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スノーピアサー : 心意気だけは賞賛に値する映画2014年02月07日 19:43

スノーピアサー
 さあ、ソチ五輪開幕です。といっても、個人的には余り興味わかないのですが、熱くなれる瞬間があればよいかなと思っております。では、本日紹介する作品はこちらになります。
【題名】
スノーピアサー

【製作年】
2013年

【製作国】
韓国、アメリカ、フランス

【鑑賞手段】
映画館

【おすすめ度】
だめだめ!

【あらすじ】
 地球温暖化がますます深刻になっていき、2014年7月1日、気温を最適なレベルに保つために79カ国により人工冷却物質CW-7が散布された。しかしこれが仇となり、雪と氷が地球を覆い氷河期へ突入した。永久不滅のエンジンを搭載し1年かけ地球一周する列車スノーピアサーに全てが凍る前に乗り込んでいた者以外は死に絶えてしまった。それから17年後の2031年、人類唯一の生存場所であるスノーピアサーは、無賃車両の最後尾車両は貧困層の人々が押し込められ、皆食料を満足に得ることができず飢えていた。その一方で富裕層の人々がいる豪華な前方車両では、氷河期になる前と変わらない暮らしが続いていた。
あらすじの続きはこちらをクリック。 (MovieWalkerより引用)


【感想】
 この「スノーピアサー」は、フランス人漫画家、ジャン・マルク・ロシェットによるグラフィックノベルを映画化した作品です。1年かけ地球一周する列車スノーピアサーの最後尾にいるカーティス役には、「アベンジャーズ」のクリス・エヴァンス。カーティスを慕うエドガー役には、「崖っぷちの男」のジェイミー・ベル。スノーピアサーのセキュリティーを設計したナムグン・ミンス役には、「凍える牙」のソン・ガンホ。ミンスの娘であるヨナ役には、「冬の小鳥」のコ・アソン。監督は、「母なる証明」のポン・ジュノ。

 全てが凍った地球で唯一生き残っている人間は、スノーピアサーという完全無欠の列車に乗った者たち。これはかなり思い切った設定で、どのように観る者を納得させるのだろうと考えていました。これを納得させることが出来ないと、どんなに素晴らしい映像を作っても観る者はしらけちゃいますからね。でも、本作を観てこの設定に納得出来る人がいたかというと、かなり疑問ですね。

 つまり、本作は肝心なところで完璧にすべっているわけです。社会の階層を表現するために、列車というピースを使ったのは理解出来ます。でもねぇ、どう考えても列車が安全とは思えません。やっぱりここは、列車よりもシェルターでしょう。それでも尚、そんなことを感じさせない圧倒的映像があればよかったのですが、前半の戦闘シーンも今一つだったし、後半に至っては間延び感が半端なかったですから。

 あらすじにも、問題があったような気がします。伏線の張り巡らし方も雑なため、最後の大どんでん返しもちょっと都合よすぎるし強引な印象を受けるわけです。テーマとしては、面白い題材を扱っているだけに丁寧に創りこんで欲しかったなぁ。

 このように文句ばかりいってるようですが、本作の素晴らしいところは製作陣の心意気。韓国発の世界に通用するエンターテイメント作品を作ろうという、その心意気だけは賞賛に値するでしょう。ハリウッドの一流の俳優を招き、ほぼ全編英語で撮るなんてやってくれるではありませんか。どこかの国の映画祭で賞を取るとかではなく、お金を払って観てくれる世界の一般の人たち向けに作られた作品という印象を持ちました。こんなでかいことをやる日本の製作陣の登場が待ち遠しいのは、私だけではないでしょう。

 このように「スノーピアサー」は、作品のデキとしては残念感がありますが、製作陣の心意気にだけは拍手を送りたいと思える作品です。こんな夢を持った映画を日本でも作ってもらいたいものです。では、本日はこの辺で バィバィ━━ヾ(w*'Д`*w)σ・‥…━━━★ 。


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コメント

_ ラーメン男 ― 2014年02月07日 22:50

アクション・SFものしてはあまりに作品の出来が悪すぎます。まだ「キルビル」のほうがマシ。時間の無駄という悔しさだけが残りました。「韓国発の世界に通用するエンターテイメント作品を作ろうという、その心意気だけは賞賛に値するでしょう。」というコメントがありましたが、その点「だけ」は同意します。

_ ウマキング ― 2014年02月08日 14:42

ラーメン男さん、コメントありがとうございます。

完全にアイデア倒れの映画でしたね。
特に後半からは、眠くて堪りませんでした。

でも、世界へ打って出る心意気だけはかえると思っています。
というか、日本でも同じことをやり、興業的に成功して欲しいものです。

ではでは。

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_ C’est joli〜ここちいい毎日を♪〜 - 2014年02月21日 22:08

スノーピアサー
13:韓国=アメリカ=フランス

◆原題:SNOWPIERCER
◆監督:ポン・ジュノ「母なる証明」「グエムル 漢江(ハンガン)の怪物」
◆主演:クリス・エヴァンス、ソン・ガンホ、ティルダ・スウィントン、ジェイミー・ベル、オクタヴィア・スペンサー、ユエン・ブレンナ...

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ポン・ジュノ監督が「氷河期の地球を疾走する全人類唯一の生存空間の列車」という、え、ちょっとありえねーだろな設定で挑むSF大作。元はコミックらしいですねー。新鮮味のある映画だった。
個性的であくの強いキャラたちがたくさん登場しますが、そのどれもが区別がつくって素晴らしいですね。しかし、列車の暴動の最中で主要キャラも次々と死んでいきます。
簡単にいえば、反乱軍のリーダーになったカーティスらが列車の後方から、先頭車両にいる列車の創造主を目指して扉をやぶり進行しながら、富裕層側とのバトルを繰り広げていくというもの。
人間社会の縮図のようなこの列車の中で、気になるのは17年もあれば、人間個体も増えているだろうということ。勿論死ぬ人もいるだろうが、その辺のバランスはどうなっているんだろう?と思っていたら、それが作品の肝だった。「バランス」。閉鎖社会では個数のバランスを均衡にしなければならない、つまりこれは最初から仕組まれた「革命」だったのだ。
後半に明かされる凄惨な過去。赤ん坊を守る為に自分の手足を切り落としていった人々の姿を「まるで奇跡だった」と言っていたカーティス。人肉の味を知り、赤ん坊の肉が一番美味しいのも知っている、おぞましい人間だと卑下する彼の最後の決断は「子供達を守る」ということだった。今度こそ自分の手を犠牲にして。列車の円周のように、単なる「繰り返し」の摂理ではなく、本物の自由へと。
子供達は未来への希望。その希望こそが、人類再生への本当の意味での永久機関なのだ。

【概略】
【ストーリー】
2014年7月1日、人類は突如として絶滅の危機を迎えた。地球温暖化を食い止めるために散布された冷却物質は地球に氷河期をもたらし、永久機関を持つ列車「スノーピアサー」に乗り込んだ人々だけが生き残りに成功する。それから17年後の2031年。「スノーピアサー」の乗客は前方車両の富裕層と後方車両の貧困層とに分けられ、「富裕層によって過酷な支配を受ける貧困層はカーティスをリーダーに、平等な社会を、そして人間の尊厳を取り戻すために革命を起こした―。

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