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運命じゃない人 : 感性で撮っている様で、計算し尽くされた作品2013年12月25日 14:41

運命じゃない人
 今日は、正月休み前の最後の休日。何時もより朝早く起きて、せっせと大掃除していました。車の洗車を仕事としているので、自宅の掃除に役立つ機材が結構揃っています。特に、ブロワーなんかタンスや冷蔵庫の奥にたまったほこりをぶっ飛ばすのに重宝しますよ。では、本日紹介する作品はこちらになります。
【題名】
運命じゃない人

【製作年】
2004年

【製作国】
日本

【鑑賞手段】
DVD

【おすすめ度】
おすすめ!

【あらすじ】
 この日、ボクの家のドアは3回開いた…17:00。勤務中のサラリーマン宮田武(中村靖日)。パソコンで別れた彼女・あゆみ(板谷由夏)の写真を見ては、ため息をついている。20:00。宮田がマンションに帰宅した途端、携帯が鳴った。親友で私立探偵の神田(山中聡)からだ。飯を食おうと神田が言うが、疲れている宮田は外出するのを渋っている。しかし神田から「大事な話がある。あゆみちゃんのことだ」と言われた途端、勢いよく家を飛び出していった。21:00。婚約破棄となり、二人で住む家を出てきた桑田真紀(霧島れいか)。婚約指輪を質屋に持って行ったが3500円にしかならず、一人入ったレストランはカップル、家族、友達同士でにぎわっている。寂しさがこみ上げて今に泣きそうだ。同じレストランの中。宮田が待っていると神田が遅れてやってきた。
あらすじの続きはこちらをクリック。 (MovieWalkerより引用)


【感想】
 この「運命じゃない人」は、「鍵泥棒のメソッド」の内田けんじの長編監督デビュー作となる作品です。サラリーマン宮田武役には、「謝罪の王様」の中村靖日。婚約破棄となり二人で住む家を出てきた桑田真紀役には、「しあわせのパン」の霧島れいか。宮田の友人で私立探偵の神田勇介役には、「映画 鈴木先生」の山中聡。ヤクザの組長である浅井役には、「修羅のみち6 血染めの海峡」の山下規介。宮田武の恋人であり浅井の愛人でもある倉田あゆみ役には、「大奥」の板谷由夏。

 全てが計算し尽くされた映画、しかもミステリーとしてだけでなくコメディーやヒューマンドラマとしても計算しつくされているんですよねぇ。「あれ?」と思わせてからのエンディングなんて、最高だったなぁ。

 そして、全ての登場人物が憎めない存在なのも、内田けんじ監督・脚本作品の特徴。唯一の悪党キャラといってよい結婚詐欺女の倉田あゆみでさえ、肝心なところが抜けており彼女にとって一番大切なものを失ってしまいますからね。そんな魅力的な登場人物の中で個人的に一番好きだったのが、ヤクザの組長である浅井。やせ我慢道を貫く姿は、まるで部下に見栄を張るサラリーマンの中間管理職。でも、小さな”組”の長の実像なんて、あんな感じなのかもしれないですね。

 これで内田けんじ監督の作品を三本観た事になるのですが、どれも間違いなく秀作と呼べるものです。下手に社会性やメッセージ性を持たせることなく、面白い作品作りに徹するプロとしての姿は素晴らしいものがあります。俳優の津川雅彦が、「左翼にあらずんば映画人にあらず」という台詞を使い山田洋次監督などをこき下ろしていますが、こんな素晴らしい監督さんがいることも忘れないでもらいたいですね。

 このように「運命じゃない人」は、内田けんじ監督の素晴らしい仕事ぶりを感じる事ができる作品となっております。こんな内田けんじワールドといってよい作品なので、観ても損はないと思いますよ。では、本日はこの辺で ヽ(○≧ω≦○)ノ<【バィバィッ】>ヽ(●≧Д≦●)ノ 。


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_ 佐藤秀の徒然幻視録 - 2013年12月25日 16:41

公式サイト。英題:A Stranger of Mine。内田けんじ監督、中村靖日、霧島れいか、山中聡、山下規介、板谷由夏、眞島英和、近松仁、杉内貴、北野恒安、法福法彦。「この日、ボクの家のド ...