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47RONIN : ファンタジー・アクション風な時代劇2013年12月06日 21:28

47RONIN
 アンケートを久々に更新します。今が旬ともいえる「秘密保護法案」についてです。個人的には、情報保護の法案は絶対的に必要だと考えております。そのために、個人のプライバシーが侵害されるのも多少は我慢するべきかと。但し、「特定秘密」の範囲が曖昧すぎるのはいかがなものかと思いますがね。ちなみに、本日紹介する作品はこちらになります。
【題名】
47RONIN

【製作年】
2013年

【製作国】
アメリカ

【鑑賞手段】
映画館

【おすすめ度】
超おすすめ!!

【あらすじ】
 徳川綱吉が将軍職にあり、鎖国で海外と断絶していたころの日本。魑魅魍魎の跋扈していた諸国も、武家の支配によって安寧を保っていた。そんな諸国の一つに、名君浅野内匠頭(田中泯)を領主とする播州赤穂があった。秘かに赤穂を併呑する野望を持つ吉良上野介(浅野忠信)は、側室の謎の女ミヅキ(菊地凛子)と共に、ゆくゆくは徳川家も滅ぼして天下を取ろうと目論んでいた。カイ(キアヌ・リーヴス)は子供のころ、どこからとも知れず赤穂に流れてきた異端児で、領主浅野に助けられ、浅野の娘ミカ(柴咲コウ)にも愛されながら、郊外の小屋で暮らしてきた。以来、カイは、浅野父娘のためなら、命に替えてもその恩と愛に報いたいと思っていた。
あらすじの続きはこちらをクリック。 (MovieWalkerより引用)


【感想】
 この「47RONIN」は、赤穂浪士47人の吉良邸討ち入り事件をモチーフにした歴史ファンタジー映画です。幼い頃どこからともなく赤穂の地に流れ着いたカイ役には、「フェイク・クライム」のキアヌ・リーヴス。赤穂の藩主である浅野内匠頭の娘ミカ役には、「すーちゃん まいちゃん さわ子さん」の柴咲コウ。赤穂藩の家老である大石内蔵助役には、「ウルヴァリン:SAMURAI 」の真田広之。四十七士の宿敵で天下を奪わんとする野望を秘めた吉良上野介役には、「バトルシップ」の浅野忠信。吉良上野介に付き従う謎の女ミヅキ役には、「パシフィック・リム」の菊地凛子。監督は、本作が初の長編映画となるカール・リンシュ。

 赤穂浪士、日本人なら知らない人はいないでしょう。余りにも有名な話ですものね。しかしながら、余りにも有名すぎて飽きるくらいドラマを観たり、小説を読んだりしましたよ。何だかもう食傷気味です。そんな中では、「つか版・忠臣蔵」なんかは、切り口が斬新で面白かったですけどね。でも、本作は切り口が斬新とかのレベルではありません。何てったって、キアヌ・リーヴスが主演なわけですから。ハリウッドの才能ある連中が、どんな風に作品をまとめあげるのか興味わきましたね。てなわけで、本作は個人的に久々に観たいと思った赤穂浪士だったわけです。

 それで、本作を観た感想ですが「やっぱ、ハリウッドの連中は凄い」と感心させられました。だって、赤穂浪士がファンタジー・アクションになってましたから。日本の様々な時代や中国的エッセンスが画面から伝わりましたが、何となく許せてしまうんです。何だかもう、キアヌ・リーヴスが主演なのを訝しく思っていた自分がアホらしくなりましたよ。先ず、外人が主人公なのは”天狗”を持ち出したことで完全に消化できました。よく調べ上げてますよ、ハリウッドの連中は。まあ、実際の天狗は天狗ではなかったような気がしますけど。ファンタジー・アクションになっていたのも、連中のお金に対する嗅覚を感じます。これでもかという時代劇を作っても、アメリカの観客がついていけないですからね。日本だけでの興業では、回収しきれないくらいの制作費がかかっていますから。これは現実的な妥協点として致し方ないというわけではなく、個人的にはサイコーのアイデアだと思いました。

 そして、やっぱりというか、当然というか、映像が圧倒的でした。こんな赤穂浪士観たことありませんよ(当たり前か…)。その圧倒的な映像は、VFXだけではありません。日本映画界のお家芸ともいえる”殺陣”も素晴らしかったなぁ。真田広之は当たり前としても、キアヌ・リーヴスも頑張ってましたよ。この辺の役作りは、手抜きしないですよねぇ、ハリウッドの一流どころは。日本の俳優も、彼らの役作りを見習うべきですよ。

