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キリングゲーム : そして、神は現れた…。2014年01月12日 21:25

キリングゲーム
 明日は、全国的に成人式がありますね。毎年、イタイ新成人もいますが、そういったイタイ新成人に厳しく言う方もイタイと感じることもありますね。では、本日紹介する作品はこちらになります。
【題名】
キリングゲーム

【製作年】
2013年

【製作国】
アメリカ

【鑑賞手段】
映画館

【おすすめ度】
超おすすめ!!

【あらすじ】
 アメリカ東北部からカナダへと広がるアパラチア山脈。元アメリカ軍人のベンジャミン(ロバート・デ・ニーロ)は、退役してから家族とも疎遠になり、人里離れた山小屋で独居生活を静かに営んでいた。そこにセルビア人の元兵士コヴァチ(ジョン・トラボルタ)が現れ、二人は意気投合、翌日二人はハンティングに出かける。しかし、旧ユーゴスラビアのボスニア紛争時にベンジャミンが行なった作戦の生き残りであるコヴァチは、壮絶な“人間狩り”をベンジャミンに対して容赦なく仕掛けてくる。戦争の凄惨な記憶を封印してきた男と、いまだ戦争を終わらせていない男。過去に決着をつけるため、世間から隔離された場所で1対1の孤独な戦争が幕を開けた……。
あらすじの続きはこちらをクリック。 (MovieWalkerより引用)


【感想】
 この「キリングゲーム」は、戦争により心身ともに深い傷を負った二人の男の戦いを描いたサスペンス・アクションです。元アメリカ軍人のベンジャミン・フォード役には、「レッド・ライト」のロバート・デ・ニーロ。セルビア人の元兵士エミール・コヴァチ役には、「パリより愛をこめて」のジョン・トラボルタ。監督は、「ゴーストライダー」シリーズのマーク・スティーブン・ジョンソン。

 本作のコピーである「楽には、死なせない。」、上手いこというもんですね。本作はそんなコピーがぴったりの内容で、久々に痛みの伝わる作品でした。原始的な武器で戦う二人の男、背筋が寒くなるような拷問、映画を観てこんなに疲れたのは久々でした。でも、本作はそれだけではないのです。戦争の狂気性を痛烈に批判するメッセージ性だけでなく、二人の男が戦いを通して互いの痛みを知り自身の心を再生していく過程も見事に描かれています。つまり、本作は骨太のヒューマンドラマでもあるのです。

 先ずは、あらすじがGoodでした。コヴァチとベンジャミンは、交互に攻守を入れ替えて戦って行きます。そして、捕らえた相手に拷問をかけながら”罪”を告白させていくのです。そして、その過程を緊張感たっぷりに演出したマーク・スティーブン・ジョンソン監督、いつもながら良い仕事をしていますねぇ。

 でも、本作の一番の売りは、痛みの伝わる映像でしょう。何といっても二人が使う武器、これが良かった。基本は弓なのですが、弓だからこそ伝わってくる痛みがあったわけです。中でも圧巻だったのが、玄関先でワインを飲むコヴァチの顔面を貫通させたベンジャミンの弓矢。射抜かれたコヴァチは、身動きもとれずプルプルしているのですが、観ていた私もプルプルしちゃいました。拷問シーンはもっとプルプルしちゃいましたが、そのエグさはハードMでも遠慮しちゃう厳しいもの。まあ、その辺は観てからのお楽しみ(?)ということで…。

 そして、ロバート・デ・ニーロとジョン・トラボルタ、二人の演技も良かったですよ。名優と呼ばれるに相応しいキレッキレの演技でした。登場人物は、全篇ほぼ二人のみ。その二人が、実際の演技でも火花を散らしているようでした。では、どちらがよかったか。本作に関しては、ジョン・トラボルタに軍配が上がったような気がしますけどね。実いうと、ジョン・トラボルタは好きな俳優ではありませんでした。でも、年齢を重ねるごとに良い俳優になってきたような気がします。今や、ロバート・デ・ニーロと比べても引けをとらない素晴らしい俳優になっていますね。今後の活躍にも、期待大です。

