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春を背負って : ガチの映像とヒューマンドラマの融合2014年06月16日 21:00

春を背負って
 最近、月曜日に時間取れればイオンシネマ行っています。1,100円で観れるわけですから、お得感高いですよ。そんなわけで、今日はこの作品を観てまいりました。
【題名】
春を背負って

【製作年】
2014年

【製作国】
日本

【ロケ地】
富山県立山連峰他

【鑑賞手段】
映画館

【おすすめ度】
おすすめ!

【あらすじ】
 長嶺亨(松山ケンイチ)のもとに、雄大な自然が広がる富山県立山連峰で山小屋『菫小屋』を営む父(小林薫)が亡くなったとの知らせが入る。亨は厳しい父から遠ざかるかのように東京で金融会社に勤めていた。帰郷すると、気丈に振る舞う母や沈痛な面持ちの山の仲間たちに交じって、一人見慣れない女性がいた。その女性は高澤愛(蒼井優)といって、遭難しかかっていたところを父に助けられたことがあった。父の思いを知り、亨は『菫小屋』を継ぐことを決心する。
あらすじの続きはこちらをクリック。 (MovieWalkerより引用)


【感想】
 この「春を背負って」は、日本映画界きっての名カメラマン、木村大作が「劔岳 点の記」に続いて手がけた監督第2作となるヒューマンドラマです。東京で金融会社に勤めていたが父の死をきっかけに山小屋『菫小屋』を継ぐことにした長嶺亨役には、「僕達急行 A列車で行こう」の松山ケンイチ。遭難しかかっていたところを亨の父に助けられ山小屋『菫小屋』で働くことになった高澤愛役には、「東京家族」の蒼井優。父の友人という多田悟郎役には、「プラチナデータ」の豊川悦司。亨の母である長嶺菫役には、「男はつらいよ 寅次郎純情詩集」の檀ふみ。亨の父である長嶺勇夫役には、「歓喜の歌」の小林薫。

 父と息子、なかなか分かり合えるようで分かり合えないものですね。共通の趣味でもあれば違うのでしょうが、それがないと尚更分かり合うのが難しくなってくると思います。でも、親子だからこそ、根っこの部分では繋がっているわけですよ。だって、子どもは父の背中を見て育つわけですから。

 そんなことはさて置き、本作を観て一番感じたことは、「これぞ映画だ。」ということ。以前、木村大作監督があるトーク番組で撮ってみたい俳優として挙げられていた松山ケンイチと蒼井優だけでなく、豊川悦司、檀ふみ、小林薫、吉田栄作、新井浩文、仲村トオル、といった超豪華な俳優人。そして、CGでない本物の映像。骨太のヒューマンドラマでありながら、是非映画館の大スクリーンで観たいと思える作品となっていました。

 演者の中で良かったのが、ヒロインの蒼井優。本作では飾り気のない気さくな女性でありながら、重い荷物を背負った複雑な役柄を見事に演じていました。相変わらず、懐が深いですねぇ。そして、松山ケンイチ、彼にははまり役のような気がしました。でも、それ以上に良かったのが、多田悟郎を演じた豊川悦司。自分が背負った重い荷物を決して見せない、強くも悲しい男を演じていました。これには、おっさんの私も痺れちゃったなぁ。

 しかし、何といっても本作の一番の売りは、立山連峰の厳しくも美しい大自然の映像。木村大作監督がある番組で「本物があるなら本物を撮れ。」と仰っておられましたが、やはり本物には本物なりの説得力があります。CGバリバリの映画も大好きですが、本物があるなら本物を撮るに限りますよ。「劔岳 点の記」に比べ映像は地味に感じましたが、それは本物だからこそです。とにかく、この映像は映画館で観るに限りますよ。

 このように「春を背負って」は、骨太のヒューマンドラマでありながら、映像でも魅せる素晴らしい作品となっております。特に、主人公の長嶺亨と多田悟郎の年齢層の男性には、間違いなくお勧めできる作品ですよ。では、本日はこの辺で ☆・゚:*ヾ(●´゚∀゚`●)ノゞバイバイキ━ン*:゚・☆ 。


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_ 佐藤秀の徒然幻視録 - 2014年06月16日 21:17

公式サイト。笹本稜平原作、木村大作監督。松山ケンイチ、蒼井優、檀ふみ、小林薫、豊川悦司、新井浩文、吉田栄作、安藤サクラ、池松壮亮、仲村トオル、市毛良枝、井川比佐志、石 ...

