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男はつらいよ 花も嵐も寅次郎 : 最短でマドンナにふられる、しかもニート出現2013年10月08日 20:34

男はつらいよ 花も嵐も寅次郎
 東電の毎度の人為的ミス、みずほ銀行のヤクザさんとの繋がり、この映画を観る度に真面目にやっているタコ社長が可哀相になってきます。まあ、今日はそんな映画の紹介です。
【題名】
男はつらいよ 花も嵐も寅次郎

【製作年】
1982年

【製作国】
日本

【ロケ地】
東京都葛飾区柴又、大分県(杵築、湯平温泉、鉄輪温泉、由布院、志高湖、臼杵)、千葉県(谷津遊園)

【マドンナ】
小川蛍子(デパガ):田中裕子

【鑑賞手段】
DVD

【おすすめ度】
超おすすめ!!

【あらすじ】
 大分は湯平温泉でバイをする寅は、馴染みの湯平荘に宿をとった。夜、寅と宿の親父、勝三が酒を飲んでいると、そこへ、ひとりの青年が現れた。三郎というその青年は、かつて、この宿で女中をしていた女性の息子で、その母がひと月ほど前に病死し、遺骨を埋めにこの地にやって来たという。勝三は美しい三郎の母親を覚えており、彼の親孝行に感心した寅は、さっそく昔の知り合いを集め、供養をしてやる。同じ宿に泊り合わせていた、東京のデパートに勤めている旅行中の螢子とゆかりという二人の娘も、寅はその席に座らせてしまう。翌日、二人の娘と見物をしていた寅は、車で東京に帰ろうとしていた三郎と出会い、その日は四人でドライブをすることになった。そして夜、二人の娘と別れるときになって、三郎は螢子に付き合って欲しいと言う。突然のことで、螢子はとまどうようにフェリーに乗り込んだ。
あらすじの続きはこちらをクリック。 (MovieWalkerより引用)


【感想】
 この「男はつらいよ フーテンの寅」は、日本映画界の至宝ともいえる「男はつらいよ」シリーズの第三十作目となる作品です。主役の車寅次郎を演じるのは、このシリーズが代表作となる渥美清。レギュラー陣では、その妹であり博の妻となったさくら役には倍賞千恵子、第一作でさくらと結婚し夫となった諏訪博役には前田吟、博とさくらの子供である満男役には吉岡秀隆、おいちゃんこと車竜造役には下條正巳、竜造の嫁でおばちゃんこと車つね役には三崎千恵子、裏の印刷工場の経営者であるタコ社長こと桂梅太郎役には太宰久雄、柴又題経寺(柴又帝釈天)の住職である御前様役には笠智衆、題経寺の寺男である原公役には佐藤蛾次郎。準レギュラー・ゲスト陣では、本作のマドンナでデパートの店員である小川蛍子役には田中裕子、旅先で蛍子に惚れてしまう三郎役には沢田研二、蛍子の友人であるゆかり役には児島美ゆき、寅次郎が馴染みにしている温泉旅館の主人である勝三役には内田朝雄、寅次郎の顔馴染みである桃枝役には朝丘雪路。監督には、「おとうと」「武士の一分」など、数々の名作を世に送り届けた山田洋次がメガホンをとる。

 本作はシリーズの中で、最も風変わりな作品となっています。一応、本作のマドンナは小川蛍子を演じる田中裕子となっていますが、実質的なマドンナは桃枝を演じた朝丘雪路。しかも、開始15分も経たないうちにふられてしまうのです。これは、シリーズ中ぶっちぎりの第一位。ギレン・ザビ閣下の「圧倒的じゃないか、我が軍は。」という迷台詞が脳裏をよぎるほどのぶっちぎり。これには、とらや一家ならずとも情けなくなる始末ですよ。

 そして、寅さんが朝丘雪路にふられてからが、本作のメインとなります。ちなみに本作は、シリーズ御馴染みの寅さんキューピットが大活躍する作品。田中裕子演じるマドンナの小川蛍子に惚れるのは、当時イケメンベストナインの一人である沢田研二。今となっては考えられない理由ですが、二枚目過ぎて恋人が出来ない青年という設定なのです。それを究極の三枚目である寅さんが、サポートするわけですから笑えないはずないよねぇ。

 また、何気に興味を引いたのが蛍子の弟。これが、今でいうニートなんですよ。どちらかというと、思いっきり時代遅れな「男はつらいよ」ですが、この部分は時代の最先端というか、予言的中といったレベル。しかも、やくみつる的な風貌の俳優が演じているので、妙にはまっているわけです。山田洋次監督の時代観察力や人物観察力の高さでしょうねぇ。

 このように「男はつらいよ 花も嵐も寅次郎」は、シリーズ中でも異色の作品となっております。序盤での見事なふられっぷりは、水戸黄門一行が印籠を振りかざしながら街道を歩いているようなもんです。では、本日はこの辺で ヽ(☆・Д・)ノ○ー○メガネふりバイバイ 。


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