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デッドマン・ダウン : 傷ついた男と女の物語2013年10月27日 12:47

デッドマン・ダウン
 昨日は、先週に引き続き映画館のハシゴをしました。でも、先週と違い元気なのは何故なのかな。では、本日紹介する作品はこちらになります。
【題名】
デッドマン・ダウン

【製作年】
2013年

【製作国】
アメリカ

【鑑賞手段】
映画館

【おすすめ度】
超おすすめ!!

【あらすじ】
 ヴィクター(コリン・ファレル)は、裏社会で不動産業を牛耳るアルフォンス(テレンス・ハワード)の信頼厚い寡黙なヒットマン。脅迫文や謎のメモ、仲間の惨殺死体など、何者かの脅しに悩まされるアルフォンスと、そんなボスの悩みを解決してのし上がろうと躍起になる手下のダーシー(ドミニク・クーパー)たちの騒ぎを冷静に見つめていた。一方、ヴィクターの向かいのマンションに住む若い女性ベアトリス(ノオミ・ラパス)。交通事故の生々しい傷跡が顔に刻まれた彼女は、近所の子どもたちから“怪物”と罵られていた。ヴィクターはそんな彼女に同情し、食事の誘いに乗るが、ベアトリスには目的があった。
あらすじの続きはこちらをクリック。 (MovieWalkerより引用)


【感想】
 この「デッドマン・ダウン」は、妻子を殺され復讐に燃える孤独なヒットマンと交通事故の生々しい傷跡が顔に刻まれた女が”復讐”という共通の目的で絆を育んでいくサスペンス・アクションです。寡黙なヒットマンであるヴィクター役には、「トータル・リコール」のコリン・ファレル。ヴィクターの向かいに住む女性で傷跡が顔に刻まれたベアトリス役には、「プロメテウス」のノオミ・ラパス。監督は、ノオミ・ラパス主演で大ヒットした「ミレニアム ドラゴン・タトゥーの女」のニールス・アルデン・オプレヴ。

 サスペンス映画に必要な要素、個人的には途切れることのない緊張感が画面から伝わることだと思います。アクション映画に必要な要素、個人的には観る者の想像を超えた映像だと思います。ちなみに、この「デッドマン・ダウン」は、この二つの要素を高いレベルで表現しているだけでなく、恋愛映画としても魅せてくれた作品でした。

 ヴィクターは、裏社会で不動産業を牛耳るアルフォンスの手下の一人。しかし、ヴィクターの目的は、愛する妻と娘の命を奪ったアルフォンスへの復讐。既にその機は熟しているのだが、なかなか決行に移せないでいる。そんな中、アルフォンスの手下でありヴィクターの友人でもあるダーシーが、少しずつだが彼の正体に近づいていく。これが見事に描かれており、画面から緊張感が途切れることはなかったですね。また、ラストのアクションシーン、この始まりは少々びっくりさせられました。作品全体としてみれば決して派手な映像ではないのですが、あの衝撃の突撃から始まる銃撃戦は見事でした。ニールス・アルデン・オプレヴ監督の映画は初めて観ましたが、「ミレニアム ドラゴン・タトゥーの女」を世界的ヒット作品にしただけのことはあります。腕が確かな監督さんですね。

 しかし、これ以上によかったのが、ヴィクターとベアトリスが絆を育んでいく過程でした。心に癒えることのない深い傷を負った男と女、コリン・ファレルとノオミ・ラパスが見事に演じていたなぁ。深い傷を負っているからこそ悪魔にも天使にもなれる、そんな二人がとる行動はなかなか相手に伝わらないんですよねぇ。それでも、最後は互いのために命を賭ける、そんな二人の行動に観る者は熱いものを感じずにはいれないでしょう。

 このように「デッドマン・ダウン」は、決して派手さはないものの、観る者に二人の熱い想いが伝わる素晴らしい作品となっております。コリン・ファレルとノオミ・ラパスの渋い演技、ニールス・アルデン・オプレヴが魅せる大人の演出、観に行って得した気分になれる映画ですよ。では、本日はこの辺で (●´Д`)ノ【バ】【イ】【バ】【イ】ヽ(・ω・○) 。


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★この映画の皆さんの評価★

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コメント

_ かこ ― 2013年10月29日 22:16

はじめまして。TBありがとうございました。

これ、本当に掘り出しもの?というか、アクションと思ってみたら、人間ドラマ。
二人の絆、ベアトリスの女としてのいじらしさみたいのもかわいく、よかったですわ~。

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_ 象のロケット - 2013年10月30日 00:37