 但し、残念な点が一つ。個人的には、もう少し二人の戦いを観ていたかった。というのも根幹部分は異なるものの、以前紹介した「ハンテッド」では二人の男の戦いを堪能できました。私としては、その辺も期待して映画館に足を運んだわけなんですよ。でも、そうすると観ている方がもたなかったかもしれねいですけどね。

 このように「キリングゲーム」は、二人の名優の戦いが緊張感たっぷりに描かれたサスペンス・アクションの逸品です。そして、神の存在を感じさせるラストで観ている私も救われたような気になれました。では、本日はこの辺で '`゛ィ'`゛―☆★((ヽ(*・ω・*)ノ))★☆――イィ♪ 。


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アメリカ東北部からカナダへと広がるアパラチア山脈。 退役後、家族と別れ人里離れた山小屋で暮らしている元アメリカ軍人ベンジャミンの前に、セルビア人の元兵士コヴァチが現れる。 二人が出会ったのは旧ユーゴスラビアのボスニア紛争(1992〜95年)だった。 コヴァチはベンジャミンに対して“人間狩り”を容赦なく仕掛けてくるのだが…。 バイオレンス・アクション。 ≪楽には、死なせない。≫

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原題 KILLING SEASON
製作年度 2013年
上映時間 85分
脚本エヴァン・ドーハティ
監督マーク・スティーヴン・ジョンソン
出演 ジョン・トラヴォルタ/ロバート・デ・ニーロ/マイロ・ヴィンティミリア/エリザベス・オリン
アメリカ北東部からカナダへと大自然が広がる、アパ...

_ お楽しみはココからだ~ 映画をもっと楽しむ方法 - 2014年02月09日 01:04

2013年・アメリカ/ミレニアム・フィルムズ他配給:ショウゲート 原題: Killing Season 監督:マーク・スティーブン・ジョンソン脚本:エバン・ドハーティ撮影:ピーター・メンジース・Jr.

_ ★yukarinの映画鑑賞ぷらす日記★ - 2014年08月13日 23:20

【KILLING SEASON】 2014/01/11公開 アメリカ PG12 85分監督:マーク・スティーヴン・ジョンソン出演:ジョン・トラヴォルタ、ロバート・デ・ニーロ、マイロ・ヴィンティミリア、エリザベス・オリン
ロバート・デ・ニーロVSジョン・トラヴォルタ楽には、死なせない。
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_ いやいやえん - 2014年08月20日 21:09



ロバート・デ・ニーロ VS ジョン・トラボルタ!なんかDVDリリースでデ・ニーロの VS スタローンのもあったけど、こっちを借りてきました。何でこんな往年アクションスター同士の共演がはやってるん?不思議!
アパラチア山脈の山小屋で暮らすベンジャミンのもとに現れたコヴァチ。意気投合し一緒に狩りをする2人だが、突然コヴァチが牙をむいた。「変わったなフォード大佐!」
民族と宗教の複雑な問題は、平和ボケしている日本人にはぴんとこない部分が多い。かくいう私も、2人の背景がいまひとつわからなかった。NATOでボスニアでの戦闘に参加した退役アメリカ兵と彼に復讐を誓うセルビア人民兵のガチンコ勝負ってことなのだが、いまひとつテンションあがらなかったかなー。拷問合戦は良かったんだけど、さっさとやっちまえよーって場面が多かったり。基本2人の会話攻防なのですよね。
しかし語り明かし(戦いあかし)た2人の間には奇妙な情さえも生まれていた。同じ戦争の加害者でもあり被害者でもあるのだから。

【概略】
アメリカ北東部からカナダへと大自然が広がる、アパラチア山脈。そこに山小屋を構え、一人暮らしをしている元アメリカ軍人のベンジャミン。そんな彼の前にセルビア人の元兵士コヴァチが現れ、一緒に狩りを楽しむことに。しかし、山へと足を踏み入れるや、コヴァチはベンジャミンに向けて矢を放つ。混乱しながらも、軍隊と山での生活で得た経験と技術を生かして応戦するベンジャミンだが、この人間狩りにはボスニア紛争で起きたある事件が深く関わっていた。

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