 でも、そんなキアヌ・リーヴスやヒロインの柴咲コウ以上に良かったのが、思いっきり性悪女を演じた菊地凛子。エロくて妖しいオーラが、半端なかったですね。日本の映画監督は、どうも彼女のよさを活かしきれてないような気がしてなりません。

 しかしながら、肝心なところで作りに雑な印象を持ったのも事実。何というか、展開が急すぎるんですよねぇ。上映時間が長くなってもよいから、丁寧な作りこみをして欲しかった。他がよいだけに残念でしたね。

 このように「47RONIN」は、私のように既存の赤穂浪士に飽きた人間にはサイコーに楽しめる作品となっております。作りに雑な部分があるのは残念ですが、それでも日本映画では観れない圧倒的映像の赤穂浪士は映画館で観る価値十分ですよ。では、本日はこの辺で [ ●`・∇・´]σ゚+o。バイバイ。o+゚a[ `・∇・´○]  。


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★この映画の皆さんの評価★

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コメント

_ ぷっちん ― 2013年12月07日 20:23

こんばんは。

>キアヌ・リーヴスが主演なのを訝しく思っていた。

私も、そう思っていました。
もしくは、なんちゃって日本文化の映画かって。
ところが、他の方の感想を読んでも予想外に
しっかりした映画のようですね。

_ ウマキング ― 2013年12月08日 21:04

ぷっちんさん、こんばんは。

本作は赤穂浪士を忘れて、ファンタジー・アクションとして観るべき作品だと思います。
あくまでも、赤穂浪士をベースにした作品なわけですから。
また、映像は文句なく素晴らしいので、多少雑なつくりも気になるほどではありませんよ。

ではでは。

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 アメリカ
 アクション&ファンタジー
 監督:カール・リンシュ
 出演:キアヌ・リーヴス
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見事な世界観。日本人ってすごく美しい、気高い民俗なのだな、と思う。少なくともこの作品の中では。
もちろん、「赤穂浪士 四十七士」にインスパイアされた純粋な別作品だという事は承知の上だが、それにしても、武士道の美...

_ いやいやえん - 2014年04月10日 09:17



もう設定からして「忠臣蔵妖魔伝」という感じですよね。日本人なら違和感を感じずにはいられない。
日本人の美徳もごっちゃ煮中国と一緒にされて、涙涙です。どうも中国っぽいのが否めないんだよね。
いやー別にいいんですよ、今更この全く違う設定を「忠臣蔵を大幅アレンジ」とかいわれても。あのラストサムライだって色々変なところあったけど、なんか役者演技でカバーされた部分がかなりあったし。しかしこの奇天烈な世界観は、そう「SAYURI」に似ている、アメリカ人独自の解釈。
ハリウッド作品を日本人キャストで撮ったという部分に関しては良かったと思う。天狗に育てられた主人公のキアヌ・リーヴスが、愛する姫を助けるため、赤穂浪士たちと手を組み、妖魔の菊地凜子&吉良を倒すというのがおおまかなあらすじ。
もともとフィクションだから、ある程度の改変はあってもよかろとは思うけれども、忠臣蔵である必要性がほとんどないのがなあ…。
とはいえそのやり放題ぶりに潔さを感じてしまったりなんかもして、チャンバラ・ファンタジーとして面白い部分もありましたよ。まあ最初から全く期待していない&設定でがっかりだったので、そういう映画としてみていたからかもしれませんが。「妖魔伝」という意味では面白かったですなー。
日本じゃねーよどこなんだよというロケーションも多く、やっぱファンタジーだな、それなら結構おもろい。ゆるキャラ担当のデブがいなくなると、シリアスに変わりますがそこも中国っぽいですな。
永劫の愛を誓って結ばれる事なく終わるのも、なんか良かった。姫とくっついてめでたしじゃ、あまりにもあれだからね。

【概略】
赤穂の国のサムライ・大石とその部下たちは、吉良と謎の女ミヅキの陰謀により、尊敬する主君の命とサムライとしての身分を奪われる。素性不明のはぐれ者のカイは、主君の仇打ちと吉良に狙われる姫のミカを守ろうと立ちあがった大石に力を貸し、圧倒的な吉良軍に対し、わずか47人で立ち向かう。

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