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脳男 : 生身のターミネーターに感情が宿る時2013年02月09日 17:06

脳男
 あくまでも私見ですが、今年は春先までの邦画は”熱い”ですよ。本作もそうですし、「プラチナデータ」「図書館戦争」「藁の楯 わらのたて」、どれも楽しみな作品です。ということで、本日紹介する作品は「脳男」となります。
【題名】
脳男

【製作年】
2013年

【製作国】
日本

【鑑賞手段】
映画館

【おすすめ度】
おすすめ!

【あらすじ】
 都内近郊で無差別連続爆破事件が頻発し、路線バスが爆破される。乗客が全員死亡したその犯行に使われたのは、舌を切り取られた女性の全身に爆薬を巻きつける“人間爆弾”。動機不明の異常な事件を担当する刑事の中に、粗暴だが人一倍正義感の強い茶屋(江口洋介)がいた。犯人のアジトを突き止めた彼が現場に踏み込むと、別の男と格闘していた犯人がアジトを爆破して逃走する。茶屋が確保したその男(生田斗真)は、“鈴木一郎”と名乗った以外、一切身元不明。爆破の共犯者と見なされ、精神鑑定を受けるが、担当医師の鷲谷真梨子(松雪泰子)は彼の態度に違和感を覚える。
あらすじの続きはこちらをクリック。 (MovieWalkerより引用)


【感想】
 この「脳男」は、第46回江戸川乱歩賞を受賞した首藤瓜於の同名小説を映画化したアクション・サスペンスです。自分を鈴木一郎と名乗る謎の男役は、「源氏物語 千年の謎」の生田斗真。鈴木一郎を精神鑑定する担当医師の鷲谷真梨子役には、「てぃだかんかん 海とサンゴと小さな奇跡」の松雪泰子。粗暴だが人一倍正義感の強い茶屋刑事役には、「はやぶさ 遥かなる帰還」の江口洋介。無差別連続爆破事件の主犯格である緑川紀子役には、「悪の教典」の二階堂ふみ。紀子に絶対服従を誓う水沢ゆりあ役には、「ユモレスク~逆さまの蝶~」の太田莉菜。監督は、「星守る犬」の瀧本智行。

 映画館で予告編を観て、必ず観ようと決めていた映画でした。無論、期待していた作品です。何がって、生田斗真のイメージの裏切り方に期待してたんですよ。そして、その期待に見事応えてくれた作品でした。

 とにかく、生田斗真は人間としての感情を持たない美しき殺戮者を見事に演じ切っていました。役者として、一段階上のレベルに行っちゃいましたね。彼が演じるのは、感情を持たない人間。しかも、不死身レベルの強さですからね。とは言っても、シュワちゃんの「ターミネーター」より遥かに難しい役柄ですよ。だって、サイボーグと人間は根本的に違いますからね。人間である以上、感情がNothingということは絶対的にありませんから。生田斗真は、これからも素晴らしい活躍をしてくれそうですね。逆に、今一だったのが緑川紀子を演じた二階堂ふみ。演技がどうこうではなく、生田斗真の敵役としては存在感が弱すぎ。彼女は、好きな女優の一人なのですが、こうも器の違いを見せられるとなぁ。何だか、生田斗真が発するオーラに飲み込まれた感じでしたね。同じことは、染谷将太にもいえましたけど。とにかくそれ位、生田斗真の本作に賭ける何かがあったということではないでしょうか。

 映像も概ね満足できるものでした。但し、日本映画界の最大の弱点ともいえるカーアクション。本作の見せ場の一つだけに残念だったなぁ。あの「アウトレイジ ビヨンド」でも、カーアクションはドイヒーでしたからね、こればかりは日本映画界ではどうにもならないのでしょうねぇ。

 あらすじ的にも、いま一つ整合性が取れてない感じでした。そもそも、ラストの病院のシーンにおいて、あれだけの爆薬をどうやって緑川紀子は運んだのでしょうか。末期癌の紀子がけなげに爆薬を運ぶシーンを思い浮かべると目頭が熱くなります。それに、物語の前半は間延び感も半端ないものでしたよ。館内で、いびきが聞こえていた位ですから。

 何だか、文句の方が多いレビューになってしまいましたが、「脳男」は満足度の高い作品であることは間違いありません。松雪泰子のセクシーな胸元もそうですが、本作の一番の見所は生田斗真のキレキレの演技でしょう。それに私が観た映画館では、男性客が以外に多かったこともご報告しておきます。では、本日はこの辺で ~~\(。・Д・。) <<バイバイ!!>> (。・Д・。)/~~ 。


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