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藁の楯 わらのたて : クズの楯になれる者はいるのか?2013年04月27日 17:37

藁の楯 わらのたて
 世間では、ゴールデンウィーク初日。皆様、いかがおすごしでしょうか。私の場合は、来週月曜日までお仕事ざんす。ちなみに、本日紹介する作品はこちらになります。
【題名】
藁の楯 わらのたて

【製作年】
2013年

【製作国】
日本

【ロケ地】
愛知県名古屋市、三重県四日市市、台湾等

【鑑賞手段】
映画館

【おすすめ度】
超おすすめ!!

【あらすじ】
 7歳の幼女が惨殺される事件が発生。8年前に少女暴行殺人事件を起こし出所したばかりの清丸国秀(藤原竜也)に容疑がかかり、警察による捜査が行われるが、一向に清丸の足取りは掴めずにいた。事件から3ヶ月後、事態が大きく変わる。殺された幼女の祖父・蜷川隆興(山崎努)は政財界を意のままに動かす大物で、彼が大手新聞3紙に、清丸を殺した者に10億円支払うとの全面広告を打ち出した。この前代未聞の広告を見た国民は一気に殺気立ち、身の危険を感じた清丸が福岡県警に自首。東京の警視庁まで清丸の身柄を護送する最中に彼の身を守るために、生え抜きのSP5名が配置された。いつ、どこで、誰が襲撃してくるかわからない極限の緊張状態の中、護送が始まる……。
あらすじの続きはこちらをクリック。 (MovieWalkerより引用)


【感想】
 この「藁の楯 わらのたて」は、木内一裕の同名小説を映画化したサスペンスアクションです。清丸国秀護送メンバーの一人で警視庁のSPである銘苅一基役には、「終の信託」の大沢たかお。同じく清丸国秀護送メンバーの一人で警視庁のSPである白岩篤子役には、「犬とあなたの物語 いぬのえいが」の松嶋菜々子。同じく清丸国秀護送メンバーの一人で警視庁捜査一課の奥村武役には、「夜明けの街で」の岸谷五朗。同じく清丸国秀護送メンバーの一人で警視庁捜査一課の神箸正樹役には、「ぱいかじ南海作戦」の永山絢斗。同じく清丸国秀護送メンバーの一人で福岡県警の関谷賢示役には、「」の伊武雅刀。孫娘を清丸国秀に殺されたのをきっかけに彼の殺害に懸賞金を掛けた政財界の大物である蜷川隆興役には、「麒麟の翼 劇場版・新参者」の山崎努。8年前に西野めぐみを殺害し、仮出所から数か月後蜷川隆興の孫娘を殺害した清丸国秀役には、「カイジ2 人生奪回ゲーム」の藤原竜也。監督は、「悪の教典」の三池崇史。

 ツッコミどころは多々ある作品でしたが、迫力満点のアクションシーンと圧倒的な緊張感ある映像、豪華俳優陣の鬼気迫るほどの熱演により、誰にも文句を言わせないような力のこもった作品となっていました。現在の日本映画界に多くの名監督がいますが、このような映画は三池崇史監督でないと撮れないのではないでしょうか。

 先ずは、序盤のカーアクションに度肝を抜かれました。日本映画界最大の弱点であるカーアクションが、このような逸品な映像になるとは。今までは、整然と動く車に寂しい思いをしていたわけです。詳しくはないのですが、道路交通法の関係もあるのでしょうか。しかしながら、本作では整然と動かなければならないことを逆手に取っていたんですよ。警察が圧倒的な武力を見せながら、圧倒的な台数の警察車両が整然と移動するわけです。そこに突っ込んでくる○○○カー、ど迫力でしたよ。流石の三池崇史監督といったところです。

