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龍三と七人の子分たち : あの頃のタケシは、もういない…。2015年05月05日 11:34

龍三と七人の子分たち
 何だかんだと、4月も忙しくしておりました。そのため過労で寝込んだりしちゃって、まるまる一ヶ月更新出来ませんでした。でも、ゴールデンウィークで生気を養い復活しましたよ、マジで。では、本日紹介する作品はこちらになります。
【題名】
龍三と七人の子分たち

【製作年】
2015年

【製作国】
日本

【鑑賞手段】
映画館

【おすすめ度】
ふつうだね

【あらすじ】
 70歳の高橋龍三(藤竜也)は、元ヤクザの組長だが“鬼の龍三”と畏れ慕われた時代はもはや過去のもの。現在は家族にも相手にされず、社会にも居場所がなく、大企業で働く息子・龍平(勝村政信)の家に肩身の狭い思いで身を寄せながら「義理も人情もありゃしねぇ」と世知辛い世の中を嘆いている。そんなある日、オレオレ詐欺に引っかかったことをきっかけに、元暴走族の京浜連合と因縁めいた関係になった龍三は「若いヤツらに勝手な真似はさせられねぇ」と、昔の仲間に召集をかける。
あらすじの続きはこちらをクリック。 (MovieWalkerより引用)


【感想】
 この「龍三と七人の子分たち」は、引退したヤクザの元組長とその子分たちの活躍をコメディタッチで描いた人間ドラマです。かっては“鬼の龍三”と畏れ慕われたやくざの組長である龍三親分役には、「柘榴坂の仇討」の藤竜也。”若頭のマサ”役には、「TAJOMARU」の近藤正臣。”はばかりのモキチ”役には、「犬とあなたの物語 いぬのえいが」の中尾彬。監督・脚本は、「アウトレイジ ビヨンド」の北野武。

 結構笑えましたよ、マジで。特に、中尾彬の死体を挟んでのドンパチシーン、タケシらしい毒の効いた笑いでした。でもねぇ、笑い以外は今一の作品でもあったんですよね。これには、大きく二つの理由があると個人的には感じました。

 先ずは、作品全体の盛り上がり感が足りなかった気がするんですよね。特に、小野寺昭演じる”神風のヤス”が京浜連合の自社ビルに”カミカゼ”の敢行を決心したシーン。どんな映像になるのかわくわくしました。それが、あれだもんなぁ~。自分でハードル上げるだけ上げて、その下を潜り抜けただけのようなオチ。あれは、ないですよ。そして、中尾彬の死体を挟んでのドンパチシーンからエンドロールへ向けての盛り下がり感、本当にタケシが脚本書いたのと疑いたくなるレベル。何だかなぁ、もう。

 次は、若者から中年が悪で老人が善みたいな雑な作り。タケシも七十近い年齢だから仕方ないのかもしれないが、この映画を観る年代はもっと若いでしょう。また、実社会においても、現代の老人世代はいかがなものかと思える人が多くなったと感じますけどね。そこを掘り返さないのが日本人の良いところでもあるのですが、本作のようにあからさまに老人が善みたいに描かれてもね。いわゆる一般的日本人の逆の切り口からモノを見て語るのが、タケシが天才だと感じられた一番の理由だと思っていたのですが…。

 このように「龍三と七人の子分たち」は、タケシらしい毒の効いた笑いを感じさせると同時に、鋭かった感性が曇ったことを感じさせる作品となっております。こんなだと、次回作は劇場で観ないかもしれないですね。では、本日はこの辺で ((w(^∇^)w))バイバーイ 。


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