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謝罪の王様 : 土下座、ワチャワチャ。2013年09月28日 17:36

謝罪の王様
 東電のK前会長やS前社長、こやつらは天下り先でヨロシクやっているわけですよ。こいつらにこそ、本日紹介する作品の主人公である黒島譲が側にいれば、今ほど恨まれることもなかったでしょうに。ということで、本日紹介する作品はこちらになります。
【題名】
謝罪の王様

【製作年】
2013年

【製作国】
日本

【鑑賞手段】
映画館

【おすすめ度】
おすすめ!

【あらすじ】
 東京謝罪センター所長、“謝罪師”を生業とする黒島譲(阿部サダヲ)は、ケンカのような小さなトラブルから国家存亡の危機まで、ひと癖もふた癖もある依頼人から舞い込む様々な事件に遭遇。降りかかる難問を次から次へと謝罪のテクニックを駆使して解決していくのだった……。
あらすじの続きはこちらをクリック。 (MovieWalkerより引用)


【感想】
 この「謝罪の王様」は、脚本・宮藤官九郎、主演・阿部サダヲ、監督・水田伸生のトリオが「舞妓Haaaan!!!」(2007)、「なくもんか」(09)に続いて生み出したオリジナルコメディです。“謝罪師”を生業とする黒島譲役には、「ぱいかじ南海作戦」の阿部サダヲ。司法書士を目指す帰国子女で黒島の助手でもある倉持典子役には、「綱引いちゃった!」の井上真央。下着メーカーの中堅社員で共同プロジェクトの担当者からセクハラで訴えられた沼田卓也役には、「宇宙兄弟」の岡田将生。沼田卓也をセクハラで訴えた宇部美咲役には、「探偵はBARにいる2 ススキノ大交差点」の尾野真千子。宇部美咲の弁護士で典子の大学時代の講師でもある箕輪正臣役には、「大木家のたのしい旅行 新婚地獄篇」の竹野内豊。

 私も新卒で入った会社では、よく謝罪にいきましたよ。いわゆる宅配業界で、クレーマーからの突っ込みのきつさは半端なかったなぁ。その頃、上司に教わった謝罪のテクニックの一つに、低い声でゆっくりとしゃべること。これを教わってから、随分と問題解決の効率が上がりました。でも、その上司から土下座だけはするなといわれました。会社員以前に人として譲ってはならない一線だといわれたのです。でも、この映画はそんなことを軽く超越しています。だって、土下座の向こう側に”何か”があるわけですから…。

 宮藤官九郎、阿部サダヲ、水田伸生といえば、黄金のトライアングルともいえるスーパートリオ。劇場の予告編も良い感じで、期待して観に行ったわけです。でも、その期待値を上回ることはなかったなぁ。う~ん、何というか詰めの甘さを感じたわけです。では、私が詰めの甘さを感じたのは、どの辺なのでしょうか。

 それは、映画において一番肝心なオチです。本作のキャッチコピーでもある「土下座の向こう側」、これが弱過ぎた。正直、私には「土下座の向こう側」が全く伝わってきませんでした。阿部サダヲを始めとする俳優陣の演技、水田伸生監督の痒いところまで手が届くような気の利いた演出、これらには全く問題がありません。というよりも、キレッキレですよ。これはひとえに、宮藤官九郎の脚本に原因があるというほかありません。「あまちゃん」で、少し息切れしてたのですかね。まあ、天才にも休養が必要なのではないでしょうか。

 でも、オチ以外は完璧ともいえる作品でした。その中で、個人的MVPは倉持典子を演じた井上真央。ちょっと小生意気でエロくて、でも憎めない絶妙な演技でした。レオタード姿の彼女の谷間、意外な美しさに驚きましたよ。次点は、沼田卓也を演じた岡田将生。男性目線からすると、全くもって理解できるが、彼のように行動する勇気は誰も持ち合わせておりません。そんな、開けっ広げな性格のキャラをイヤミなく演じていました。ある意味、二人とも役者として新境地を開いたのではないでしょうか。

 このように「謝罪の王様」は、オチ以外は完璧ともいえる作品となっております。特に、井上真央の演技は阿部サダヲを喰うほどのインパクトがあります。これだけでも、本作を観賞する価値はあるのではないかな。では、本日はこの辺で ヽ(●`・∀・´)八゛レl八゛レl(`・ω・´★)ノ 。


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★この映画の皆さんの評価★

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コメント

_ ぷっちん ― 2013年09月30日 05:51

おはようございます。

映画のお話よりも、元上司の土下座のお話はとても素敵。
こういったアドバイスをして下さったり、会話ができる知人は大事ですね。

_ ウマキング ― 2013年10月01日 13:39

ぷっちんさん、こんにちは。

新卒の会社を辞めて随分と経ちますが、それでも最近までよく飲みに行くことがありました。
その上司も会社を辞めて、実家の山口に戻られてからはあっていませんが。
でも、尊敬できる人で、この方のアドバイスを今も大切に守っています。

ではでは、息子さんも良い上司にめぐり合えたらよいですね。

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_ ★yukarinの映画鑑賞ぷらす日記★ - 2013年09月29日 00:11

2013/09/28公開 日本 128分監督:水田伸生出演:阿部サダヲ 、井上真央、竹野内豊、岡田将生、尾野真千子、荒川良々、濱田岳、松本利夫、高橋克実、松雪泰子
謝るとき、人は誰でも主人公。
[Story]依頼者たちに代わって謝ることで、彼らが抱える多種多彩なトラブルを収...