 そして、緊張感も半端なかったです。清丸国秀の護送班の5人は、全ての人間が信用できない状況に陥ります。10億円の懸賞金に目がくらんだのは、一般の人たちだけではないのです。それは、他の警察官だけでなく、仲間内の5人にもいえること。その伏線の張り巡らし方も実に巧妙で、5人の過去の経験や現在の境遇などが動機となる可能性を秘めているのです。この部分が本作をサスペンス映画としてもレベルの高いものにしており、観る者に圧倒的な緊張感を強いるのでしょう。

 また、演者の皆さんの熱演も凄かったですよ。全編に渡り、SPとしての正義感を貫く銘苅一基を演じた大沢たかお。クールで美人ながらも清丸目線で見たとき、どこかおばん臭さを感じさせた白岩篤子を演じる松嶋菜々子。二人とも素晴らしい演技でした。しかし、本作のMVPは、何といっても清丸国秀を演じた藤原竜也でしょう。本ブログでは、今まで彼の演技に関しては、ぼろくその記事を書いておりました。しかしながら、本作では救いようのない外道っぷりを見事なまでに発揮しております。これには、「悪の教典」でハスミンを演じた伊藤英明と比べても甲乙つけがたいレベル。彼の、今後の活躍にも期待が持てるようになりました。

 このように「藁の楯 わらのたて」は、三池崇史監督の才気あふれる演出と豪華名優の熱演が光るサスペンスアクションの逸品です。このような作品に対し、福岡から東京まで警察のヘリでいけばよいじゃないなんて野暮なこというのはやめましょう。では、本日はこの辺で ヽ(☆・Д・)ノ○ー○メガネふりバイバイ 。


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★この映画の皆さんの評価★

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新型ウィルスで一億総ゾンビ化のパンデミック
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_ あーうぃ だにぇっと - 2013年04月27日 19:26

藁の楯 わらのたて@イイノホール

_ オールマイティにコメンテート - 2013年04月27日 20:51

「藁の楯」は木内一裕原作の藁の楯を映画化した作品で、少女連続殺人事件で仮出所中の犯人が再び少女を殺して逮捕されるも、殺された祖父に当たる人物が殺したら10億円の懸賞金 ...

_ 花ごよみ - 2013年04月27日 21:39


原作は木内一裕の同名小説。

彼は『ビー・バップ・ハイスクール』の作者で、
この作品は小説家としてのデビュー作。

監督は三池崇史。

10億円の懸賞金がかかった凶悪な犯人清丸を
誰がいつ襲ってくるか分からない緊迫感たっぷりの中、、
命がけで移送することになる...

_ 気ままな映画生活 - 2013年04月28日 08:16

孫娘を殺害された政財界の大物・蜷川が、新聞に「この男を殺してください。清丸国秀。御礼として10億円お支払いします」と行方不明の犯人殺害を依頼する全面広告を掲載。日本中が ...

_ to Heart - 2013年04月28日 15:54


製作年度 2013年
上映時間 125分
原作 木内一裕
脚本 林民夫
監督 三池崇史
音楽 遠藤浩二
出演 大沢たかお/松嶋菜々子/永山絢斗/岸谷五朗/伊武雅刀/余貴美子/山崎努/藤原竜也
少女が惨殺される事件が起き、殺人事件の懲役を終えたばかりの清丸(藤原竜也)が指名手配さ...

_ だらだら無気力ブログ! - 2013年04月29日 01:19

警察官としてはどうなんだろ、この人たち。

_ とりあえず、コメントです - 2013年04月29日 18:53

木内一裕著の同名小説を三池崇史監督が映画化したサスペンスアクションです。 予告編を観て、殺人犯を殺したら10億円なんて一体どうなるのだろうと気になっていました。 予想以上に極悪非道な犯人とたくさんの血が流される展開に、圧倒されっぱなしの作品でした。

_ 映画1ヵ月フリーパスポートもらうぞ〜 - 2013年04月29日 19:45

評価:★★【2点】(10)


ズバリ言ってリアル感まったくなくて退屈だった。

_ こねたみっくす - 2013年04月29日 21:17

日本の安全神話はモラルで成り立っている。ゆえにモラルの崩壊こそが日本の安全神話の崩壊。
10億円の懸賞金を掛けられたクズを守ることに意味があるのかという問いよりも、誰も信 ...

