を繰り返す巨大組織を追跡中だったが、警察も軍も歯が立たない。そこで、その組織を壊滅させるために、ドミニクとそのチームに協力を要請しにきたのだ。さらにホブスは、死んだと思われていたドミニクの元恋人レティ(ミシェル・ロドリゲス)が生きており、その犯罪組織に関係している事を仄めかす。一体、なぜレティが?ショウ(ルーク・エヴァンス)という謎の男が率いるその犯罪組織の目的は一体何なのか?ドミニクはブライアン(ポール・ウォーカー)たち馴染みの凄腕ドライバーを招集して決戦の地、ヨーロッパに降り立つ。全ての謎を解き明かし、今度こそ仲間全員で自由を手に入れるために……。
あらすじの続きはこちらをクリック。 (MovieWalkerより引用)


【感想】
 この「ワイルド・スピード EURO MISSION」は、人気カーアクション「ワイルド・スピード」シリーズ第6作目となる作品です。100億円を強奪し優雅な逃亡生活を送っているドミニク役には、「コネクション マフィアたちの法廷」のヴィン・ディーゼル。ドミニクの相棒で元FBI捜査官のブライアン役には、「逃走車」のポール・ウォーカー。FBI特別捜査官ホブス役には、「G.I.ジョー バック2リベンジ」のドウェイン・ジョンソン。謎の犯罪者集団を率いるショウ役には、「理作家ポー 最期の5日間」のルーク・エヴァンス。ドミニクの死んだはずの元恋人でショウのグループに属しているレティ役には、「バイオハザードV リトリビューション」のミシェル・ロドリゲス。監督は、「ワイルド・スピード MEGA MAX」のジャスティン・リン。

 映画には、様々な分類方法があると思います。自分の好き嫌い、ジャンル、大人向け子供向け、といったところでしょうか。しかしながら、個人的な意見でいうとこんなわけ方もあると思いますよ、「考えないといけない映画」「何も考える必要のない映画」。私は、どちらのタイプも好きですね。但し、「考えないといけない映画」は、製作側がよほど気を使わないと、疲れるだけのことがしばしばあります。そんな作品は、特に邦画で多いような気がしますね。

 そんな前置きはさて置き、この「ワイルド・スピード EURO MISSION」は「何も考える必要のない映画」です。もう、気持ちよいくらい中身はスカスカ。一杯やりながら観るには、サイコーの映画です。とにかく、カーアクションを中心とした超ど派手な映像、もうこれだけで文句のある人はいないのではないかな。まあ、こんな映画に変なゴタクをならべるのは野暮ってもんでしょう。

 一応、作品の根底に流れるテーマとしては、”家族愛”が挙げられます。但し、この場合の”家族愛”は、ドミニクの本当の家族だけでなく仲間も含みます。逆に、ショウ率いる謎の犯罪者集団は、完全なるチームです。そのため、リーダーのショウは、仲間を消耗品と考えています。この手の映画では最後にその想いの差が表れるのですが、それを臭い演出と思えないほどのアクションシーンの連続なのでご心配は無用です。

 こんな作品なので、ツッコミどころも満載です。特に、終盤に発生するメンバーの緊急トレードは、半分意味不明。レティはともかくとして、もう一人は伏線なんか全く用意されてないですからね。でも、そんなことを考える余裕を与えないアクションの連続が素晴らしいのです。

 このように「ワイルド・スピード EURO MISSION」は、カーアクションを中心とした超ど派手な映像が売りの中身スカスカ映画です。ちなみに、次回作はゲーハー頂上決戦第一弾となりそうです。エンドロール始まって直ぐに席は立たないで下さいね。では、本日はこの辺で バィバ━━ヾ(◆´Д`。◇)ノシ━━ィ!!! 。


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私が、生きる肌 : 登場人物の驚愕の行動にドン引き!!2013年05月14日 12:42

私が、生きる肌
 本日の広島県南部、予想最高気温は27℃。5月の気温ではないですよねぇ。朝からバタバタやってますが、おデブの私は肉汁がとめどなく流れてきますよ。こんなだと、夏の暑さはドン引きレベルでしょうねぇ。ちなみに、本日紹介する作品も、全ての登場人物の行動にドン引きしてしまうこちらになります。
【題名】
私が、生きる肌

【製作年】
2011年

【製作国】
スペイン

【鑑賞手段】
DVD

【おすすめ度】
だめだめ!

