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ゼロ・ダーク・サーティ : 衝撃のニュースの裏側にあるもの2013年02月15日 21:45

ゼロ・ダーク・サーティ
 2001年9月11日に発生したアメリカ同時多発テロ事件。私が生まれてから見てきたニュースの中で、未だにNo.1の衝撃度です。次の日、会社に出社しても何となく落ち着かなかったのを覚えております。本作は、この事件の首謀者であるオサマ・ビンラディンを追うCIA分析官の苦闘を描いた作品です。
【題名】
ゼロ・ダーク・サーティ

【製作年】
2012年

【製作国】
アメリカ

【鑑賞手段】
映画館

【おすすめ度】
超おすすめ!!

【あらすじ】
 2001年9月11日に発生したアメリカ同時多発テロ事件の首謀者とされる国際テロ組織アルカイダの指導者オサマ・ビンラディンは、2011年5月2日に捕縛、暗殺された。911からその日まで、実際にはどんな計画が立てられ、何が行われてきたのか。その鍵を握っていたのは誰だったのか。ビンラディン殺害の裏側に隠された真実が解き明かされる……。
あらすじの続きはこちらをクリック。 (MovieWalkerより引用)


【感想】
 この「ゼロ・ダーク・サーティ」は、国際テロ組織アルカイダの指導者オサマ・ビンラディン捕縛・暗殺作戦の裏側を描いた作品です。CIAの優秀な女性分析官であるマヤ役には、「ヘルプ~心がつなぐストーリー~」のジェシカ・チャステイン。マヤの赴任当時の上司であるダニエル役には、「キリング・フィールズ 失踪地帯」のジェイソン・クラーク。監督は、「ハート・ロッカー」のキャスリン・ビグロー。

 主人公のマヤは、CIAの分析官。主人公たちの目標は、オサマ・ビンラディンの居所を突き止めること。ならばスパイ物映画でしょう、といっても差し支えないかもしれない。しかしながら、本作は今までに観たことのない新しいタイプの作品でした。無論、この映画にはイーサン・ハントやジェームス・ボンドのようなスーパーマンは出演しません。ほとんどの人間がその道に向って必死に努力すれば、この映画の人間のようになれるでしょう。主人公のマヤも、そんな人物です。つまり、本作は極限までリアリティーを追求したスパイ物といえるかもしれないですね。

 極限まで追求されたリアリティーが本作にもたらしたもの、それはしびれるほどの緊張感。主人公の超天才的ヒラメキや派手なアクションシーンなど皆無。つまり、リアリティーの妨げになるものは、作品から完全に排除されています。そのため、158分という長い上映時間を全く感じさせません。観ている方は、もうしびれっぱなしの158分です。観終わった後、一仕事終えたような感覚になった位です。

 あらすじも、絶妙に上手いと感じられるものでした。このように極限までリアリティーを追求しながらも、ドキュメンタリーのようになっていないんですよねぇ。ストーリー展開としては、淡々と出来事を積み重ねていくように進行していきます。しかしながら、そこには登場人物達の様々な感情が、観る者にしっかりと伝わってくるのです。つまり、きっちりとドラマとして成り立っているのです。上手いですよねぇ。

 但し、この映画は観る者を限定する作品でもあります。それは、捕らえたテロリストたちに対する凄惨な拷問シーンです。実際、数年前に問題になりましたよね。つまり、このようなシーンがあるからこそ、よりリアリティーを感じられると思える人間でないと不快感が残る作品といえるでしょうねぇ。

 このように「ゼロ・ダーク・サーティは、観る者を限定するところはありますが、しびれること間違い無しの作品といえます。それに、「ハート・ロッカー」の時もそうだったのですが、キャスリン・ビグローは陽のあたらないところで命をかける人間を撮らせたらサイコーの監督ですね。彼女の次作が、今のうちから楽しみです。では、本日はこの辺で (。з´エ`。)з【*:.。.:*ВчёВчё*:.。.:*】ε(。´エ`ε。) 。


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