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凶悪 : ピエール瀧の演技に脱帽!2014年10月05日 15:47

凶悪
 本日18時から、シーズン2位を決める大切な試合があります。そう、無能な首脳陣と無力なベテラン人を若手が支える広島カープの最終戦です。何とか、勝って欲しいものですが、どうなることでしょう。では、本日紹介する作品はこちらになります。
【題名】
凶悪

【製作年】
2013年

【製作国】
日本

【鑑賞手段】
DVD

【おすすめ度】
おすすめ!

【あらすじ】
 ある日、雑誌『明朝24』の編集部に一通の手紙が届いた。それは獄中の死刑囚(ピエール瀧)から届いた、まだ白日のもとにさらされていない殺人事件についての告発だった。彼は判決を受けた事件とはまた別に3件の殺人事件に関与しており、その事件の首謀者は“先生”と呼ばれる人物(リリー・フランキー)であること、“先生”はまだ捕まっていないことを訴える死刑囚。闇に隠れている凶悪事件の告発に慄いた『明朝24』の記者・藤井(山田孝之)は、彼の証言の裏付けを取るうちに事件にのめり込んでいく……。
あらすじの続きはこちらをクリック。 (MovieWalkerより引用)


【感想】
 この「凶悪」は、死刑囚の告発が未解決事件の真犯人逮捕につながった実話を基にした衝撃のヒューマンドラマです。雑誌『明朝24』の編集部で働く藤井修一役には、「MONSTERZ モンスターズ 」の山田孝之。獄中にいる死刑囚の須藤順次役には、「はやぶさ 遥かなる帰還」のピエール瀧。須藤が告発した木村孝雄(先生)役には、「そして父になる」のリリー・フランキー。監督は、故・若松孝二監督に師事した白石和彌。

 見応えは十分なのですが、何ともやりきれなさを感じさせる作品でした。須藤順次と木村孝雄は、「凶悪」という題名通りの救いようのない人間。でも、”凶悪”な内面を持っているのは、この二人だけではないのです。主人公の藤井修一は勿論、全ての人間が内包していることをまざまざと見せ付けるのです。このオチは、辛かったですよ。マジで。

 何といっても凄かったのが、真の主人公といってもよい須藤順次を演じたピエール瀧。鳥肌者の演技でした。山田孝之やリリー・フランキーも相変わらず上手いのですが、本作におけるピエール瀧は別格でした。息をするように人を殺す須藤順次という男を、狂気に満ちた表情で演じていました。逆に、逮捕されてからの穏やかな物腰の須藤とのギャップ、そんな中でも最後に見せる狂気の表情、素晴らしかったですよ。昨年、様々な映画賞で演技が絶賛されたのも頷けます。

 そして、何ともやりきれないのが、本作が実話を基に作られたということ。凶悪な事件が多くなったとニュースでは語られていますが、昭和30年以降殺人事件の件数は減少傾向にあります。でもねぇ、中身が濃くなってるような気がするわけ。本作では、そんなことを再認識させられました。

 このように「凶悪」は、観ると疲れること間違いなしの作品となっております。しかし、緊張感たっぷりの演出と演技で、見応えのある作品にもなっているので、興味のある方は是非。では、本日はこの辺で ☆・゚:*ヾ(●´゚∀゚`●)ノゞバイバイキ━ン*:゚・☆ 。


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_ 映画@見取り八段 - 2014年10月05日 16:47

凶悪     監督: 白石和彌    出演: 山田孝之、ピエール瀧、リリー・フランキー、池脇千鶴、白川和子、吉村実子、小林且弥、斉藤悠、米村亮太朗、松岡依都美、ジジ・ぶぅ、村岡希美、外波山文明、廣末哲万、九十九一、原扶貴子 公開: 2013年9月21日 2013年10月…

_ 佐藤秀の徒然幻視録 - 2014年10月05日 17:03

公式サイト。新潮45編集部原作、白石和彌監督、山田孝之、ピエール瀧、リリー・フランキー、池脇千鶴、白川和子、吉村実子、小林且弥、斉藤悠、米村亮太朗、松岡依都美、ジジ・ぶ ...

_ カノンな日々 - 2014年10月05日 17:47

新潮45編集部の取材記録を綴ったベストセラー・ノンフィクション「凶悪 ある死刑囚の告発」を基に『ロストパラダイス・イン・トーキョー』の白石和彌監督が山田孝之さんを主演に映 ...