_ タナウツネット雑記ブログ - 2013年04月30日 00:00

映画「藁の楯/わらのたて」観に行ってきました。木内一裕の同名小説を原作とする、大沢たかお・松嶋菜々子主演のサスペンス・アクション作品。少女殺しの凶悪犯を、「DEATH NOTE」2...

_ 象のロケット - 2013年04月30日 02:20

元経団連会長・蜷川の孫娘が惨殺されるが、容疑者・清丸国秀は行方不明。 3ヶ月後、大手新聞各紙に清丸の写真付きで「この男を殺してください。 御礼として10億円お支払いします。 蜷川隆興」という前代未聞の全面広告が掲載された。 人間のクズを殺せば10億円! 身の危険を感じて福岡県警に自首してきた清丸を東京の警視庁へ護送するため、精鋭5人が選ばれたのだが…。 サスペンス・アクション。

_ いい加減社長の映画日記 - 2013年04月30日 07:24

大沢たかおさん、最近よく観るなぁ・・・

「オフィシャルサイト」

【ストーリー】
ある日、日本の大手全国紙のすべてに見開き全面で「この男を殺してください。御礼として10億円お支払いします」という新聞広告が掲載された。
それは財界の大物・蜷川隆興が、孫娘を惨殺...

_ カノンな日々 - 2013年04月30日 21:45

予告編ではわかりませんでしたけど原作は人気コミック「ビー・バップ・ハイスクール」シリーズの漫画家・木内一裕さんの小説家としてのデビュー作品なんだそうですね。そして監督 ...

_ たいむのひとりごと - 2013年04月30日 23:42

10億円の懸賞金が掛けられた極悪非道な幼女惨殺犯人:清丸の護送を担当するSPと、様々な理由(主に懸賞金狙い)から清丸の命を狙う不特定多数の人々との攻防戦が描かれたサスペンスアクション映画。法治国家であ

_ 映画のブログ - 2013年05月01日 00:19

 シンプルなのに捻りがある。
 作り手はこの設定にした段階で、『藁の楯 わらのたて』は面白いと確信したことだろう。
 もちろん、その第一の功績は原作小説にあるのだろうが、主演の大沢たかおさんが数...

_ Akira's VOICE - 2013年05月01日 17:07

人間の信を問う攻防戦!
 

_ とらちゃんのゴロゴロ日記-Blog.ver - 2013年05月01日 21:47

台湾の高速鉄道700T型や開通前の高速道路を使ってロケまでしているけど、間延びした脚本のおかげでなんとも締まらない映画になってしまった。時間の経過とともに、リアリティーがだんだんなくなっていくので見ているのが辛くなった。

_ センタのダイアリー - 2013年05月04日 20:26

10億円の殺人懸賞金を掛けられた殺人犯、清丸(藤原竜也)を巡り、殺人志願者が次から次へと現れる。

それは一般人のみならず、警察関係者の中からも続々と現れ、清丸移送のSPを命じられた銘苅(大沢たかお)と...

_ 京の昼寝〜♪ - 2013年05月09日 12:40



□作品オフィシャルサイト 「藁の楯」□監督 三池崇史□脚本 林 民夫□原作 木内一裕□キャスト 大沢たかお、松嶋菜々子、岸谷五朗、伊武雅刀、永山絢斗■鑑賞日 4月29日(月)■劇場 TOHOシネマズ川崎■cyazの満足度 ★★★☆(5★満点、☆は0.5)<感想> こ...

_ 映画大陸 - 2013年05月10日 23:54


 仮に殺人犯を殺せば10億円貰えるとします。その時、あなたは手を下しますか?
 僕の個人的な答えは、”No”です。なぜなら10億円貰ったとしても、リスクが大きすぎるから。

...

