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超高速!参勤交代 : 笑って楽しめる娯楽時代劇2014年06月22日 20:51

超高速!参勤交代
 梅雨ですねぇ。こんな日は、映画館に行くのも悪くないですね。では、本日紹介する作品はこちらになります。
【題名】
超高速!参勤交代

【製作年】
2014年

【製作国】
日本

【鑑賞手段】
映画館

【おすすめ度】
超おすすめ!!

【あらすじ】
 元文元年春、磐城国の湯長谷藩は徳川八代将軍吉宗の治める江戸幕府から、通常8日かかる道のりにも関わらず突然5日以内に参勤交代をするよう命じられる。湯長谷の金山を手中に入れようとする老中・松平信祝(陣内孝則)の策略によるものだった。わずか1万5千石の小藩にとって、ただでさえ貯蓄も人手もない上にあまりにも短い日程を強いられたこの参勤交代は到底できようもないものだった。あまりの無理難題に憤りながらも、藩主・内藤政醇(佐々木蔵之介)は家老の相馬兼嗣(西村雅彦)に対策を講じさせる。そして、藩の少人数のみで山中を近道して駆け抜けていき、道中の人が見ているところでは渡り中間を雇って大人数に見せかけるという作戦を立てる。さらに東国一の忍びと言われる戸隠流の抜け忍・雲隠段蔵(伊原剛志)を道案内役に任じるが、一方で幕府の老中らはこの参勤交代を阻もうと手をのばしてくる……。
あらすじの続きはこちらをクリック。 (MovieWalkerより引用)


【感想】
 この「超高速!参勤交代」は、優秀な映画向けの脚本に与えられる城戸賞に輝き、小説化されるやベストセラーとなった土橋章宏の同名作を映画化した時代劇コメディです。磐城国の湯長谷藩主である内藤政醇役には、「岳 ガク」の佐々木蔵之介。旅籠で飯盛女として働お咲役には、「ワイルド7」の深田恭子。湯長谷の金山を手中に入れようとする老中・松平信祝役には、「種まく旅人 みのりの茶」の陣内孝則。湯長谷藩の藩士である島崎新右衛門役には、劇場版 「猫侍」の寺脇康文。湯長谷藩の藩士である秋山平吾役には、「土竜の唄 潜入捜査官 REIJI」の上地雄輔。参勤交代の道案内役である戸隠流の抜け忍・雲隠段蔵役には、「愛と誠」の伊原剛志。監督は、「すべては君に逢えたから」の本木克英。

 公開前から、それなりに気になっていた作品でした。予告編もなかなかだったし、題名も分かりやすくてよいですよね。それに、今年に入って全く時代劇観てなかったですから。そんな訳で、早速観に行ってまいりましたよ。それで本作を観た感想なのですが、とても笑える娯楽時代劇で非常に楽しめる作品となっておりました。

 とにかく、家老の相馬兼嗣をはじめとする藩士たちの一生懸命さに、劇場内では笑いが絶えませんでした。藩士たちの共通点は、みんな真面目で藩主である内藤政醇のことを慕っていること。だからこそ、みんな一生懸命になり、その一生懸命さが笑いへと昇華されていくのです。時代劇で、ここまで笑ったのは初めてですよ、全く。

 そして、笑いだけでなく、時代劇の必須要素であるチャンバラもたっぷりと魅せてくれました。先ずは、佐々木蔵之介演じる湯長谷藩主である内藤政醇の抜刀術。派手さはないものの、渋さの中にきらりと光る閃光のような殺陣でした。そして、ラストの大チャンバラ劇。若干古さを感じさせるものの、寺脇康文、上地雄輔、知念侑李、柄本時生、六角精児、それぞれにちゃんと見せ場がある心憎い演出となっておりました。やっぱり、時代劇はこうでないといけないですよねぇ。