_ とりあえず、コメントです - 2014年06月16日 21:35

笹本稜平著をもとに、舞台を立山に移して描いた人間ドラマです。 映像の迫力が印象的だった木村大作監督の新作なので、どんな物語なのか気になっていました。 美しくも厳しい自然と、その自然の中で生きる人々の姿に心が洗われるような作品でした。 映画じゃなくてポエムって!?と思いつつも、ラストには納得でした~ 多忙な長嶺享(松山ケンイチ)の日常から始まる物語です。 東京の高層ビルにある会社で億単位の金を常に動かしているトレーダーの享は、 成績不振を上司から注意されていました。 実力があると会社では評価の高い享でしたけど、自分の仕事に納得の行かない部分も感じていました。 特に、人様の金を動かして利益を得るという仕事内容に、父(小林薫)の理解が得られないことも 心のどこかで引っかかっていました。 そんなある日、突然に父の訃報が入ります。 山小屋の準備に来ていた父は、遭難者を助けようとして命を落としたのです。 母(檀ふみ)からの留守電にようやく気付いた享は、どうしても外せない仕事を片付けた後、 実家のある富山までの遠い道のりを車で向かいました。 長嶺家では、母が女将として宿屋を営み、父が山小屋を営んでいました。 山小屋は登山者にとっては必要不可欠の場所ですけど、赤字経営も否めないような厳しい状況です。 人手を雇うことも出来ず、父が居なくなった今では、山小屋の経営は無理でした。 山小屋を他の人に任せようという母の言葉に、享は自分が継ぐと公言します。 そして、母の反対を押し切り、山小屋の主人になるべく東京を後にしました。 それにしても、相変わらずハードな撮影だったみたいですね~ みなさん雪深い道やロープの必要な急な道など、凄いところばかり歩いています。 初日舞台挨拶付きの回を観たのですけど、監督さんのこだわりには色々大変だったようです。 中でも檀ふみさんのシーンの大根へのこだわりと 「こんな映画みたいな大根を持ってきて(怒)!映画を撮っているんじゃない、ポエムを創っているんだ!」 という言葉が出たエピソードには笑ってしまいました。 そして、ラストまで観た時、何だか“ポエム”という言葉を思い出してしまいました(^^ゞ また、天気へのこだわりや、実際に歩くことへのこだわりが美しい映像へと繫がっていて それはもう、見応えがありました。 険しい山と共に映し出される鮮やかな空を観る度に、そこに立つことの大変が伝わって来ました。 特に...

_ 新・辛口映画館 - 2014年06月16日 21:43

 試写会の客入りは7~8割位、客年齢は高いが中高生位のお子さんたちも来場している。

_ to Heart - 2014年06月16日 23:57


標高3000m――悠久の大自然に描かれる、
“家族”の物語。
製作年度 2014年
上映時間 116分
原作 笹本稜平
脚本 木村大作/瀧本智行/宮村敏正
監督 木村大作
出演 松山ケンイチ/蒼井優/檀ふみ/小林薫/新井浩文/吉田栄作/安藤サクラ/池松壮亮/仲村トオル/豊川悦司
立山連峰で暮...