謎の人物からの脅迫に悩まされている裏社会の大物アルフォンスは、手下のヴィクターたちに探索を命じるが、ヴィクターはそれどころではない。 近所の女性ベアトリスに弱みを握られ、彼女の顔を傷つけた男への復讐を手伝う羽目になってしまったのだ。 更に、実はヴィクター自身にも、妻子を殺した男への復讐計画があった。 復讐しか頭になかったベアトリスは、ヴィクターに心惹かれてゆくのだが…。 サスペンス・アクション。

_ LIFE ‘O’ THE PARTY - 2013年11月01日 00:21

なんかさ最近のお若い方は洋画よりも邦画、らしいざんすね。 2

_ パピとママ映画のblog - 2013年11月02日 18:11

『フライトナイト/恐怖の夜』『トータル・リコール』などのコリン・ファレル主演によるサスペンス。暗殺者の男と彼に復讐(ふくしゅう)を依頼した女が、思わぬ窮地に立たされながら惹(ひ)かれ合う姿を活写していく。監督は、『ミレニアム ドラゴン・タトゥーの女』で注...

_ だらだら無気力ブログ! - 2013年11月06日 00:14

コリン・ファレル、カッコいいわ。

_ とりあえず、コメントです - 2013年11月06日 08:54

スウェーデン版『ミレニアム ドラゴン・タトゥーの女』のニールス・アルデン・オプレヴ監督が描くサスペンスです。 コリン・ファレル&ノオミ・ラパス競演とは、また濃い感じだなあと気になっていました。 監督の描く世界は静かな中に哀しみと緊張感が漂うようなじっくりと見せるサスペンスでした。

_ ここなつ映画レビュー - 2013年11月13日 13:52


いや〜B級作品でした。何がB級かって、唐突に流れてくるラップ調の音楽のせいでもなく、テレンス・ハワードに大物感がゼロだからでもなく、ともかく、女がステレオタイプというか、古い考え方や趣味に凝り固まっている設定でイライラ。「男は胃袋で掴むのよ」なーんて、イマドキあなた…。交通事故で顔に傷はお気の毒だけど、だからって轢いた相手を殺してやりたいなんて、女のどろどろはそこかい?しかもノオミ・ラパスが顔の傷が似合っちゃうようなイメージだもんだから尚更収まりが悪い。頼まれたメール便も「あなたのためを思って」中身すり替えたり、バカ過ぎる。そんなバカでイラつく行動を他でもない「女」にとらせる所に悪意...

_ ★yukarinの映画鑑賞ぷらす日記★ - 2014年05月09日 23:25

【DEAD MAN DOWN】 2013/10/26公開 アメリカ 118分監督:ニールス・アルデン・オプレヴ出演:コリン・ファレル、ノオミ・ラパス、ドミニク・クーパー、テレンス・ハワード、イザベル・ユペール
死んだはずの男。未来を奪われた女。ふたりを繋ぐものは<復讐>だった――
...

_ いやいやえん - 2014年06月29日 13:09



コリン・ファレル、ノオミ・ラパスさん共演。
妻子を殺され犯罪組織に潜り込み密かに復讐を誓うヴィクターと、交通事故で顔に傷を負って事故の加害者に復讐を願うベアトリス。2人が出会い共鳴しあう心理描写や、関係性などの経緯が丁寧に描かれている。2人の関係が密になるほどに共感性や映画への没入感は増えていくと思います。
コリン・ファレルさんはハードボイルド系作品が合うのですよね。そういえば、「ロンドン・ブルバード」もあった。←この作品から濃い眉毛にも慣れて、苦手意識が消えたもんな〜人間って不思議。
二人が向かい合わせの部屋に住んでいるという映画的な部分も湿っぽくなりすぎず。ただ二人が恋に落ちていくのもあまり性急に進められてしまうとちょっと白けてしまうかなと。顔に傷がついて、人生が終わったと思うのは、なんか気持ちわかる。私も子宮筋腫の手術をしたとき、ぐちゃぐちゃの開腹手術跡をみて傷は薄くなるってわかってても絶望したもん、顔だなんてそれ以上だよ。
傷を持った男と傷を負った女、全体の雰囲気がなんか良かったです。復讐しても変わるらないものもある、2種類の命拾いした男女の顛末…後半の襲撃シーンのアクションは派手で良かったと思う。

【概略】
裏社会の大物アルフォンスは、何者かの脅迫に悩まされていた。ヴィクターは、そんなアルフォンスの右腕として一目置かれる寡黙なヒットマン。ある日、彼のマンションの向かいに住む女ベアトリスが接触を図ってきた。彼女はヴィクターが殺人を犯す現場を目撃したと告白、通報しない代わりに彼女の顔に傷を付けた男を殺してほしいと思いがけない交換条件を持ちかけるのだったが…。

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