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アントキノイノチ : おっちゃん、泣いちゃったよ2013年02月03日 17:46

アントキノイノチ
 AKB48の峯岸みなみの丸刈り騒動。何だか、日本人であることが恥ずかしくなってくるレベルの話ですね。これでAKB48でも知られた存在になったのかもしれませんが、何だかもう恥ずかしいなぁ。本日紹介する作品は、恥ずかしい日本人もいるけれど、こんな素晴らしい映画を撮れる日本人もいるんだよといった作品です。
【題名】
アントキノイノチ

【製作年】
2011年

【製作国】
日本

【鑑賞手段】
DVD

【おすすめ度】
おすすめ!

【あらすじ】
 高校時代に親友を“殺した”ことがきっかけで、心を閉ざしてしまった永島杏平(岡田将生)は、父・信介(吹越満)の紹介で遺品整理業“クーパーズ”で働くことになる。社長の古田(鶴見辰吾)は「荷物を片付けるだけではなく、遺族が心に区切りをつけるのを手伝う仕事だ」と杏平を迎える。先輩社員・佐相(原田泰造)、久保田ゆき(榮倉奈々)とともに現場に向かった杏平。死後1ヶ月経って遺体が発見されたその部屋では、ベッドは体液で汚れ、虫がチリのように部屋中に散乱していた。最初は誰もが怖気づくという現場に杏平は黙って向き合うが、ゆきに遺品整理のやり方を教わっている最中、彼女の手首にリストカットの跡を見つける……。
あらすじの続きはこちらをクリック。 (MovieWalkerより引用)


【感想】
 この「アントキノイノチ」は、さだまさしの「同名小説」を映画化した作品です。高校時代のある事件がきっかけで心を閉ざしていた永島杏平役には、「宇宙兄弟」の岡田将生。杏平が遺品整理業者クーパーズで知り合う久保田ゆき役には、「のぼうの城」の榮倉奈々。クーパーズの社員である佐相役には、「神様のカルテ」の原田泰造。杏平の高校時代の同級生である松井新太郎役には、「王様とボク」の松坂桃李。同じく杏平の高校時代の同級生である山木信夫役には、「悪の教典」の染谷将太。監督は、「感染列島」の瀬々敬久。

 観る前は、お涙頂戴物の恋愛映画だと勝手に想像しておりました。無論、この映画は、想像通りのお涙頂戴物の恋愛映画でした。でも、くさい臭を感じることも無く、素直に感動することができたんですよねぇ。どういったことだろう。

 一番の理由は、この映画が”生きる”ことや”命”ということに対し、真正面から向き合っていることでしょう。永島杏平、久保田ゆきの二人は、その心が壊れるほどの悲しい経験をし、遺品整理業者のクーパーズにやって来ます。そこでは、無縁仏に近い人の遺品を整理するのです。誰からもその死を知られず一人寂しく亡くなった人たちも、遺品という形で自分の生きた証を残します。それをしっかりとひろっていくのです。その仕事を通し、杏平は”生きる”ことや”命”について考えていくのです。その結果として、杏平はゆきを愛することになるのです。ですが、二人に待っているのは別れです。その別れがどういったものかはネタバレになるので控えますが…。

 ここまでだと、本作はとても暗くて悲しい恋愛物語と思われるかもしれないですが、実は違っているんですよねぇ。それには題名も貢献しています。何てったって、「アントキノイノチ」ですから。杏平とゆきが二人して、「元気ですか~!」なんて猪木ばりに叫ぶシーンもあったりで、ぎりぎりのところで暗い作品にならない仕掛けがあるんですよ。それに、最後のオチにも希望が持てたなぁ。このバランスのとり方は、絶妙でしたよ。

 演者の皆さんも、よい仕事をされていました。先ずは、主演の岡田将生。彼は、とても二枚目ですが、それ以上に声が魅力的ですよねぇ。彼のナレーションは、映画に深みと温かみを与えていました。次は、原田泰造。杏平とゆきを暖かく見守っている佐相役を好演していました。そういった意味では、本作を観る前に「アントキノイノチ~プロローグ・天国への引越し屋~」を観ることをお勧めします。より本作に感情移入ができますからね。

 このように「アントキノイノチ」は、”生きる”ことや”命”ということに対して真正面から向き合った恋愛ドラマの秀作です。各レビューサイトでは、エンディングに賛否両論あるようですが、私は本作のエンディングは好きでしたよ。では、本日はこの辺で (っ∀`)ノ゛ババァィ♪ 。


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