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男はつらいよ 寅次郎ハイビスカスの花 : シリーズ最高傑作2013年06月26日 10:19

男はつらいよ 寅次郎ハイビスカスの花
 映画好きの方には、誰でもこの作品が一番好きだといえるものがあると思います。それは、様々な要素が自分自身の感性にぴったりとはまった作品ではないでしょうか。ちなみに、本日紹介する作品は、私自身の感性にぴったりとはまったこちらになります。ということは、本年度観た個人的年間ランキングの一位は、これになっちゃうのか…。
【題名】
男はつらいよ 寅次郎ハイビスカスの花

【製作年】
1980年

【製作国】
日本

【ロケ地】
東京都葛飾区柴又、沖縄県、長野県(軽井沢)

【マドンナ】
松岡リリー(歌手):浅丘ルリ子

【鑑賞手段】
DVD

【おすすめ度】
超おすすめ!!

【あらすじ】
 例によって、かって気ままな旅を続ける寅次郎、ある夜、不吉な夢を見て、故郷の柴又に帰った。そこにあのキャバレー回りの歌手、リリーからの手紙があった。彼女は沖縄の基地のクラブで唄っていたが、急病で倒れ、入院中だという。そして、手紙には「死ぬ前にひと目寅さんに逢いたい」と書いてあった。とらやの一同は、飛行機嫌いの寅次郎を説得して沖縄へ送り出した。
あらすじの続きはこちらをクリック。 (MovieWalkerより引用)


【感想】
 この「男はつらいよ 寅次郎ハイビスカスの花」は、日本映画界の至宝ともいえる「男はつらいよ」シリーズの第二十五作目となる作品でリリー三部作の完結篇でもあります。主役の車寅次郎を演じるのは、このシリーズが代表作となる渥美清。レギュラー陣では、その妹であり博の妻となったさくら役には倍賞千恵子、第一作でさくらと結婚し夫となった諏訪博役には前田吟、博とさくらの子供である満男役には中村はやと、おいちゃんこと車竜造役には下條正巳、竜造の嫁でおばちゃんこと車つね役には三崎千恵子、裏の印刷工場の経営者であるタコ社長こと桂梅太郎役には太宰久雄、柴又題経寺(柴又帝釈天)の住職である御前様役には笠智衆、題経寺の寺男である原公役には佐藤蛾次郎。準レギュラー・ゲスト陣では、本作のマドンナで地方のキャバレーを廻っている歌手の松岡清子(松岡リリー)役には浅丘ルリ子、沖縄の若者でリリーに想いを寄せている国頭高志役には江藤潤、高志の母である国頭フミ役には間好子、オープニングに蕎麦屋で蕎麦を食べているカップルの男性に光石研。監督には、「おとうと」「武士の一分」など、数々の名作を世に送り届けた山田洋次がメガホンをとる。

 本作は、個人的に「男はつらいよ」シリーズの中で、一番好きな作品です。実際、私と同意見の方も多いと思います。松岡リリーという最高のマドンナ、舞台は青い海と澄んだ空の沖縄、というように最高の条件が整っているからでしょう。しかも、リリーと寅さんは、その沖縄で同棲までするのです。寅さんが、ここまでマドンナに歩み寄れた作品はありませんよ。しかも、それだけではありません。シリーズ唯一といえる、寅さんがマドンナに告白するシーンまであるのです。それだけに、終盤の展開は可笑しくもあり、物悲しさもありました。

 「男はつらいよ」シリーズの中で徹底して貫かれていることがあります。それは、寅さんがマドンナに対しSEXを意識していないことです。沖縄での同棲中、リリーは寅さんに対し夫婦愛のようなものを感じていたはずです。しかしながら、その同棲はつまらない理由から終わってしまうのです。仮に、寅さんが一度でもリリーを抱いていたら、こんなことにはならないはずです。まあ、そのもどかしさを観るのが、本作一番の魅力なんですけどね。

 右よりの方からは、何かといわれることのある、山田洋次監督。本作の舞台である沖縄は青い海と澄んだ空だけでなく、米軍基地の存在もあります。本作でも、その両方が丁寧に描かれていました。但し、米軍に関する描写は、極めて客観的な印象を受けました。私としてしては、観る者に判断をゆだねているような気がしました。まあ、左だろうが右だろうが、良い作品を世に出してくれるのだから、どうでもよいじゃありませんか。

 ちなみに、本作では倍賞千恵子が日本アカデミー賞で最優秀主演女優賞を受賞しています。寅さんファンとしては嬉しいような、すっきりしないような感じですね。主演女優賞なら、浅丘ルリ子だと思うのですが…。

 このように「男はつらいよ 寅次郎ハイビスカスの花」は、最高のマドンナと最高の舞台が揃ったシリーズ最高傑作の作品です。松岡リリーとはしばらく会えませんが、本ブログでは、これからも「男はつらいよ」を紹介し続けますよ。では、本日はこの辺で (∩ω・`。)ノ゜。*○вду вду○*。゜ヾ(・ω∩`。) 。


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コメント

_ (未記入) ― 2018年03月17日 21:16

あれ、吉岡秀隆は?

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