_ Something Impressive(KYOKOⅢ) - 2014年06月17日 01:33

13日(木)渋谷公会堂での、「春を背負って」試写会の案内状が来ていて、都合も合ったので「いい加減な・・・」ブログのいい加減人(Yamato)さんとご一緒して見てきました。

試写会も昨年の「風立ちぬ」以来、何かと忙しなさもあって、私は思えばこれが今年見た最初の映画。雨風でやや荒れ模様の天気の中だったけれど、会場に着いてみたら結構な観客の列。

木村大作監督の第2作目で、前作「劒岳 点の記」同様やはり山が舞台の人情ドラマ、原作は笹本稜平の短編集。「劒岳 ・・」は、放映あった時に録画はしたものの結局未見のままだったので、これが初の木村作品体験。


フジのアナウンサーの司会で、...

_ パピとママ映画のblog - 2014年06月19日 14:27

日本映画界を代表する名カメラマンであり初監督作『劔岳 点の記』が絶賛された木村大作による人間ドラマ。笹本稜平の小説を原作に、これまでの生活を捨て亡き父が遺(のこ)した山小屋を継いだ青年と、それぞれに居場所を求め小屋に集う人々との交流や家族の絆を描く。山...

_ 花ごよみ - 2014年06月19日 20:04

 
監督は『劔岳 点の記』の木村大作。

笹本稜平の小説が原作。

本は読んでいます。

原作の舞台は奥秩父ですが、
映画は立山連峰を舞台にしています。

主演は松山ケンイチ
東京の会社を退職し、
父(小林薫)が遺した山小屋を継いだ、
亨を演じます。
共演は蒼井優、...

_ 象のロケット - 2014年06月22日 00:52

立山連峰で山小屋“菫小屋”を営む厳格な父に育てられた長嶺亨は、そんな父から遠ざかるように、金融業界で働いていた。 しかし、父が死んだという知らせを聞いて帰郷した彼は、都会での生活を捨て、父が遺した“菫小屋”を継ぐことを決意する。 料理係の女性・愛、父の友人だという悟郎に助けられ、悪戦苦闘する毎日が始まった…。 ヒューマンドラマ。

_ 映画的・絵画的・音楽的 - 2014年06月24日 06:37

 『春を背負って』をTOHOシネマズ渋谷で見てきました。

(1)本作を制作した木村大作監督による前作『劔岳 点の記』が良かったこともあって映画館に足を延ばしました。

 本作の最初では、20年前のこととして、雪山を幼い亨と共に登る父親・勇夫(小林薫)の姿が映し出...

_ FREE TIME - 2014年06月29日 21:36

映画「春を背負って」を鑑賞しました。

_ ペパーミントの魔術師 - 2014年07月06日 14:13



キタ━(゚∀゚)━!まさやんの新曲。
これは実に実によい歌でした。(≧∇≦*)ほんとこの映画にぴったりだったよ〜〜!
一番満足したのはここでした・・・(おい)



フォトギャラリーには俳優さんの顔しか出てこないですが
ぶっちゃけ主役は「山」ですな。

狙った映像が撮れなけ...

_ 映画のブログ - 2014年07月06日 15:35

 正直に告白しよう。
 私は木村大作氏が苦手だった。
 氏は名カメラマンである。美しい映像をカメラに収め、数々の名作映画を世に送り出した。その実績は誰もが知るところだ。
 けれども、私は氏の仕事を敬遠してきた。氏の映像の素晴らしさを認めるのにやぶさかではないのだが、カメラマンが木村大作氏だと知ると、映画を観る気がなんとなく削がれたのである。

 私がはじめて木村大作氏の仕事を意識し...

_ C’est joli〜ここちいい毎日を♪〜 - 2014年08月18日 22:00

春を背負って
'14:日本


◆監督:木村大作「劔岳 点の記」
◆主演:松山ケンイチ、蒼井優、豊川悦司、檀ふみ、小林薫、新井浩文、吉田栄作、安藤サクラ、池松壮亮、仲村トオル、市毛良枝、井川比佐、石橋蓮司


◆STORY◆立山連峰で暮らしてきた長嶺亨(松山ケンイチ)は...