_ 映画的・絵画的・音楽的 - 2013年05月11日 09:32

 『藁の楯』をTOHOシネマズ渋谷で見ました。

(1)予告編を見て面白そうだと思い、映画館に出かけてみました。

 話しは極く単純で、殺人事件の容疑者を、彼が出頭した福岡県警から、捜査本部が置かれている東京の警視庁まで48時間以内に移送するというもの。



 ただ...

_ またり、すばるくん。 - 2013年05月11日 22:50

主演:大沢たかお、監督:三池崇史の
映画「藁の楯」を観ました。

_ ふじき78の死屍累々映画日記 - 2013年05月12日 03:46

五つ星評価で【★★★★よう出来とるのお】


上から目線で偉そうに言うなら「三池も上手くなったもんだ」

そこそこの長尺ながら最後まで目を離せないし面白い。

役者がみん ...

_ net@valley - 2013年05月12日 05:32

 三池崇史監督らしいブラッディなサスペンス映画。

_ おべんとログ - 2013年05月12日 14:03

前評判のみで、何の予習もせずに観に行きましたよ。 そしたら、また三池監督の作品でした。 期せずして三池監督の映画を続けて観ていますねー。 さて、 ↓あらすじはこちらです↓ http://www.cinematoday.jp/movie/T0015154 いうなればエスピーの物語なんだけど、そ…

_ 映画観たよ(^^) - 2013年05月15日 00:00

『藁の楯 わらのたて』を観てきました。 藁の楯 わらのたて - 映画.com 見応えありましたね~一人一人が葛藤を抱えて迷っている、そして国民みんなが蜷川が仕掛けた広告に惑わされておどらされてしまっているところがよく描かれていましたね。 実際10億くらいで人は殺人を犯せるものなのか、最初はそんな気持ちで観ていましたが、その後の協力したものにさえ1億円で契約する。。と現実的な金額で全国にアナウンスされたら、、、本当に目の前で困っている人は動かされてしまうかもしれませんね。しかも警察さえそれに乗っかっていると知ったら国民は惑わされますよね。 こんなことにはならない~と断言できない現代だからちょっと怖い気がしました。 主演の大沢たかお!なんでしょうね。彼はノーブルでまじめなところがにじみ出てくる役にぴったんこ!特に今回のような何が正義なのかわからなくなってきているところで、自分の警察官としての信念にもとづいて行動しているところなんて、ちょっと胸をうちました。。 そして松嶋菜々子!かっこよかった!しかもシングルマザーとしてのやさしい一面もちらりとのぞかせいろんなことをこなしている現代の女性って設定がよかった。いろんなところで覗かせている母の一面が最後の場面をより悲しいものにさせてしまいましたね。 あのプリっとした頬が、、、ちょっと落ちてきていたのがショックでした(T_T) 藤原竜也は、デスノートのときもそうだったけど、こういうちょっと狂気に満ちた役をやらせたら本当にいい味だしますよね~根の顔立ちがお坊ちゃまぽいのにそのギャップがいいんでしょうね。 レオナルド・デュカプリオが悪役をやったときのそれと似ている気がします。 最後の裁判でのあの言葉なんて、本当にありそうな言動なだけにちょっと怖くなりました。 まったく反省していないというか、、、きっと何が悪いかなんてもうわからず社会という枠じゃなく自分の枠でしか判断できなくなっているんでしょうね。そういうのを描きたかったんでしょうか・・・・・ネ。 公式サイト:http://wwws.warnerbros.co.jp/waranotate/

_ はらやんの映画徒然草 - 2013年05月19日 19:14

しかし、三池崇史監督の作品というのは、いつもいつも大きな熱量を持っているな、と思

_ 映画@見取り八段 - 2013年05月20日 02:29

藁の楯    監督: 三池崇史    出演: 大沢たかお、松嶋菜々子、藤原竜也、岸谷五朗、伊武雅刀、永山絢斗、余貴美子、山崎努 公開: 2012年4月26日 2013年5月8日。劇場観賞。 スリリングな展開で飽きさせない映画だった。ずっとハラハラしっぱなしで、目が釘付け…