_ こみち - 2014年10月05日 19:43

JUGEMテーマ:映画館で観た映画
 



 

冒頭からのエロシーンには、ちょっと吃驚しました。

 

至る所に暴力シーンやエロシーン、グロテスクな描写があるので

 

それらが嫌いな人は、見ないほうが良いでしょう。

 

15禁でなく18禁だったほうが良かったのではと思います。

 

唯一救いがあるとすれば、藤井洋子の義理の母に対して

 

暴力をふるっていたことを告白したことでしょうか。

 

 

 

2013年 日活

 

キャスト

 藤井修一 ・・・・・山田孝之

 須藤純次 ・・・・・ピエール瀧 

 木村孝雄 ・・・・・リリー・フランキー

 藤井洋子 ・・・・・池脇千鶴

 牛場百合枝・・・・・白川和子

 

 

映画『凶悪』公式サイト

 

 

 

 

【言及】

 

 

 

 

_ ダイターンクラッシュ!! - 2014年10月05日 23:45

2013年9月23日(月) 15:05~ チネ4 料金:1000円(チネチッタデー) パンフレット:未確認 繊細な人、やさしい人、気の弱い人は、見ないほうがいい。 『凶悪』公式サイト 実話ベース。 死刑囚のピエール瀧の告発を追う週刊誌記者山田。瀧の悪行の後ろでは、リリー・フランキーがほくそ笑んでいた。 前半の山田の取材、中盤のフランキー中心の園子温状態、後半の法廷と主に3場面に分かれる。 前半は、退屈。 中盤は、嫌なシーンも多く、なかなかいけるのだが、園子温と書いたほどではなかった。残虐なところは園子温ばりなのだが、人間関係の描写がいささか希薄なので、折角の役者の魅力が十分に出ていなくて残念。 後半、いきなり主役はピエールだ。 フランキー一人が凶悪ということでないようで、山田や千鶴ちゃんに至るまで、いろいろな悪意を用意してくれるのだが、風呂敷広げすぎの感もあり、なんか半端で纏まり無いという印象。 園子温ぐらい脚色したほうが良かったかも。 いや、園子温が撮るべきかも。 飲酒の強要、手作り感電装置、スタンガンと拷問の挙句、ボトル1本のスピリタスの一気飲みをさせる。 その被害を受ける爺さん、スピリタスを飲まされ「やめてくれ」とか言っているのだが、そんな余裕は無いと思われる。とっくの昔に失神。意識があれば、スピリタス1口で咳き込む。 お勧め度:☆☆★ 老人虐待度:☆☆☆☆ 俺度:☆☆★

_ ケントのたそがれ劇場 - 2014年10月06日 11:13

★★★★ 製作:2013年 日本 上映時間:128分 監督:白石和彌  ノンフィクション「凶悪-ある死刑囚の告発-」を映画化した衝撃作である。ジャーナリスト・藤井修一は、死刑囚・須藤純次の告白を受けて、おぞましい事件の数々を追って奔走する。 須藤が余罪の数

_ いやいやえん - 2014年10月06日 16:00



人間はどこまで悪になれるのかとか考えていくときりがないですが、禍々しい悪というものはあるものです。
先生と呼ばれて、殺人の快楽と貧困ビジネスの利潤を両立させている木村、先生のために殺人・死体処理をしていた須藤とその舎弟たち。唯一、事件を追うあまり、自らの家庭の問題(認知症の母の介護)から目をそらす藤井の存在が、人間味があるというか。
実際にあった事のフィクションという事で、少々白々しく見えてしまうのも確かなのですが、藤井が木村の家の曇ったガラス窓をこすって中を覗くシーンから、回想のような過去に入っていく演出は非常に上手いと思いました。
「よし。ぶっこんじゃおう」と、いとも簡単に行われる殺人。次々に老人を消して土地や保険金を巻き上げていく。そこに金があり、その邪魔になっている老人がいる。しかも家族に掛け金まで渡して保険金を丸ごと頂いてしまうというもの。家族公認の殺害。これは猟奇殺人よりもおぞましいものですよ。
生きてる実感を感じている須藤と反対に、自由な世界にいるはずの藤井が絶望を感じている。本当の「凶悪」は誰なのか。
自分の知らない世界の中にある悪の深さに驚愕するような作品でした。

【概略】
獄中の死刑囚・須藤から、闇に埋もれた殺人事件を告発する手紙を受け取った雑誌記者・藤井。須藤は事件の首謀者である“先生”を追い詰めたいと訴え、藤井は取材にのめり込んでいくが…。

サスペンス

_ アニヲタ、ゲーヲタの徒然草(仮) - 2014年10月08日 04:10

【境界の彼方 第1話(新番組)】ラノベ原作、京アニ制作の現代ファンタジー作品。原作は未読。これはいい眼鏡作品ですねwヒロインの女の子は、眼鏡属性の中では“ズレ眼鏡”に当 ...

_ 象のロケット - 2014年10月10日 23:15

スクープ雑誌「明朝24」編集部に届いた死刑囚・須藤からの手紙には、驚愕の内容が記されていた。 元ヤクザの須藤は死刑判決を受けた事件の他に3つの殺人にかかわっており、その全てを記事にすることで、のうのうと生きている首謀者“先生”を追い詰めたいというのだ。 若きジャーナリスト藤井は、闇に埋もれた凶悪事件の真相を追うのだが…。 サスペンス・スリラー。

_ Subterranean サブタレイニアン - 2015年11月02日 16:06

監督 白石和彌 主演 山田孝之 2013年 日本映画 128分 サスペンス 採点★★★ “犯罪に巻き込まれない為には犯罪者のテリトリーに身を置かない”ってのをモットーにしているので、これといった犯罪に巻き込まれたこともなければ、それっぽい知り合いもいない私。な…