 でも、本作を観ていて感じたことは、これだけではありません。本作において湯長谷藩が置かれている状況はとても理不尽なもので、現在の福島の人たちが置かれている状況と完全に被っているように感じました。そんなこともあって、観る側も無意識のうちに湯長谷藩に肩入れしてしまうのでしょう。だとすれば、退場させられた老中・松平信祝は東京電力といったところでしょうか。実際にも、こうなることを願っているのは私だけではないと思いますよ。

 このように「超高速!参勤交代」は、若干のツッコミどころはあれど、笑って楽しめる娯楽時代劇の逸品です。でもこうやって思うと、テレビでは余り観られなくなった時代劇、やっぱ良いよねぇ。では、本日はこの辺で メモメモ_〆(´Д`●)ペタッ(○≧ω≦)ノ【バイバイ】 。


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★この映画の皆さんの評価★

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コメント

_ 岩通信 ― 2014年06月30日 09:40

なんか、三つも同じトラバをくれて不思議な気がします(笑)そんなに見てほしいのかなあと思います。劇場へはいけないけど、レンタルで見ますね。たぶん。すいません。僕にもいろいろ事情があります。すぐに見れなくてごめんなさい。

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_ 大江戸時夫の東京温度 - 2014年06月22日 22:21

映画『超高速! 参勤交代』を試写会で観ました。2011年の城戸賞受賞作の脚本を映

_ ☆みぃみの日々徒然日記☆ - 2014年06月23日 13:22

平成26年6月23日(月)。 映画:「超高速!参勤交代」。 監  督:本木克英 脚  本:土橋章宏 主 題 歌:塩ノ谷早耶香 キャスト: 内藤政醇:佐々木蔵之介・お咲:深田恭子 雲隠段蔵:伊原剛志・荒木源八郎:寺脇康文 秋山平吾:上地雄輔・鈴木吉之丞…

_ 佐藤秀の徒然幻視録 - 2014年06月25日 11:56

公式サイト。本木克英、佐々木蔵之介、深田恭子、伊原剛志、寺脇康文、上地雄輔、知念侑李、柄本時生、六角精児、市川猿之助、石橋蓮司、陣内孝則、西村雅彦。磐城の国の弱小藩主 ...

_ 勝手に映画評 - 2014年06月25日 20:36

1735年(享保20年)の実在の湯長谷藩(現在の福島県いわき市)を舞台にした物語。参勤交代から戻ったばかりの石高1万5千石の小藩である湯長谷藩に、「5日以内に参勤せよ!」との幕府からの命令が。通常でも、参勤には8日が必要。しかし、逆らえば藩が取り潰されるという状...

_ みはいる・BのB - 2014年06月26日 21:32




☆☆☆★- (10段階評価で 7)
6月21日(土) OSシネマズ神戸ハーバーランド スクリーン7にて 12:40の回を鑑賞。

_ カノンな日々 - 2014年06月26日 22:05

初めて予告編を観たときから、これは面白そうと公開日を楽しみにしてました。第37回城戸賞の入選作でもある土橋章宏さんの同名作品を『鴨川ホルモー』の本木克英監督が映画化した ...

_ こねたみっくす - 2014年06月26日 23:02

えっさこらさ!磐城魂、見てくんちょ!
通常8日間は掛かる江戸までの道のりをわずか5日で参勤交代せよ!という幕府からの無理難題に挑む、金なし・人手なし・時間なしの小藩を ...

_ 映画好きパパの鑑賞日記 - 2014年06月27日 04:43

 第37回城戸賞に歴代最高点で輝いた土橋章宏の脚本を映画化。これまで、数多くの時代劇があるなか、参勤交代に目を付けたアイデアと、映画版になってさらにブラッシアップされたことが功を奏して、老若男女が楽しめる娯楽時代劇になりました。多少、強引なところも、演者…

_ 映画好きパパの鑑賞日記 - 2014年06月27日 04:43

 第37回城戸賞に歴代最高点で輝いた土橋章宏の脚本を映画化。これまで、数多くの時代劇があるなか、参勤交代に目を付けたアイデアと、映画版になってさらにブラッシアップされたことが功を奏して、老若男女が楽しめる娯楽時代劇になりました。多少、強引なところも、演者…