【あらすじ】
 謎めいた雰囲気を漂わせる女性ベラ(エレナ・アナヤ)は、全裸と見まがうしなやかな肢体に肌色のボディ・ストッキングをまとい、ヨガの瞑想に耽っている。彼女は画期的な人工皮膚の開発に没頭する天才形成外科医ロベル(アントニオ・バンデラス)によって幽閉されていた。ロベルが夢見るのは、かつて非業の死を遂げた最愛の妻を救えるはずだった“完璧な肌”の創造。あらゆる良心の呵責を失ったロベルはベラを実験台に、開発中の人工皮膚を移植し、今は亡き妻そっくりの美女を創り上げてゆく……。
あらすじの続きはこちらをクリック。 (MovieWalkerより引用)


【感想】
 この「私が、生きる肌」は、ティエリ・ジョンケの「蜘蛛の微笑」をスペインの巨匠ペドロ・アルモドバルが映画化した衝撃の問題作です。最愛の妻を亡くした形成外科医のロベル・レガル役には、「ザ・エッグ ~ロマノフの秘宝を狙え~」のアントニオ・バンデラス。ロベルに軟禁されているベラ・クルス役には、「この愛のために撃て」のエレナ・アナヤ。ロベルやベラの身の周りの世話をするマリリア役には、「デビルズ・バックボーン」のマリサ・パレデス。

 画面からほとばしる異様な雰囲気、ロベル・レガルの狂気ともいえる愛情、息を呑むほど美しいベラ・クルスの裸身、素晴らしい空気感を持った作品でした。監督のペドロ・アルモドバルは、流石にスペインの巨匠といわれるだけのことはあります。但し、これだけの空気感を持ちながらも、120分の上映時間がひたすら長く感じられる作品でもありました。間延び感が半端ないんですよねぇ。

 あらすじ的にも、とても凝っています。ロベル・レガルが禁断の実験に没頭するようになった理由、マリリアとロベル・レガルの関係、そしてベラ・クルスの真の正体、そのどれもが歪んだ愛情が招く驚愕の事実といってよい内容。正に、狂気の沙汰ともいえるものですよ。これだけ観ている者がびっくらこく仕掛けがあるのに、睡魔に襲われるまでの間延び感。何だかなぁ。

 演者も皆、作品の雰囲気にあった素晴らしい演技を魅せます。アントニオ・バンデラスは狂気じみた外科医を熱演し、抜群の存在感を放っています。でも、出演者の中で逸品の演技をしてくれたのはエレナ・アナヤでしょう。美しい裸身だけでなく、○から△へ変遷する過程を、見事に表情で演じきっていました(○と△はネタバレになるので…)。このように、演者の皆さん、素晴らしい仕事をしているのに、何故か寝てしまいましたよ。何だろう、この間延び感は。

 演出、あらすじ、演者の演技、どれをとっても文句のない作品のはずなのに、どうして間延び感が半端なく感じられるのか。これは、主要登場人物の誰もが余りにも一般人とかけ離れた行動をとるため、感情移入ができないことが原因なのではないかな。一言でいうと、皆さん変態なんですよ、それも超ど級のやつね。これじゃあ、ちょいMとかちょいSレベルだと、全くついていけないというかドン引きですよ。つまり、この映画を観て「サイコー」なんて感じた方は、ど変態決定といってよいのではないでしょうか。

 このように「私が、生きる肌」は、自分の変態度を推し量るにもってこいの映画となっております。まだ観ていない方は、一度本作を観てテストしてはいかがでしょうか。では、本日はこの辺で [o´・Å・]☆゚+。вчёвчё。+゚☆[・Å・`o] 。


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藁の楯 わらのたて : クズの楯になれる者はいるのか?2013年04月27日 17:37

藁の楯 わらのたて
 世間では、ゴールデンウィーク初日。皆様、いかがおすごしでしょうか。私の場合は、来週月曜日までお仕事ざんす。ちなみに、本日紹介する作品はこちらになります。
【題名】
藁の楯 わらのたて

【製作年】
2013年

【製作国】
日本

【ロケ地】
愛知県名古屋市、三重県四日市市、台湾等

【鑑賞手段】
映画館

【おすすめ度】
超おすすめ!!

