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ひまわりと子犬の7日間 : どんな動物にも生きてきた歴史がある。2013年09月05日 17:27

ひまわりと子犬の7日間
 オリンピック開催地、どこになるのでしょうか。しかしながら、最終候補地の三都市。いずれも、問題が多いですねぇ。この都市が良いではなくて、この都市がマシといった感じで選ばれるのでしょうか。まあ、東京が落選すれば、東京電力が第一級戦犯になるのは間違いないですね。では、本日紹介する作品は動物好きは堪らないこちらになります。
【題名】
ひまわりと子犬の7日間

【製作年】
2013年

【製作国】
日本

【ロケ地】
宮崎県宮崎市、日南市等

【鑑賞手段】
DVD

【おすすめ度】
おすすめ!

【あらすじ】
 ある冬の日、保健所に生まれて間もない子犬たちとその母犬が連れてこられる。母犬は近づく人があれば激しく吠え、子犬たちを命がけで守ろうとしていた。普段から殺処分される犬を一匹でも減らそうと里親探しに奔走する職員の神崎彰司(堺雅人)はこの様子を見て、この母犬と子犬の命を守ろうと決心する。殺処分までは7日間。このわずかな期間に、新たな飼い主を見つけて人のもとで暮らせる犬として譲渡できるようにするのは至難の業である。しかし神崎は母犬が子犬を愛する様子を見て、母犬はかつて人に大切にされていたのではないかと思う。神崎は妻を事故で亡くしており、命の尊さを知る娘からも母犬と子犬が一緒にいられるようお願いされる。神崎は規則を破り収容期間を延長。また太陽の下で暮らせるように母犬に「ひまわり」と名前をつけ、母犬の心をなんとか開かせようとするが、期限は刻一刻と迫っていた……。
あらすじの続きはこちらをクリック。 (MovieWalkerより引用)


【感想】
 この「ひまわりと子犬の7日間」は、宮崎県の中央動物保護管理所で起こった実話をもとに、犬の親子と管理所職員の絆を描いたドラマです。保健所職員の神崎彰司役には、「その夜の侍」の堺雅人。獣医の五十嵐美久役には、「阪急電車」の中谷美紀。彰司の母である神崎琴江役には、「」の吉行和子。彰司と同じく保健所職員の安岡役には、「その夜の侍」のでんでん。彰司の後輩職員である佐々木一也役には、「劇場版 きかんしゃトーマス ミスティアイランド レスキュー大作戦!!」の若林正恭。監督は、山田洋次監督作の共同脚本や助監督を務めてきた平松恵美子が務める。

 「どんな動物にも生きてきた歴史がある。」、そんな語りから始まる本作。犬を飼っている私も、彼女の歴史をほとんど意識したことはありません。例えば、ペットショップで売られている子犬や子猫たち、彼らや彼女たちだって親や兄弟と別れるという辛い歴史を経験してきているのです。それを思うと、しょっぱなから涙があふれて止まらなくなりました。そして、本作の主人公であるひまわりの歴史が紹介されます。ひまわりは、老夫婦の飼う犬が産んだ赤ちゃんの一匹。でも、ひまわりは兄弟の中で一番弱い存在。このままでは死んでしまうと思ったおばあちゃんが、ひまわりにミルクをやって育てたのです。そんな愛情一杯に育ったひまわりには、多くの苦難と別れが待っていました。この時点で、完全に号泣していましたよ。

 主人公の神崎彰司は、市が運営する動物園で働いていました。そこでは、動物を育て、動物の命を守る仕事をしていたのです。しかし、動物園が閉鎖され、今では保健所で動物を殺処分しているのです。それは、子供たちにも話せない辛い仕事。でも、彰司は一匹でも殺処分を減らそうと、保健所に来た犬や猫の里親探しに奔走しているのです。そんな中、ひまわりは生まれたばかりの子犬と一緒に、保健所にやってきたのです。ここで物語の冒頭で語られた「どんな動物にも生きてきた歴史がある。」という言葉が重みを感じさせるのです。ひまわりが人間を信用しないのも、子犬たちに愛情を注ぐのも、彼女の生きてきた歴史によるもの。この時点では、生涯観た映画の中でベスト10に入ると思われるほどの完璧ともいえるデキでした。

 そして、本作で使われている宮崎弁、これが何とも作品の空気感にマッチングしていました。宮崎で起きた実話を元にしているから宮崎が舞台になり、登場人物も宮崎弁をしゃべる。当たり前なのですが、堺雅人がしゃべる宮崎弁は何とも暖かく優しいひびきでしたねぇ。

 このように本作は、一見すると完璧な作品といえます。命の大切さや尊さ、子供だけでなく大人も観るべき素晴らしいテーマを扱った作品です。それでいて、感動の押し付けもなく、素直に作り手のメッセージが心に中に染み込んできます。でもなぁ、あのオチには少々びっくり。最終的に自分で引き取るなら、最初から大騒ぎするなよとツッコミをいれてしましました。でも、その場面を観ながら号泣してましたけど…。

 このように「ひまわりと子犬の7日間」は、動物好きの方だけでなく全ての方にお勧めできる感動の物語です。最後にツッコミ入れているのは、私が少々ひねくれ者なのかもしれないですね。では、本日はこの辺で (●´∀`)ノ・.。*βyёβyё゚,。 。


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_ Akira's VOICE - 2013年09月05日 17:58

人に歴史あり。犬にも!
 

_ 佐藤秀の徒然幻視録 - 2013年09月05日 18:31

人間家族と犬家族が出逢う物語
公式サイト。山下由美原案、平松恵美子監督。堺雅人、中谷美紀、でんでん、若林正恭(オードリー)、吉行和子、夏八木勲、草村礼子、左時枝、近藤里沙 ...

_ とりあえず、コメントです - 2013年09月07日 00:30

宮崎県を舞台に、犬を収容する保健所で働く父と家族、そして動物たちの姿をリアルに描いたドラマです。 堺雅人さんと犬が見詰め合っている写真を見た時から、これは観たいなと思っていました。 リアルに描かれる収容施設の様子と名演技、そして犬への愛に涙無しでは観られない物語でした。

_ 象のロケット - 2013年09月08日 09:52

2007年、宮崎。 保健所職員の神崎彰司は、動物保護管理所に収容された犬の里親探しを小学5年の娘・里美にまで頼んでいるが、引き取り手はなかなか見つからない。 ある日、母犬と生まれたばかりの3匹の子犬を保護するが、母犬は近寄る者すべてを激しく威嚇するばかり。 このままでは凶暴な犬として“処分”されてしまう。 神崎は収容期間内に何とか母犬の心を開かせようと、管理所に泊まり込むのだが…。 ヒューマンドラマ。