_ 映画@見取り八段 - 2014年06月27日 05:18

超高速!参勤交代      監督: 本木克英    キャスト: 佐々木蔵之介、深田恭子、伊原剛志、寺脇康文、上地雄輔、知念侑李、柄本時生、六角精児、市川猿之助、石橋蓮司、陣内孝則、西村雅彦、甲本雅裕、近藤公園、忍成修吾、和田聰宏、冨浦智嗣、舞羽美海、前田旺…

_ まっきいのつれづれあれこれ - 2014年06月27日 08:08

1年間の参勤交代を終えて、故郷 福島県の湯長谷藩(現いわき市)に帰ってきた藩主

_ ノルウェー暮らし・イン・原宿 - 2014年06月28日 15:02

予測のつく展開に、予想通りのオチが心地よい。
お喋りをして楽しんじゃうおばさまが現れるほど、リラックスしたお茶の間感が、安心して大爆笑に繋がるのかも☆
どの世代にも笑いを提供できる解りやすさと、「おやくそく」が多くの世代に受け入れられること間違いなし。

_ とりあえず、コメントです - 2014年06月28日 21:51

徳川吉宗が将軍の頃の江戸時代を舞台に、突然に参勤交代を命じられてしまった湯長谷藩の 激動の5日間を描いた時代劇エンターテイメントです。 予告編を見て、これは楽しそうだなあと気になっていました。 キャラクターにぴったりの俳優陣と軽妙な展開に、思わず笑ってしまうような作品でした(^^)

_ 京の昼寝〜♪ - 2014年06月29日 08:33



□作品オフィシャルサイト 「超高速!参勤交代」 □監督 本木克英□脚本 土橋章宏□キャスト 佐々木蔵之介、深田恭子、伊原剛志、寺脇康文、上地雄輔■鑑賞日 6月22日(日)■劇場 TOHOシネマズ川崎■cyazの満足度 ★★★★(5★満点、☆は0.5)<感想>  一...

_ to Heart - 2014年06月30日 23:47


このミッション、
インポッシブル(不可能)です!
製作年度 2014年
上映時間 119分
原作:脚本 土橋章宏
監督 本木克英
音楽 周防義和
主題歌 塩ノ谷早耶香『Like a flower』
出演 佐々木蔵之介/深田恭子/伊原剛志/寺脇康文/上地雄輔/知念侑李/柄本時生/六角精児/市川猿...

_ 映画的・絵画的・音楽的 - 2014年07月01日 06:31

 『超高速!参勤交代』を渋谷シネパレスで見てきました。

(1)時代劇コメディで面白そうだと思い、映画館に行ってきました。

 本作(注1)の冒頭では、1年にわたる江戸での暮らしを終えて故郷の磐城国湯長谷藩に戻ってきた藩主・内藤政醇(佐々木蔵之介)の一行が田舎...

_ とらちゃんのゴロゴロ日記-Blog.ver - 2014年07月01日 21:36

脚本が映画のお手本みたいにすばらしく、前半でまいた伏線を物語の進行とともに順番に回収する。大根で始まって大根で終わるという爽快感が味わえる映画だった。ハラハラ・ドキドキあり笑いありの痛快作だ。

_ 象のロケット - 2014年07月02日 10:46

江戸時代、将軍・徳川吉宗の治世の元文元年(1736年)春。 磐城国(現在の福島県いわき市)1万5千石の小藩・湯長谷(ゆながや)藩は、幕府から突然の参勤交代を言い渡される。 それは湯長谷の金山を我が物にしようとする老中・松平信祝の陰謀であった。 通常なら8日かかるのに期日はあと4日! 急なこととて予算もない! 何とか間に合わせようと、藩主・内藤政醇は、知恵者の家老・相馬兼嗣に命じて作戦を立てるのだが…。 時代劇。

