Google
WWW を検索 ブログ内検索

男はつらいよ 知床慕情 : 国民的スターと国際的スターの共演2014年06月06日 20:34

男はつらいよ 知床慕情
 じめじめしますねぇ、梅雨だから仕方ないですけど。こんな時は、こんな映画でも観てまったりするのもよいかもですね。
【題名】
男はつらいよ 知床慕情

【製作年】
1987年

【製作国】
日本

【ロケ地】
東京都葛飾区柴又、北海道(斜里町)、岐阜県(岐阜市)

【マドンナ】
りん子(獣医・順吉の娘):竹下景子

【鑑賞手段】
DVD

【おすすめ度】
超おすすめ!!

【あらすじ】
 久しぶりに寅次郎が帰ってきたというのに、“とらや”は竜造が入院のため休業中。翌日から店を開けるというつねに、寅次郎は手伝いを買って出るが勤まる訳がない。またまた口論の末、飛び出した。北海道の知床にやって来た寅次郎は、武骨な獣医・上野順吉が運転するポンコツのライトバンに乗ったのが縁で彼の家に泊ることになる。順吉はやもめ暮らしで、この町のスナック“はまなす”のママ・悦子が洗濯物などの世話をやいていた。“はまなす”は知床に住む気の良い男たちのたまり場で、常連は船長、マコト、文男、それにホテルの経営者の通称“二代目”たち。そこに寅次郎が加わって宴はいっそう賑いだ。そんなある日、順吉の娘・りん子が戻って来た。駆け落ちして東京で暮らしていたが、結婚生活に破れて傷心で里帰りしたのだ。
あらすじの続きはこちらをクリック。 (MovieWalkerより引用)


【感想】
 この「男はつらいよ フーテンの寅」は、日本映画界の至宝ともいえる「男はつらいよ」シリーズの第三十八作目となる作品です。主役の車寅次郎を演じるのは、このシリーズが代表作となる渥美清。レギュラー陣では、その妹であり博の妻となったさくら役には倍賞千恵子、第一作でさくらと結婚し夫となった諏訪博役には前田吟、博とさくらの子供である満男役には吉岡秀隆、おいちゃんこと車竜造役には下條正巳、竜造の嫁でおばちゃんこと車つね役には三崎千恵子、裏の印刷工場の経営者であるタコ社長こと桂梅太郎役には太宰久雄、タコ社長の娘である桂あけみ役には美保純、柴又題経寺(柴又帝釈天)の住職である御前様役には笠智衆、題経寺の寺男である原公役には佐藤蛾次郎、寅次郎のテキヤ仲間であるポンシュウ役には関敬六。準レギュラー・ゲスト陣では、本作のマドンナで北海道で獣医をしている順吉の娘・りん子役には竹下景子、獣医の上野順吉役には三船敏郎、居酒屋「はまなす」の女将である悦子役には淡路恵子、船長役にはすまけい、りん子が東京で住んでいたアパートの大家役には笹野高史。監督には、「東京家族」「小さいおうち」など、数々の名作を世に送り届けている巨匠・山田洋次がメガホンをとる。

 何といっても、本作は国民的スターである渥美清と国際的スターである三船敏郎の共演が話題となった作品。しかも、対照的な人物を演じる二人が、互いを光らせるという配役の妙を感じさせるデキになっております。個人的にもシリーズ中、上位の作品であると思いますね。

 あらすじ的にも、盛り沢山な作品となっております。寅さんとマドンナであるりん子の恋の行方だけでなく、順吉と悦子の恋の行方も描かれており、見所満載なわけです。寅さんとりん子の結末は、いつも通りというか、煮え切らないというか、ある意味ではファンとして納得の結末。逆に、順吉と悦子の結末は、観ている私も熱くなるものを感じました。順吉が皆の前で「俺が行っちゃいかんという訳は、俺が、俺が惚れてるからだ。悪いか!」と言い切った姿には痺れましたよ。また、その告白を聞いた悦子が、普段の気丈な姿からは想像もできない可憐な女性の一面も見せたのも良かったですね。ある意味、このシーンは三船敏郎と淡路恵子だからこそ、観る者に訴えることができるシーンになったのでしょう。山田洋次監督、相変わらすですなぁ。

 また、ちょい役ともいえる登場人物も、何だか魅力的な人が多かったですね。赤塚真人演じるマコト、冷泉公裕演じるホテルの二代目、彼らの存在が本作のコメディー性を高いものにしてくれました。中でも良かったのが、船長を演じたすまけい。多少とぼけた感があるものの、りん子ちゃんの幸せを父親のように想っている優しい存在でした。

 このように「男はつらいよ 知床慕情」は、国民的スターと国際的スターの共演が見事な相乗効果を生んだシリーズ中傑作の一本となっております。こんな作品を観ると、ついつい一杯やりたくなるのは私だけでしょうか。では、本日はこの辺で バィバ━━ヾ(◆´Д`。◇)ノシ━━ィ!!! 。


人気ブログランキングへ ←記事を気に入った方は”ポッチ”とお願いします。

★この映画の皆さんの評価★

関連商品

コメント

コメントをどうぞ

※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。

名前:
メールアドレス:
URL:
コメント:

トラックバック

このエントリのトラックバックURL: http://moviegoer.asablo.jp/blog/2014/06/06/7337929/tb

_ プロフェッサー・オカピーの部屋[別館] - 2014年06月07日 09:10

☆☆☆☆(8点/10点満点中)
1987年日本映画 監督・山田洋次
ネタバレあり

_ 象のロケット - 2014年06月10日 10:30

人情コメディ『男はつらいよ』シリーズ第38作。 知床で知り合った獣医の家に居候した寅は、そこで里帰りしていた娘に一目惚れしてしまう。

_ 23時の雑記帳 - 2014年07月13日 23:00

ゲストスターは三船敏郎、淡路恵子。
マドンナは竹下景子。
渥美清と三船敏郎は、それほどかみ合っているとは思えないけれど、今となっては絡みが観られるだけでも大変に貴重。

『男はつらいよ』シリーズを何本か観て、お約束が少しずつ分かってきた。
マドンナが、とらやへの道を尋ねる相手はいつも佐藤蛾次郎であるとか、レギュラーであるにもかかわらず毎回役柄が違っているのが桜井センリだったり、笹野...