Google
WWW を検索 ブログ内検索

ハンテッド : 名優二人のキレキレの演技に酔う2013年02月04日 14:03

ハンテッド
 広島では、ここ何日か暖かい日が続いております。市内では、外国人の観光客が半袖Tシャツ一枚で歩いてたくらいです。では、本日紹介する作品は、名優二人のガチバトルが見物のこちらになります。
【題名】
ハンテッド

【製作年】
2003年

【製作国】
アメリカ

【鑑賞手段】
DVD

【おすすめ度】
おすすめ!

【あらすじ】
 軍の仕事を離れ、カナダの山奥で暮らすL.T.(トミー・リー・ジョーンズ)のもとに、連続殺人事件の捜査依頼が来る。ナイフを使ったその芸術的なまでの手口は、かつて彼自身が手塩にかけて育てたハラム(ベニチオ・デル・トロ)のものだった。
あらすじの続きはこちらをクリック。 (MovieWalkerより引用)


【感想】
 この「ハンテッド」は、二人のアカデミー助演男優賞を受賞した名優が敵と味方に別れ闘うサスペンス・アクションです。特殊部隊の元教官であるL.T.ボナム役には、「メン・イン・ブラック3」「ノーカントリー ス」のトミー・リー・ジョーンズ。L.T.の教え子で連続殺人事件の犯人であるアーロン・ハラム役には、「ウルフマン「28歳の革命」「39歳別れの手紙」のベニチオ・デル・トロ。監督は、「BUG/バグ」のウィリアム・フリードキン。

 画面からほとばしる緊張感と重厚感が、たまらない作品。95分とそれほど長くはない上映時間は、あっという間でしたよ。これには、二人のアカデミー助演男優賞受賞の俳優と、ウィリアム・フリードキンのリアリティーを追求した演出によるものでしょう。

 何といっても、この作品の売りはトミー・リー・ジョーンズとベニチオ・デル・トロの共演ですよねぇ。二人の卓越した演技力は、この作品を観る者に強い緊張感を強いるものです。ですが、その緊張感は本作の作風にぴったりのもので、二人の役作りが完璧に近かったことを物語っていますよねぇ。トミー・リー・ジョーンズは、特殊部隊の元教官でありながら人を殺したことがない微妙な役どころを見事に演じています。凄みの中に殺気が感じられないのです。本当に、上手い俳優です。ベニチオ・デル・トロは、究極の殺し屋であり不死身ともいえる生命力持ちながらも、その物悲しい瞳は決して笑みに満たされない役柄を見事に演じています。そんなアーロン・ハラムという怪物は、ベニチオ・デル・トロにこそ演じるべき役といってよいでしょう。そして何よりも、ベニチオ・デル・トロの存在感。場の空気を全て持っていく、圧倒的なもの。しびれますなぁ。

 本作は、アクション映画ですが、派手なのは冒頭のシーンのみです。その後に続く、L.T.とハラムの闘いは、派手なものを一切排除した究極のリアリティーに徹したものとなっています。ですが、それは決して地味なものではありません。無駄を排した動きは、常に相手の急所を狙う合理的なもの。これには、一種の芸術性を感じるほどです。そして、二人が使う武器も、自分達で作っているのです。ここまでの徹底したリアリティーの追求が、観る者に緊張感と重厚感を感じさせるのでしょう。

 但し、”おしい”ところもあります。それは、冒頭の派手な戦争シーンです。このシーンは、派手なだけでなく映像的な古さも感じられるものでした。あそこまでど派手に火薬を使うとは…。「シルベスター・スタローンかよ!」と三村的ツッコミをしたくなりましたね。

 このように「ハンテッド」は、名優二人の演技と徹底したリアリティーが生む緊張感と重厚感を楽しめる作品です。私同様、序盤のシーンでがっかりするかもしれませんが、サスペンス・アクションの良作なので観るのを止めないで下さいね。では、本日はこの辺で ○o。バィバィ。o○・Д・)ノ 。


人気ブログランキングへ ←記事を気に入った方は”ポッチ”とお願いします。

★この映画の皆さんの評価★

関連商品