_ はらやんの映画徒然草 - 2014年07月05日 08:35

タイトルだけ観るとちょっとキワモノっぽい感じもしますが、観る人を選ばない王道の時

_ お楽しみはココからだ~ 映画をもっと楽しむ方法 - 2014年07月07日 23:37

2014年・日本 配給:松竹 監督:本木克英 脚本:土橋章宏 撮影:江原祥二 音楽:周防義和 企画:深澤 宏新人脚本家の登竜門、第37回城戸賞に入選した土橋章宏の脚本を映画化した、江戸幕府から無理難題

_ オールマイティにコメンテート - 2014年07月13日 09:13

「超高速!参勤交代」は江戸時代徳川吉宗の時代に参勤交代を終えた大名が突然金山の不正を疑われ、5日で参勤交代しなければならなくなり金のない中江戸を目指すストーリーである ...

_ 流浪の狂人ブログ〜旅路より〜 - 2014年07月17日 18:38

 第37回城戸賞を受賞した土橋章宏の脚本を、「すべては君に逢えたから」の本木克英監督、ドラマ「ハンチョウ」シリーズの佐々木蔵之介主演で映画化。 享保20年(1735年)、湯長谷藩(現在の福島県いわき市)藩主・内藤政醇とその家臣達が、一年間の江戸での勤めを終えて帰

_ 西京極 紫の館 - 2014年07月19日 21:23

【出演】
 佐々木 蔵之介
 深田 恭子
 伊原 剛志
 西村 雅彦

【ストーリー】
8代将軍・徳川吉宗の治世下、東北の小藩・湯長谷藩は幕府から突然、通常でも8日かかり、さらに莫大な費用を要する参勤交代をわずか5日で行うよう命じられる。それは藩にある金山を狙う老...

_ C’est joli〜ここちいい毎日を♪〜 - 2014年08月05日 21:55

超高速!参勤交代
'14:日本


◆監督:本木克英「すべては君に逢えたから」「鴨川ホルモー」
◆主演:佐々木蔵之介、深田恭子、伊原剛志、寺脇康文、上地雄輔、知念侑李、柄本時生、六角精児、四代目市川猿之助、石橋蓮司、陣内孝則、西村雅彦


◆STORY◆元文元年春、磐城...

_ いやいやえん - 2014年11月15日 09:38

【概略】
幕府から「5日以内に参勤交代しなければ、藩を取り潰す」という無理難題を吹っ掛けられた貧乏小藩の奮闘を描く。
時代劇



八代将軍・徳川吉宗の時代。1万5千石の小藩・磐城国湯長谷藩に存在するという金山略奪を狙い、江戸幕府が無理難題を吹っ掛ける。「5日以内に参勤交代しなければ、藩を取り潰す!」。
参勤交代を終えて戻ったばかりだというのに、理不尽な命令を受ける磐城国の架空の小藩、湯長谷藩主・内藤政醇。その裏には藩が所有する金山を取り上げようとするあくどい老中の企みがあるのですが、この金山、名ばかりで実を伴わないものだったのだ。唯一誇れるのは肥えた土で作られた大根くらい…。武芸を奨励し、閉所恐怖症、超お人好しだが領民思いの藩主のため、家臣らは知恵を絞って苦肉の策にでるのだった…。
「超高速」ってほどのスピードではなかった。ただ、普通の参勤交代の行列が長い時間をかけてとろとろ進む事を考えると、早回し参勤交代ってくらいかなあ?
西村雅彦さんには笑わされましたが、さすがに巧いよね。あと崖から飛び込んであの浅い川でなんでみんな生きてるんだとかツッコミどころはありますが、まあ面白かったからいいのか。
大量の忍者がでてきちゃうところはちょっとゲンナリしましたが、そこも合わせての本作なんでしょうね、個人的にはもっとコメディ寄りでも良かった気がします。期待していたほどではなかったのでちょっと拍子抜けたものの面白かったです。
飢饉の際に隣藩に米を分けていたなどの日頃の行いが、この参勤の助けとなりましたねー。大根の漬物を手土産にする実直さも買われていたと。