Google
WWW を検索 ブログ内検索

NO ONE LIVES ノー・ワン・リヴズ : 超絶の侵入方法2014年08月03日 16:11

NO ONE LIVES ノー・ワン・リヴズ
 牛丼チェーン「すき家」の小川会長、まだまだ懲りていないようですね。「ブラックというレッテルを貼られて、社員たちも「非常に悔しい」という思いが強いです。 」って、悔しいと考えている社員は現場で働いている人たちではないでしょう。同じ経営者の端くれとして、こんな人間にならないように気をつけたいですね。では、本日紹介する作品は、こちらになります。
【題名】
NO ONE LIVES ノー・ワン・リヴズ

【製作年】
2012年

【製作国】
アメリカ

【鑑賞手段】
DVD

【おすすめ度】
ふつうだね

【あらすじ】
 ハイウェイをたまたま通りがかったカップルをギャング・グループが襲撃、拉致監禁し、女性を殺害する。彼らにとってそれはいつも通りの出来事のはずだったが、奪った車のトランクには全米を震撼させている事件の行方不明者エマ(アデレイド・クレメンス)が囚われていた。高額賞金が掛けられたエマの発見に喜びを隠せないギャングたち。しかし、恋人を殺された男(ルーク・エヴァンス)には、恐ろしい本性が隠されていた。
あらすじの続きはこちらをクリック。 (MovieWalkerより引用)


【感想】
 この「NO ONE LIVES ノー・ワン・リヴズ」は、「ゴジラ ファイナル ウォーズ」の北村龍平監督が、ハリウッドで撮り上げたバイオレンス・ホラーです。ハイウェイを走る車のダライバー役には、「推理作家ポー 最期の5日間」のルーク・エバンス。ドライバーが運転する車のトランクに捕らえられていたエマ役には、「サイレントヒル:リベレーション3D 」のアデレイド・クレメンス。

 最初はね、愛する者を殺された男の復讐劇だと思っておりました。でも、全然違ってたんですよね。本作を一言でいえば、スーパーどSとスーパーどMのカップルが、全米をドライブしながらプレイの応用編で悪党を始末していく作品だったわけです。だからね、最後には悪党たちがかわいそうになりましたよ。よりによって、こんなど変態カップルに手を出すなんて…。

 何といっても衝撃だったのが、ドライバーが悪党たちの自宅に侵入する方法。あれは、私のしょぼい想像力では予想できなかったなぁ。その映像的インパクトも絶大で、この時点で悪党たちに哀れみを感じました。では、その後はどうなのかというと、侵入方法が余りにもインパクトがあったために、今一つに感じました。ここは、もう一ひねりアイデアが欲しかったところですね。

 そして、本作を観て感じたのは、ルーク・エバンスの男の色気。これは、おっちゃんの私から見ても十分に伝わるもの。特に本作のような作品では、この”色気”が極めて重要だと思います。だって、ザック・ガリフィアナキスがドライバー役だったら、この映画そのものが成り立たなくなりますからね。

 このように「NO ONE LIVES ノー・ワン・リヴズ」は、スーパーどSのドライバーに悪党たちが次々と始末されるバイオレンス・ホラー作品となっております。全体的には凡作の域を出ませんが、所々に「むっむ!」と思わせる光る演出があるので、興味のある方は是非。では、本日はこの辺で メモメモ_〆(´Д`●)ペタッ(○≧ω≦)ノ【バイバイ】 。


人気ブログランキングへ ←記事を気に入った方は”ポッチ”とお願いします。

★この映画の皆さんの評価★

関連商品

るろうに剣心 京都大火編 : 前作を凌ぐ傑作映画!!2014年08月06日 11:11

るろうに剣心 京都大火編
 朝日新聞、右翼の方、共に香ばしいですなぁ。慰安婦問題に関しては、肯定も否定もできないですよ。お互い、冷静になるべきだと思いますが。まあ、こんなことは置いておいて、本日紹介する作品はこちらになります。
【題名】
るろうに剣心 京都大火編

【製作年】
2014年

【製作国】
日本

【鑑賞手段】
映画館

【おすすめ度】
超おすすめ!!

