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君と歩く世界 : 基本は、あの作品と同じ2013年04月06日 17:31

君と歩く世界
 私の住む広島市の隣にある廿日市市。この廿日市市にある廿日市フットボールクラブが、J3参入を目指し久保竜彦氏を始めとする元サンフレッチェの選手3人の加入を発表しました。将来、J1で広島ダービーなんて、盛り上がるだろうなぁ。ちなみに、本日紹介する作品はこちらになります。
【題名】
君と歩く世界

【製作年】
2012年

【製作国】
フランス、ベルギー

【鑑賞手段】
映画館

【おすすめ度】
ふつうだね

【あらすじ】
 南仏アンティーブの観光名所マリンランドのシャチ調教師、ステファニー(マリオン・コティヤール)は、シャチのショーを指揮している最中にステージが崩壊、両足を失う大怪我を負ってしまう。過酷なハンディキャップを抱え、生きる希望さえ失っていく日々。そんな失意のどん底に沈んだステファニーの心を開かせたのは、彼女自身にとっても意外な人物だった。ナイトクラブの元用心棒で今は夜警の仕事をしているシングルファーザー、アリ(マティアス・スーナーツ)。彼は他者への愛を表現する術を知らない不器用な男であったが、他の人々のように同情心でステファニーに接するのではなく、両足がないことを知りながら彼女を海の中へと導いていく。
あらすじの続きはこちらをクリック。 (MovieWalkerより引用)


【感想】
 この「君と歩く世界」は、事故で両足を失った女性がある男性と出会うことにより心を再生していく恋愛物語です。シャチ調教師であったが両足を失い失意の中にあったステファニー役には、「ダークナイト ライジング」のマリオン・コティヤール。腕っぷしだけは強いシングルファーザーのアリ役には、「闇を生きる男」のマティアス・スーナーツ。監督は、「預言者」のジャック・オーディアール。

 正直な感想をいうと、「最強のふたり」を男女の恋愛バージョン風に仕立てた物語といった感じ。かたや両足を失った女、かたやシングルファーザーで食うためにゴミあさりや泥棒までした男。そんな相手に対しお互いが偏見や偽善を持たないで接していく様は、「最強のふたり」と同じパターン。そして、底辺の暮らしをしていた男性が、徐々に這い上がっていく姿を描いているのも同じパターン。「最強のふたり」のパターンは、ある意味完成形なのかもしれませんが、こうまで似通っていると私としては若干しらけちゃったなぁ。

 とはいえ、大きく異なるところもあります。それは、表現がストレートであること。それは、悪びれた言い方をすればSEXであり暴力です。しかしながら、本作はこの2つの表現を上手く作品に取り入れて、二人の関係とどん底から這い上がる様を描いています。SEXとは本能が求める性欲以外に、大切なものを二人にもたらしています。そして、暴力シーンは草格闘技からスポットライトを浴びるリングへ這い上がる事で、彼らが夢見ていた位置まで到達していることを物語っています。この違いのおかげで眠くなることもなく最後まで観れました。

 あと、アクセントになっていたのはアリの息子であるサム。シングルファーザーとしては失格気味のアリには、もったいないくらい良い子供なんですよ。どちらかといえば、屈強なことだけが取り得のアリが、サムにだけは素晴らしい愛情表現ができるんです。それに、サムのあの事故がなければ、ステファニーとアリは結ばれていないですからね。色々な意味で、良い仕事をしていました。

 このように「君と歩く世界」は、「最強のふたり」さへ観ていなければ、とても評価の高くなる作品といえます。つまり、本作と「最強のふたり」のどちらかを観れば、十分にお腹が一杯になるということかな。では、本日はこの辺で (●´∀`)ノ・.。*βyёβyё゚,。 。


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