_ いやいやえん - 2013年09月24日 09:20



懸賞金10億のクズ(-凶悪犯-)を、命懸けで移送せよ!
たしかに10億もの賞金をかけられてたら、真剣に探しちゃうかも、殺意向けちゃうかも、という荒唐無稽さはありますが納得出来る部分もあり。
孫娘を殺された財界の大物が、その犯人と思われ指名手配をされている清丸の首に懸賞金をかける。清丸は自ら警察署に出頭するが、被疑者を移送する必要から、警備部SPの2名がその任務に加わることに。懸賞金を狙ったり協力する人々の中に警察官も含まれるのがある意味でリアリティあるかも。なんせ懸賞金の桁数が違いますからね。
この異常な状態の移送劇は、最悪の凶悪犯を守るという葛藤、全国民の目が賞金に向いている恐怖というのが良く描かれているとは思うのですが、銃撃戦も一発で終わってしまうなど明らかにそれはないだろ、と突っ込んでしまう部分もなきにしはあらず。警備上の問題も普通に考えて、あんな移送手段はないでしょー。
実際のところ、清丸を殺そうとする人物たちも意外性はなく、警護に当たっていた五人が脱落していくシチュエーションも新鮮味がない。清丸自身も、人間のクズよばわりされていましたが、普通に最高裁で死刑判決をもらうレベルの凶悪犯と言う感じ。藤原竜也さんの演技での粘っこい嫌らしさはありましたが、「命を懸けて守る価値があるのか」と言う台詞が何度も出てきますね、ちょっと暑苦しい。
松嶋菜々子さんもかっこよかったですが、正直こんな異常な状況下では、いくら有能でも普通は屈強な男性を任命するよなーと^;銃構えのシーンも何度もありすぎだし。
連行してきたところに待ち構えていたのが、10億の賞金を出した蜷川。前半のスピーディな展開はなかなか良かったのだけれど、後半の展開は正直悪い。死刑に決された清丸が、もっとやっておけばよかったと後悔しているという所は良かったのだけれど。←ある意味、ここは思い切り納得しちゃったかな。
結局のところ豪華な2時間SPドラマと言う感じで、あまり大作感は感じませんでした。やっぱりその辺が邦画なんだよねー(><)しょっちゅうドラマに出る人が映画にも出てるという事もありますが、いつかこの邦画のタイプが払拭されるときがくるんでしょうかねえ。

【概略】
「この男を殺してください。御礼に10億円差し上げます。」前代未聞の新聞全面広告に、日本中が揺れた! 広告主は巨額の資産を持つ財界の大物・蜷川。幼い 孫娘を惨殺した男、清丸の首に懸賞金を懸けたのだった。命の危険を感じた清丸は、潜伏先の福岡で出頭する。全国民の殺意が向けられる中、48時間以内に清 丸の身柄を警視庁に移送するため、5人のSPと刑事が選ばれた。護衛対象は“人間のクズ"。一般市民、警察官、機動隊員までもが執拗に命を狙ってくる中、命懸けの移送が始まる。

アクション

_ ここなつ映画レビュー - 2013年09月27日 11:00


これは、私がどうしても観たくて、無理矢理息子を誘った作品。カンヌ映画祭ではあまり好評じゃなかったようだけど、私はかなり満足でした。

まず、藤原竜也がすごくいい。クズをクズとして100%演じ切っている。同情の余地なしのクズ。それに、大沢たかお演じるSPの概念がいい。職業倫理が極めて高く、潔い、日本的な概念。

少しネタバレです。


孫娘を残酷に殺害された政財界の大物・蜷川(山崎努)が、新聞に全面広告を出す。犯人とおぼされる清丸国秀(藤原竜也)を殺して欲しいと、全国に依頼したのだ。謝礼として、10億円支払う、と掲げたその広告に、全国は色めき立った。逃亡していた清丸は、ど...