【あらすじ】
 かつて“人斬り抜刀斎”と恐れられ“最強”の伝説を残した男・緋村剣心(佐藤健)は、新時代を迎え、神谷薫(武井咲)ら大切な仲間たちと穏やかな日々を送っていた。そんなある日、剣心は新政府から、剣心の後継者として“影の人斬り役”を務めた志々雄真実(藤原竜也)を討つよう依頼される。志々雄は新政府に裏切られ焼き殺されたはずだったが、奇跡的に復活、京都で戦闘集団を作り上げ日本征服を狙っていた。
あらすじの続きはこちらをクリック。 (MovieWalkerより引用)


【感想】
 この「るろうに剣心 京都大火編」は、週刊少年ジャンプに連載された和月伸宏の同名コミックを佐藤健主演で実写映画化し、大ヒットを記録したアクション作の続編となる2部作の前編となる作品です。かつて“人斬り抜刀斎”と呼ばれ恐れられた男である緋村剣心役には、前作から引き続き佐藤健。シリーズのヒロインである神谷薫役にも、前作から引き続き武井咲。元御庭番衆で剣心を付狙う四乃森青紫役には、「清須会議」の伊勢谷友介。元・新選組三番隊組長で警官の斎藤一役には、「脳男」の江口洋介。都で戦闘集団を作り上げ日本征服を狙う志々雄真実役には、「MONSTERZ モンスターズ」の藤原竜也 。監督は、前作から引き続き大友啓史。

 前作を観た時から、次回作に大きな期待を抱いておりました。あのキレッキレの殺陣は、今まで観ていた水戸黄門や桃太郎侍などの時代劇の概念を軽く凌駕していましたからね。でも、本作を観て先ず感じた事は、殺陣のレベルどうこうではなく、原作をも遥かに凌駕した日本独自の剣客エンターテイメントとして身震いするような完成度となってなっていたことでした。

 先ずは、主人公の緋村剣心を演じた佐藤健。前作にも増して、そのはまり度は神レベルといってよい完成度。雑魚相手でも、その殺陣はしびれるレベルでした。また、剣心のライバルといってよい志々雄真実を演じた藤原竜也も素晴らしかった。全身を包帯で巻かれた役柄ですから、演技の中心になるのは”声”と”目”。その限られた中で、志々雄真実というウルトラど変態野郎を完璧に演じていました。この二人を中心にしてからの、伊勢谷友介、江口洋介、神木隆之介、青木崇高、田中泯等の面々もキレッキレの演技でした。こうなってくると、一人だけ次元の違う演技をしている武井咲が可哀相になりましたよ、マジで。

 圧倒的スピードの殺陣、明治初頭の混沌とした中にも活気のある街、志々雄真実の狂気ともいえる世界感、逸品の映像でした。前作の成功で大きくなった制作費を見事に消化(昇華)していますね。これには、大友啓史監督をはじめとする製作陣の心意気を感じました。

 但し、本作は2部作の前編。こんな扱いだと消化不良の終わり方になるのが常。確かに、あらすじだけをみれば、そんな感じかもしれません。十本刀の中で剣心とけりがついたのは、“刀狩”の張のみ。四乃森蒼紫にいたっては、剣心と剣を交えてもいない状態。でもね、観終った後の満足感は、そんなことを全く感じさせないんですよねぇ。しかも、最後の最後に福山雅治の登場。後編の公開も、今から楽しみでなりません。

 このように「るろうに剣心 京都大火編」は、傑作であった前作をも上回る剣客エンターテイメントの逸品となっております。美味しいところを全て残してこのデキですから、後編ではどれだけ楽しませてもらえるのでしょうか。では、本日はこの辺で (☆´・ω・`)⊃ ゚+。:.゚ばぁぃばぁぃ゚.:。+゚ ⊂(`・ω・´○) 。


人気ブログランキングへ ←記事を気に入った方は”ポッチ”とお願いします。

★この映画の皆さんの評価★

関連商品

トランスフォーマー ロストエイジ : この映像、やばすぎる!2014年08月09日 15:49

トランスフォーマー ロストエイジ
 このところの新聞やテレビの報道で大いに違和感を感じるのが、集団的自衛権を持つことが戦争に巻き込まれるという論調。これは、明らかに説得力ないでしょう。個人的には集団的自衛権だけでなく防衛のための先制攻撃も必要だと考えておりますが、閣議決定ではなく解散総選挙・憲法改正で行うべきだと思いますね。今回の方法がまかり通るなら、憲法は完全な骨抜きになりますよ。右の方も、左の方も、ヒートアップしないで冷静にいきましょう。国の今後を左右する、大切なことなのですから…。では、本日紹介する作品はこちらになります。
【題名】
トランスフォーマー ロストエイジ

【製作年】
2014年

【製作国】
アメリカ

【鑑賞手段】
映画館

【おすすめ度】
超おすすめ!!

