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北のカナリアたち : 東映の凋落を見た2013年07月16日 17:39

北のカナリアたち
 昨夜は同窓会で、とても楽しいお酒を飲みました。そのためか、今日は若干の二日酔い。何とか仕事を終えて、やっとこさ家に戻ってまいりました。ちなみに、本日紹介する作品は、何だかヘンテコな同窓会的な作品となっているこちらになります。
【題名】
北のカナリアたち

【製作年】
2012年

【製作国】
日本

【ロケ地】
北海道(稚内、豊富サロベツ、利尻島、礼文島)等

【鑑賞手段】
DVD

【おすすめ度】
超だめだめ!!

【あらすじ】
 夫・川島行夫(柴田恭兵)と共に北海道の離島にやってきた小学校教師、はる(吉永小百合)が受け持つことになったのは6人の生徒たち、鈴木信人(小笠原弘晃)、戸田真奈美(渡辺真帆)、生島直樹(相良飛鷹)、安藤結花(飯田汐音)、藤本七重(佐藤純美音)、松田勇(菊池銀河)だった。彼らの歌の才能に気付いたはるは、合唱を通してその心を明るく照らしていく。「先生が来るまで学校がつまらなかった」とこぼしていた子供たちの顔にも笑顔が溢れるようになり、大自然に響き渡るその歌声は島の人々の心も優しく包み込んでいった。そんな時、担当した事件が原因で心に傷を抱えた警察官・阿部(仲村トオル)が島へやってくる。人知れず悩みを持っていたはるは、陰のある阿部と自分を重ねるかのように心動かされていく。ある夏の日、生徒たちと行ったバーベキューで、悲しい事故が一同を襲う。子供たちは心に深い傷を負い、はるは心配する父(里見浩太朗)を一人置いて、追われるように島を出ることになる。だが、島を離れた後も心に残るのは6人の生徒たちのことだった……。
あらすじの続きはこちらをクリック。 (MovieWalkerより引用)


【感想】
 この「北のカナリアたち」は、東映の創立60周年を記念した大型プロジェクトとして、映画界最高峰のキャスト&スタッフを集めて撮られたヒューマンドラマです。かって離島の小学校で教師をやっていた川島はる役には、「男はつらいよ 寅次郎恋やつれ」の吉永小百合。はるの夫である川島行夫役には、「映画 ハゲタカ」の柴田恭兵。はると秘かに心を通じ合っていた警察官の阿部英輔役には、「行きずりの街」の仲村トオル。監督は、「大鹿村騒動記」の阪本順治。

 何といっても本作の一番の売りは、豪華キャストでしょう。上記で説明した以外でも、里見浩太朗、森山未來、満島ひかり、勝地涼、宮崎あおい、小池栄子、松田龍平というように、本作が特別な映画であることを十分に感じさせるものです。しかし、観終わった後に何ともいえない虚無感を感じたのです。それ位、本作は中身がNothingの映画でした。

 先ずは、主演の吉永小百合演じる川島はる、とんでもないクソッタレ女です。病気のだんながいながら、警察官の阿部英輔と密会を重ねるのです。理由はどうであれ、許されない行為でしょう。そして、そのことが田舎モンの生徒たちの心に大きな傷を与えることになるわけです。そのことが原因で島を出なくてはならなくなったはるですが、あれだけの悪行をしたわけですから、当然の報いでしょう。それを吉永小百合が演じているから、何となく悲劇のヒロイン的扱いになるのですが、この時点で物語りは完全に破綻していますよ。

 にもかかわらず、本作の上映時間は130分。異様に長いと感じました。正直、観ている我々は、川島はるのような悪行をしていないにもかかわらず、とんだ罰ゲームを課されているような状況です。もう、いい加減にして欲しいものです。

 このような状況ですから、本作を観て一番感じた事は、現状における「東宝」と「東映」の差。本作を東映創立60周年記念作品にするということは、それだけ東映スタッフのセンスの無さを感じずにはいれないのです。こんなことでは、今後も「東宝」と「東映」の差は広がっていくばかりでしょう。

 このように「北のカナリアたち」は、年齢不詳の不道徳おばさんが自分の周りの人たちを傷つけまくる作品となっております。そして、本作のキャスト&スタッフを映画界最高のメンバーだと考えている人は、ほとんどいないのではないでしょうか。では、本日はこの辺で .+゚*ヾ(o´∀`バィバィ´∀`o)ノ゛。:゚+ 。


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_ Akira's VOICE - 2013年07月16日 17:48

終盤が良かった。
 

_ 象のロケット - 2013年07月16日 22:51

東京郊外で図書館司書をしている川島はるは、20年前まで北海道の離島で小学校教師をしていた。 定年退職したはるの元に、最後の教え子の一人・信人が殺人事件を起こしたという知らせが届く。 心配になったはるは、久しぶりに父が一人で暮らす島へ帰り、教え子たちと再会を果たす。 誰もが、はるが島を去る原因となった20年前の事故のことで心を痛めていた…。 ヒューマンドラマ。

_ 佐藤秀の徒然幻視録 - 2013年07月16日 23:41

大女優政権交代すべし
公式サイト。湊かなえ原作、阪本順治監督、吉永小百合、柴田恭兵、仲村トオル、森山未來、満島ひかり、勝地涼、宮崎あおい、小池栄子、松田龍平、里見浩太 ...

_ はらやんの映画徒然草 - 2013年07月21日 11:14

東映創立60周年記念の大作。 主人公の元教師を吉永小百合さん、その生徒役を若手の

_ いやいやえん - 2014年02月26日 09:21



湊かなえさんの原作ですが、これ脚本が微妙だなあ。
吉永小百合さんだから不倫もきれいなことのように感じるのもなんかなあ。吉永さんのイメージからして、死にゆく夫と若い警官の間で揺れる役どころってなんか合わないというか…どうしても女の情感よりも優等生的なところを漂わせる部分がこの映画の場合鼻につくんですね。
映画は吉永さんがかつての教え子たちを訪ねまわるという形で展開をみせる。共演者はそれに合わせてあの頃の思いなどを語るわけですが彼らの言動もなんだかちぐはぐという印象。色々と無理があった。しかしそれが最後にひとつにまとまる。「辛い、辛いね」と信ちゃんが言う台詞は先生にも生徒にも当てはまる。
もっと残酷的な話になっても良かったのに、そう感じれないのはやはり吉永小百合効果でしょうか。
若いときと老いたときと両方を演じているのはさすがに無理やり感ありましたね^;あと分校の生徒たちの歌がめちゃうま!

【概略】
20年前に北海道の離島にある生徒6人の小さな分校で起きた悲劇の真相と、それによって心に傷を抱えた女性教師と教え子たちとの再会を描く。

ヒューマン