【あらすじ】
 7歳の幼女が惨殺される事件が発生。8年前に少女暴行殺人事件を起こし出所したばかりの清丸国秀(藤原竜也)に容疑がかかり、警察による捜査が行われるが、一向に清丸の足取りは掴めずにいた。事件から3ヶ月後、事態が大きく変わる。殺された幼女の祖父・蜷川隆興(山崎努)は政財界を意のままに動かす大物で、彼が大手新聞3紙に、清丸を殺した者に10億円支払うとの全面広告を打ち出した。この前代未聞の広告を見た国民は一気に殺気立ち、身の危険を感じた清丸が福岡県警に自首。東京の警視庁まで清丸の身柄を護送する最中に彼の身を守るために、生え抜きのSP5名が配置された。いつ、どこで、誰が襲撃してくるかわからない極限の緊張状態の中、護送が始まる……。
あらすじの続きはこちらをクリック。 (MovieWalkerより引用)


【感想】
 この「藁の楯 わらのたて」は、木内一裕の同名小説を映画化したサスペンスアクションです。清丸国秀護送メンバーの一人で警視庁のSPである銘苅一基役には、「終の信託」の大沢たかお。同じく清丸国秀護送メンバーの一人で警視庁のSPである白岩篤子役には、「犬とあなたの物語 いぬのえいが」の松嶋菜々子。同じく清丸国秀護送メンバーの一人で警視庁捜査一課の奥村武役には、「夜明けの街で」の岸谷五朗。同じく清丸国秀護送メンバーの一人で警視庁捜査一課の神箸正樹役には、「ぱいかじ南海作戦」の永山絢斗。同じく清丸国秀護送メンバーの一人で福岡県警の関谷賢示役には、「」の伊武雅刀。孫娘を清丸国秀に殺されたのをきっかけに彼の殺害に懸賞金を掛けた政財界の大物である蜷川隆興役には、「麒麟の翼 劇場版・新参者」の山崎努。8年前に西野めぐみを殺害し、仮出所から数か月後蜷川隆興の孫娘を殺害した清丸国秀役には、「カイジ2 人生奪回ゲーム」の藤原竜也。監督は、「悪の教典」の三池崇史。

 ツッコミどころは多々ある作品でしたが、迫力満点のアクションシーンと圧倒的な緊張感ある映像、豪華俳優陣の鬼気迫るほどの熱演により、誰にも文句を言わせないような力のこもった作品となっていました。現在の日本映画界に多くの名監督がいますが、このような映画は三池崇史監督でないと撮れないのではないでしょうか。

 先ずは、序盤のカーアクションに度肝を抜かれました。日本映画界最大の弱点であるカーアクションが、このような逸品な映像になるとは。今までは、整然と動く車に寂しい思いをしていたわけです。詳しくはないのですが、道路交通法の関係もあるのでしょうか。しかしながら、本作では整然と動かなければならないことを逆手に取っていたんですよ。警察が圧倒的な武力を見せながら、圧倒的な台数の警察車両が整然と移動するわけです。そこに突っ込んでくる○○○カー、ど迫力でしたよ。流石の三池崇史監督といったところです。

 そして、緊張感も半端なかったです。清丸国秀の護送班の5人は、全ての人間が信用できない状況に陥ります。10億円の懸賞金に目がくらんだのは、一般の人たちだけではないのです。それは、他の警察官だけでなく、仲間内の5人にもいえること。その伏線の張り巡らし方も実に巧妙で、5人の過去の経験や現在の境遇などが動機となる可能性を秘めているのです。この部分が本作をサスペンス映画としてもレベルの高いものにしており、観る者に圧倒的な緊張感を強いるのでしょう。

 また、演者の皆さんの熱演も凄かったですよ。全編に渡り、SPとしての正義感を貫く銘苅一基を演じた大沢たかお。クールで美人ながらも清丸目線で見たとき、どこかおばん臭さを感じさせた白岩篤子を演じる松嶋菜々子。二人とも素晴らしい演技でした。しかし、本作のMVPは、何といっても清丸国秀を演じた藤原竜也でしょう。本ブログでは、今まで彼の演技に関しては、ぼろくその記事を書いておりました。しかしながら、本作では救いようのない外道っぷりを見事なまでに発揮しております。これには、「悪の教典」でハスミンを演じた伊藤英明と比べても甲乙つけがたいレベル。彼の、今後の活躍にも期待が持てるようになりました。

 このように「藁の楯 わらのたて」は、三池崇史監督の才気あふれる演出と豪華名優の熱演が光るサスペンスアクションの逸品です。このような作品に対し、福岡から東京まで警察のヘリでいけばよいじゃないなんて野暮なこというのはやめましょう。では、本日はこの辺で ヽ(☆・Д・)ノ○ー○メガネふりバイバイ 。


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