【あらすじ】
 人類の存亡を賭けたディセプティコンとオートボットの戦いから4年。一人娘テッサ(ニコラ・ペルツ)と暮らす廃品工場のオーナー兼発明家のケイド・イェーガー(マーク・ウォールバーグ)は、安い値段で古いトラックを手に入れる。ところがそれは、オートボットのリーダー、オプティマス・プライムだった。オプティマスは、トランスフォーマーを取り締まろうとする政府の秘密機関KSIから逃れるため、変形して身を隠していたのだ。
あらすじの続きはこちらをクリック。 (MovieWalkerより引用)


【感想】
 この「トランスフォーマー ロストエイジ」は、日本のおもちゃをモチーフに、様々な姿・形に変形できる金属生命体トランスフォーマーの活躍を描くSFアクションのシリーズ第4弾となる作品です。廃品工場のオーナー兼発明家のケイド・イェーガー役には、「ローン・サバイバー」のマーク・ウォールバーグ。ケイドの一人娘であるテッサ・イェーガー役には、「エアベンダー」のニコラ・ペルツ。レースカードライバーでテッサの恋人でもあるシェーン・ダイソン役には、ジャック・レイナー。ロボット工学の企業「KSI」の経営者であるジョシュア・ジョイス役には、「ジャックと天空の巨人」のスタンリー・トゥッチ。CIAの高官で秘密機関「墓場の風 〈Cemetery Wind〉」の司令官でもあるハロルド・アッティンジャー役には、「ケイト・レディが完璧(パーフェクト)な理由(ワケ)」のケルシー・グラマー。監督は、「トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン」のマイケル・ベイ。

 本作は、色々と不満を感じた作品であることは間違いありません。当初、ボロボロだったオプティマス・プライムが、別のトラックをスキャンしただけで完全な状態に戻ってしまう件。生活もままならないデキの悪い発明家のケイドが、状況を冷静に分析しセキュリティーの高いKSIに潜り込む作戦を立案してしまう件。「KSI」製造のスティンガーは登場時にとてつもなく強かったが、量産型のトラックスの能力劣化が半端ない件。他にもいろいろな件があるが割愛しておきましょう。でも、本作の凄いところは、そんなことがどうでもよく感じられるところなんですよねぇ。

 それが何かといえば、勿論皆さんもお分かりですよね。とにかく、圧倒的な映像、これにつきます。ただ迫力満点というだけでなく、「墓場の風」の隊員たちの面を車のタイヤでこすり上げるなど、ディテールも恐ろしく凝っているわけです。ここまでくるとキレッキレどころではなく、神レベルの演出ですよ。マイケル・ベイは、やっぱ凄いですわ。

 キャストが一新されたのも、個人的にはGoodでした。ケイドとテッサの父娘関係、ケイドとシェーンの父と娘の恋人との関係、それぞれがコミカルに描かれて楽しませてくれました。でも、以外によい味だしまくってたのが、「KSI」の経営者であるジョシュア・ジョイス。当初は悪役だと思ってましたが、ヘタレな中にもちょっとした正義感が残っている憎めない存在でした。ニューキャラの中では、一番よいキャラであると思いますよ。

 でも、作品のデキ以外のところで残念に感じることころがあります。それは、トランスフォーマーが日本生まれの玩具であるにも関わらず、日本が舞台になっていないこと。興業的な面を考えれば中国での撮影は仕方ないと思いますが、一度は日本で撮影してもらいたいですよ、全く。

 このように「トランスフォーマー ロストエイジ」は、神レベルの映像を楽しめるSFアクションの逸品となっております。この映像は、映画館でみるべきだと思いますよ。では、本日はこの辺で (○≧ω・)⊃・゚・☆★バィバィ★☆・゚・⊂(・Д≦★)  。


人気ブログランキングへ ←記事を気に入った方は”ポッチ”とお願いします。

★この映画の皆さんの評価★

関連商品

男はつらいよ ぼくの伯父さん : 満男に対する揺るがない信頼に涙2014年08月19日 11:20

男はつらいよ ぼくの伯父さん
 皆さん、お盆休みどうでしたか。私はといえば、10日と17日にどえらくしんどい仕事をしておりました。その分、お金にはなるんですけどね。でも、お盆休みに働くなんて、本日紹介する主人公のようですね。
【題名】
男はつらいよ ぼくの伯父さん

【製作年】
1989年

【製作国】
日本

【ロケ地】
東京都葛飾区柴又、佐賀県(佐賀市、古湯温泉、吉野ヶ里)、茨城県(袋田)

【寅さんのマドンナ】
奥村寿子(泉の叔母):檀ふみ

【満男のマドンナ】
及川泉(満男の高校時代の後輩):後藤久美子

【鑑賞手段】
DVD

【おすすめ度】
超おすすめ!!