_ 象のロケット - 2013年09月29日 05:50

「謝罪師」黒島譲は謝罪のプロ。 彼のところに持ち込まれるのは、ケンカの仲裁のような小さなトラブルから、政府を巻き込んだ国家存亡の危機まで大小さまざま。 降りかかる難問を謝罪のテクニックを駆使して解決する彼は、自分には土下座を超える「究極の謝罪」という隠し玉があると豪語していたのだが…。 コメディ。 ≪謝るとき、人は誰でも主人公。≫

_ はらやんの映画徒然草 - 2013年09月29日 22:01

阿部サダヲ主演、宮藤官九郎脚本、水田伸生監督のトリオは「舞妓Haaaan!!!」

_ 新・辛口映画館 - 2013年09月29日 23:02

 客入りはほぼ満席。読売新聞さん主催の試写会だ。

_ あーうぃ だにぇっと - 2013年09月30日 05:17

謝罪の王様@イイノホール

_ 水曜日のシネマ日記 - 2013年09月30日 12:52

依頼者の代わりに謝って事態を収束する謝罪師が巻き起こす騒動の数々を描いた作品です。

_ 映画のブログ - 2013年10月01日 08:22

 【ネタバレ注意】

 映画がはじまってすぐに、私は拍手したい気持ちになった。

 常々、映画を作るからには是非やって欲しいことがあった。
 今はどこの映画館でも映画の前にマナー広告を上映する。曰く、上映中はお静かに、前の席を蹴らない、携帯電話の電源はオフ、マナーモードでも振動や点滅が迷惑になります等々、観客の一人ひとりがとうぜん守るべきマナーについて注意を喚起する。

 とこ...

_ カノンな日々 - 2013年10月01日 21:55

『舞妓 Haaaan!!!』『なくもんか』とスマッシュヒットを連発した主演・阿部サダヲ、脚本・宮藤官九郎、監督・水田伸生のトリオが再タッグを組んで挑んだ今作は架空の職業“謝罪師”を ...

_ だらだら無気力ブログ! - 2013年10月02日 00:19

最後の新曲プロモーションビデオのくだりは全くもってイラナイ。

_ とりあえず、コメントです - 2013年10月02日 23:31

水田伸生監督&宮藤官九郎脚本&阿部サダヲ主演で贈るパワフルなコメディです。 元気が欲しい~とチャレンジして来ました。 ありえないと思っていても笑ってしまうパワーと、意外に入り組んでいて面白い展開に 時間を忘れさせてくれるような作品でした。

_ 佐藤秀の徒然幻視録 - 2013年10月03日 19:59

全編東京謝罪センターの広告番組?
公式サイト。宮藤官九郎脚本、水田伸生監督、阿部サダヲ、井上真央、竹野内豊、岡田将生、尾野真千子、荒川良々、濱田岳、松本利夫、高橋克実、 ...

_ 京の昼寝〜♪ - 2013年10月06日 08:49



□作品オフィシャルサイト 「謝罪の王様」 □監督 水田伸生□脚本 宮藤官九郎□キャスト 阿部サダヲ、井上真央、竹野内 豊、岡田将生、尾野真千子、       荒川良々、濱田 岳、高橋克実、松雪泰子■鑑賞日 9月28日(土)■劇場 TOHOシネマズ川崎■cyaz...

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今思い出しても笑っちゃう程面白かった「謝罪の王様」。謝罪の行為そのものだけでなく、謝罪する側、される側、それをはたで見ている側の心理にまで突っ込んだ所が面白い。謝罪が産み出す波状効果もよくできている。


思えば日常で、どれだけ謝罪の言葉を口にする事だろうか。この場合の日常とはほぼ殆どが職場なのだけれど。電話で、メールで。実際にはもう既に形骸化しているのかもしれない謝罪の言葉。それは「謝っときゃいいんでしょ」という意味ではなく、何というか、季語や枕詞のような。
裏を返せば、本当に心の底から謝らなければならない場面に遭遇する事は逆に少ないかもしれない。だから、謝罪とは形だけのも...

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クドカンの映画と言うことで期待せずに行きましたが、そのせいか思ったより楽しめました。

謝罪のいろんなケースを紹介している構成になっていますが、単に並列させるのではなく時系列上、同時進行しているという形をとっていたのは興味深かったです。

親子の謝罪から会社でのセクハラの謝罪、国同士の謝罪まであらゆる謝罪をテンポよく見せてくれます。

それでも、やはりくだらないとは思うのですが、...

_ 真紅のthinkingdays - 2013年11月05日 20:47


 ヤバイ筋の方々を相手に、物損事故を起こしてしまった帰国子女・倉持典子
(井上真央)は、「東京謝罪センター」 所長・黒島譲( 阿部サダヲ)に対応を
依頼し、窮地を救われる。典子は黒島の助手となり、センターには次々と依頼
人が訪れ始める。「土下座を越えた謝罪」 とは、如何に??

 監督:水田伸生、脚本:宮藤官九郎、主演:阿部サダヲのコメディシリーズ
(?)第三弾。水田監督&ク...

_ いやいやえん - 2014年09月29日 15:56

【概略】
東京謝罪センター所長・黒島譲が、喧嘩の仲裁から政府を巻き込んだ国家滅亡の危機まで、様々なトラブルを謝罪のテクニックを駆使して解決していく。
コメディ



短文です。
えーと途中までは大変面白かったのです。
謝罪のタイミングとかテンポとか、なかなか面白くて良かったのですが、途中からダルダルになりましたね^;そして無理やり最後は感動へと結び付けてしまう。半分くらいメインがマンタン王国の国際問題で、なんだかなあ。一応それぞれの話はうまく絡んであるんですけどね。
「土下座の向こう側」である「わき毛ボーボー 自由の女神」を内閣総理の嶋田久作さんがやっちゃうのはめっちゃシュールでしたねえ。