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渇き。 : 疲れる映画だったなぁ。2014年07月01日 10:34

渇き。
 山形新幹線に、足湯が利用できる「とれいゆ」という車両が登場するとのこと。癒しですねぇ。ちなみに、本日紹介する作品は「癒し」を吹っ飛ばすこちらになります。
【題名】
渇き。

【製作年】
2014年

【製作国】
日本

【鑑賞手段】
映画館

【おすすめ度】
おすすめ!

【あらすじ】
 元刑事の藤島昭和(役所広司)のもとに、ある日別れた妻から、娘の加奈子(小松菜奈)の行方がわからなくなったと連絡が入る。家族を失った原因について顧みずに、理想の家族像を手に入れようと思い描き、なりふり構わず娘の行方を追う藤島。娘の交友関係を洗ううちに、成績優秀で学校の人気者だったはずの加奈子のとんでもない側面が露わになっていく……。
あらすじの続きはこちらをクリック。 (MovieWalkerより引用)


【感想】
 この「渇き。」は、第3回「このミステリーがすごい!」大賞に輝いた深町秋生の「果てしなき渇き」を映画化した作品です。元刑事の藤島昭和役には、「清須会議」の役所広司。突如行方が分からなくなった昭和の娘である加奈子役には、本作が長編映画デビュー作となる小松菜奈。藤島の後輩刑事である浅井役には、「東京家族」の妻夫木聡。殺しに取り付かれた愛川役には、「マイウェイ 12, 000キロの真実」のオダギリジョー。加奈子の担任教師であった東里恵役には、「利休にたずねよ」の中谷美紀。監督は、「告白」の中島哲也。

 「告白」は、衝撃的な作品でした。と同時に、中島哲也監督の映像センスの素晴らしさを感じた作品でもあります。そんなわけで、期待して映画館に行っちゃったわけです。そして、本作を観終わって感じたことは、とてもとても疲れる映画だったんですよねぇ。

 とにかく、エログロが強烈でした。そのことに関しては、開始早々にに理解できる親切設計になっているのですが、それでもしんどかった。暴力シーンやレイプシーンは、とてもリアリティーが感じられるもので、正視に堪えない場面もありました。まあ、虫を触るのに相当な決心が必要な私が言っているだけなので、人によっては違うかもしれませんが…。

 映像以上に疲れさせたのが、救いようのないあらすじ。主人公の藤島昭和や娘の加奈子をはじめ、全ての登場人物がろくでなしのクソッタレなのです。唯一まともな人間だと思っていた東里恵でさえ、持つもの持ってますから。そして、あの結末。決して誰も救われないんですよねぇ。この辺は、因果報酬ってやつですかね。

 でも、本作で一番凄いと感じたのは、役者さんの振り切れた演技。ろくでなしのクソッタレを演じるには、こうでないといけないですよね。特に、主演の役所広司は圧巻で、問題も性欲も暴力で解決しようとする男とぎりぎりのところで魅せる父親を見事に演じていました。それと、軽薄野郎の浅井を演じた妻夫木聡。彼だけ他の役者さんと空気感が違っており、登場時には館内に笑い声が聞こえるシーンもありました。本作で唯一心が休まる登場人物だったかな。

 このように「渇き。」は、観るあたり体力が必要な作品となっております。但し、”超おすすめ!!”としなかったように、「告白」ほどのインパクトを感じなかったのも事実です。では、本日はこの辺で (○ФcФ)ノ【l£〃レll£〃レl】  。


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渇き。
'14:日本


◆監督:中島哲也「告白」「パコと魔法の絵本」「嫌われ松子の一生」
◆主演:役所広司、小松菜奈、妻夫木聡、清水尋也、二階堂ふみ、橋本愛、國村隼、黒沢あすか、青木崇高、オダギリジョー、中谷美紀


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_ 笑う社会人の生活 - 2015年01月14日 17:28

6日のことですが、映画「渇き。」を鑑賞しました。

元刑事の藤島は元妻から娘の加奈子が失踪したと知らされ 自分が思い描く家族像を取り戻そうと躍起になり娘の足取りを調べはじめる。
加奈子の交友関係をたどるうちにこれまで知らなかった人物像が次々と浮かび上がり昭...