【あらすじ】
 寅次郎の甥・満男は浪人中の身であり人生に悩んでいた。そんな時、寅が柴又に帰ってきた。息子の悩みに応えきれないさくらは、寅に満男の悩みを聞いてくれと頼む。気軽に引きうけ、さっそく近くの飲み屋に満男を連れていき、そこで高校時代の後輩で佐賀へ転校してしまった泉という少女に恋していることを聞かされる。その夜満男のことで博と大ゲンカした寅はいつものごとくプイッと飛び出してしまう。
あらすじの続きはこちらをクリック。 (MovieWalkerより引用)


【感想】
 この「男はつらいよ ぼくの伯父さん」は、日本映画界の至宝ともいえる「男はつらいよ」シリーズの第十作目となる作品です。主役の車寅次郎を演じるのは、このシリーズが代表作となる渥美清。レギュラー陣では、その妹であり博の妻となったさくら役には倍賞千恵子、第一作でさくらと結婚し夫となった諏訪博役には前田吟、博とさくらの子供である満男役には吉岡秀隆、おいちゃんこと車竜造役には下條正巳、竜造の嫁でおばちゃんこと車つね役には三崎千恵子、裏の印刷工場の経営者であるタコ社長こと桂梅太郎役には太宰久雄、くるまやの店員である関西出身の三平役には北山雅康、柴又題経寺(柴又帝釈天)の住職である御前様役には笠智衆、題経寺の寺男である原公役には佐藤蛾次郎、寅次郎のテキヤ仲間であるポンシュウ役には関敬六。準レギュラー・ゲスト陣では、寅さんのマドンナで及川泉の叔母である奥村寿子役には檀ふみ、満男のマドンナ役で高校時代の後輩でもある及川泉役には後藤久美子、寿子の夫で高校教師の奥村嘉一役には尾藤イサオ、嘉一の父である奥村章之助役には今福将雄、泉の母である及川礼子役には夏木マリ。監督には、「東京家族」「小さいおうち」など、数々の名作を世に送り届けている巨匠・山田洋次がメガホンをとる。

 本作より、寅さんは若干活躍の場が減ってきます。というのも、主演の渥美清師匠の体調悪化が主な原因。その分、活躍の場が増えたのが甥っ子の満男。もし、この事がなければ、吉岡秀隆も随分と違った役者人生を歩んでいたかもしれません。そんな風に考えると、人の人生って面白いものですねぇ。

 とはいえ、作品自体はとても中身の濃いものとなっております。というのも、本作から寅さんのマドンナだけでなく、満男のマドンナも登場することになるからです。先ずは、寅さんのマドンナ役である檀ふみ。「男はつらいよ 寅次郎純情詩集」以来の2度目の登場。この時は、マドンナの娘役でした。そして、本作はどうなったかというと、マドンナとしては少々物足りない感じ。その分、大きな存在感を感じさせたのが、満男のマドンナを演じた後藤久美子。美しいだけでなく少女としてのあどけなさも感じさせる、正真正銘の美少女といったところ。正直、満男にはもったいない存在ですよ、全く。

 しかし、本作の見所は寅さん・満男コンビとマドンナの絡みではありません。それは、寅さんの甥っ子・満男に対する深い愛情と信頼が伝わるシーンです。ひょんなことから、泉が世話になっている奥村家で世話になることになった寅さんと満男。その間、満男と泉はデートをし門限まで破ってしまう始末。そのことに対し、主人の奥村嘉一が満男のことを批判するわけです。そこで満男を庇う寅さんの言葉は、とても熱いものであり、同時に満男に対する深い愛情と信頼を感じられるものでした。このシーンは、涙無くしては見れなかったですよ。

 このように「男はつらいよ ぼくの伯父さん」は、題名通り伯父と甥っ子の信頼関係が見事に描かれた作品となっております。それにしても、二人の距離感は絶妙で、一つの理想の関係かもしれないですね。では、本日はこの辺で ヽ(●`・∀・´)八゛レl八゛レl(`・ω・´★)ノ 。


人気ブログランキングへ ←記事を気に入った方は”ポッチ”とお願いします。

★この映画の皆さんの評価★

関連商品

喰女 クイメ : 女の執念はホラー級2014年08月23日 18:08

喰女 クイメ
 広島市の土砂災害、とんでもないことになりました。とはいえ、道路一本はさんで、普通の生活を送っている人もいれば、被災された人もいる。仕事柄、発電機や高圧洗浄機を持っているので、被災地がもう少し落ち着いたらボランティアしないといけないでしょうね、同じ広島市民として。では、本日紹介する作品はこちらになります。
【題名】
喰女 クイメ

【製作年】
2014年

【製作国】
日本

【鑑賞手段】
映画館

【おすすめ度】
おすすめ!

【あらすじ】
 舞台「真四谷怪談」で、お岩役を演じるスター女優・後藤美雪(柴咲コウ)。美雪の強い推挙により、恋人である俳優・長谷川浩介(市川海老蔵)が伊右衛門役に大抜擢される。さらに、鈴木順(伊藤英明)と、朝比奈莉緒(中西美帆)がキャストとして決定する。伊右衛門のエゴや非道さに傷つくお岩の怨みと恐ろしさを舞台上にうつし出す四谷怪談の世界と、それを演じる男女の愛と欲が渦巻く現実世界。舞台に集った俳優陣が、稽古と日常のはざまで、それぞれの想いが募っていく。
あらすじの続きはこちらをクリック。 (MovieWalkerより引用)


【感想】
 この「喰女 クイメ」は、歌舞伎俳優の市川海老蔵が企画・主演を務め、日本三大怪談のひとつにも挙げられる「四谷怪談」をモチーフにしたサスペンス・ホラーです。不貞の限りを尽くす売れない俳優の長谷川浩介/伊右衛門役には、「利休にたずねよ」の市川海老蔵。浩介の恋人であり、舞台「真四谷怪談」でお岩役を演じるスター女優・後藤美雪役には、「晴天の霹靂」の柴咲コウ。舞台「真四谷怪談」の共演者である鈴木順/宅悦役には、「WOOD JOB!(ウッジョブ) 神去なあなあ日常」の伊藤英明。舞台「真四谷怪談」の共演者で浩介の浮気相手の一人である朝比奈莉緖/伊藤梅役には、「神様のカルテ」の中西美帆。美雪の付き人である倉田加代子役には、「バイロケーション」のマイコ。監督は、「土竜の唄 潜入捜査官 REIJI」の三池崇史。

 以前観た「一命」は、素晴らしい作品でした。肩が凝るほどのぴりぴりとした緊張感が、切腹という一命をかけることの重さを感じさせる映画となっておりました。三池崇史監督と市川海老蔵という二人の天才が見事に融合したからこそ、あそこまでの作品になったのだと思います。そんなわけですから、本作も期待値が超高くなっておりました。でも、その期待値を超える作品ではなかったですねぇ。

 その原因は、市川海老蔵のような気がします。何というか、何時もの他の役者を圧倒する”海老蔵”らしさがないんですよねぇ。本作の真の主人公といってよい後藤美雪役の柴咲コウを引き立てるためなのか、人間的にヘタレな役柄を演じているからなのか、色々と苦労して人間的に丸くなったのか、素人の私には理解できません。でも、完全なる脇役といってよい伊藤英明(彼も超一流ですけどね)にも劣る存在感だったのは少し気になります。うるさい小言を言う輩が多い世の中ですから様々なプレッシャーがあると思うのですが、次回作は何時もの”海老蔵”らしさを発揮して欲しいものです。

 市川海老蔵が今一だった分、逆に存在感を発揮したのが柴咲コウ。美しい女性が常軌を逸脱していく様は、女の怨念がいかに恐ろしいのかを世の男共に教授する素晴らしい演技でした。特に、彼女の心の闇を表現した黒尽くめのマンションに浩介が戻ってきた時の美雪は、美しさとキモさが入り乱れたガクブルの演技でした。「青天の霹靂」とは真逆の女を、見事に演じていました。

 映像は、流石の三池崇史監督といったところ。ホラーというジャンルでありながら、「うわ!」と声が出るような怖がらせ方でなく、女の怨念だけで観る者の背筋を寒くさせるあたりは流石の一言。原作と脚本を兼ねた山岸きくみ先生の計算し尽くされたあらすじと相まって、ホラーの新しい形を創ったといってよい素晴らしい映像でした。

 このように「喰女 クイメ」は、ホラーの新しい形を創ったといってもよい作品に仕上がっております。但し、公開初日にも関わらず、私が足を運んだ映画館では客足が今二だったのはどうしてだろう…。では、本日はこの辺で バィ―――ヽ(○´・∇・`○)ノ―――バィ♪ 。


人気ブログランキングへ ←記事を気に入った方は”ポッチ”とお願いします。

★この映画の皆さんの評価★

関連商品