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最強のふたり : 偽善を廃することの素晴らしさ2013年01月05日 11:46

最強のふたり
 昨日は仕事始めであいさつ回りをしましたが、今日は仕事が無いのお休みです。だったら、仕事がある初日にあいさつ回りしろよという意見があるとは思いますが、「そこが下請け稼業のつらいところよ。」ってなところです。では、今年最初に紹介する作品は、こちらになります。
【題名】
最強のふたり

【製作年】
2011年

【製作国】
フランス

【鑑賞手段】
映画館

【おすすめ度】
おすすめ!

【あらすじ】
 ひとりは、スラム街出身で無職の黒人青年ドリス(オマール・シー)。もうひとりは、パリの邸に住む大富豪フィリップ(フランソワ・クリュゼ)。何もかもが正反対のふたりが、パラグライダーの事故で首から下が麻痺したフィリップの介護者選びの面接で出会った。他人の同情にウンザリしていたフィリップは、不採用の証明書でもらえる失業手当が目当てというフザケたドリスを採用する。その日から相入れないふたつの世界の衝突が始まった。クラシックとソウル、高級スーツとスウェット、文学的な会話と下ネタ──だが、ふたりとも偽善を憎み本音で生きる姿勢は同じだった。
あらすじの続きはこちらをクリック。 (MovieWalkerより引用)


【感想】
 この「最強のふたり」は、下半身が麻痺し車椅子生活を送る大富豪と、彼を介護するスラム出身の黒人青年の友情を描いた実話を基にしたヒューマンドラマです。車椅子生活を送る大富豪のフィリップ役には、「君のいないサマーデイズ」のフランソワ・クリュゼ。フィリップを介護するスラム出身の黒人青年であるドリス役には、「ミックマック」のオマール・シー。監督・脚本は、エリック・トレダノ、オリヴィエ・ナカシュが共同で務める。

 異例のロングラン上映で、各レビューサイトでの評判もすこぶる良い本作をやっと観てきました。で、その感想なのですが、私としては期待値を上回る作品ではありませんでした。ちなみに、本作の広島での公開は昨年の11月上旬だったと記憶しております。その間、他の映画を観たり、スケジュール的なことも合間って、正月休みにやっと観に行った次第です。要は、長い間待っていた分、期待値だけが勝手に跳ね上がっていたようですね。そのため、私の評価は”おすすめ!”となりましたが、公開後間もない段階で観ていたら”超おすすめ!!”となっていたと思いますよ。

 この映画の最大の魅力は、最強のふたりが”偽善”を廃して互いに接するところにあると思います。かたや大富豪の障害者、かたやスラム出身で無職の黒人青年。お互いが、様々な意味で世間から偏見の目で見られています。しかし、ふたりはそんな互いのバックボーンに意を介さず、人間として向き合っているのです。そして、そのことがふたりに生きる希望を与え、次のステップへ踏み出す勇気を与えるのです。また、ドリスがフィリップの娘やスタッフに影響を与え、彼に対する偏見が無くなっていく過程も良かったなぁ。さらに、この映画の凄いところは、スタッフ・キャストの全てが”偽善”を廃しているところにあります。この映画をお涙頂戴のヒューマンドラマに仕立てるのでなく、コメディーのエッセンスを加えることで観ている我々も”偽善”を廃して素直な気持ちで映画のメッセージを受け取ることができるのです。

 しかし、肝心なところでツッコミどころがあります。それは、下半身不随のフィリップの手足の太さが、どう見ても常人のものであるということです。ここは手を抜かず、CGを使って表現して欲しかったなぁ。

 このように「最強のふたり」は、ヒューマンドラマの良作です。そして、何よりも素晴らしいのが、この映画が実話を基に創られているところでしょう。くやしいですが、日本人に撮れない作品ではないでしょうか。では、本日はこの辺で ☆・゚:*バィヽ(´Д`o三o´Д`)ノバィ*:゚・☆ 。


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_ Akira's VOICE - 2013年01月05日 12:10

『良い映画』 それしか言えん。それだけで十分。
 

_ じゅずじの旦那 - 2013年01月05日 13:41

障害者の大富豪と介護するスラム出身の黒人との友情物語。まぁ、よくあるサクセスストーリー?かとおもいきや・・・  まずは来訪記念にどうかひとつ!  人気blogランキング【あらすじ】パラグライダーの事故で首から下が麻痺し、車椅子生活を送る大富豪のフィリップ。その介護者募集の面接を受けにやってきたスラム出身の黒人青年ドリスだが働く気はなく、目的は“不採用”の証明書3枚で支給される失業手当。しかし、なぜかドリスは“採用”となり、周囲の反対をよそにフィリップの介護をする事になる。フィリップを障害者扱いせず、お気楽でマイペースなドリスに、次第にフィリップとその周囲の人々も心を開いていく・・・監督:エリック・トレダノ、オリヴィエ・ナカシュ出演:フランソワ・クリュゼ 、オマール・シー、アンヌ・ル・ニ、オドレイ・フルーロ、クロティルド・モレ、グレゴア・オスターマン・・・セプテンバーだぁ出だしからアース・ウィンド&ファイアーのセプテンバー、滅茶苦茶ノリのいい映画。もっと暗いイメージだと思ったのですが、最後にはなるほどと思わせる最初のシーンです。働く気のない黒人青年ドリスがなぜ面接に受かったのか?その疑問が少しずつわかってきた時、それは大富豪フィリップの想像をはるかに超える新しい人生への幕開けだった最初から二人の会話に緊張感がまるでない。本当だったら障害者をいたわるだとか、主人を敬うだとか、いっさい関係なし。見ているこっちが緊張してしまいくらい、自由奔放な会話。きっとくだらない常識にとらわれてるんだなぁ、と実感。そう、フィリップの周りにいるメンバーは、皆とらわれていた。いたわることを仕事とし、一日のスケジュールを管理し、食生活にも気を遣い・・・ドリスが言う「もしオレが障害者なら自殺するな!」フィリップが切り返す「ボクは自殺することもできないんだよ」ドリスの奔放さにあきれながら心をひらき、それが友情へと変わっていく。そして、二人ともあきらめていた人生に再びチャレンジする勇気をもつ。  恋に、仕事に!  さぁ、人生に繰り出そう。とにかく楽しくて可笑しくて、ちょっぴり感動して、心にストンと響くものがあって、とてもいい映画でした出逢いって、何が起きるかわからないから楽しい!まぁ悩んでみたって、怒ってみたって、明日はあした、、、の、ポチッやさしさとは何か?生きるとはどういうことなのか?そして、生ききるとは・・・一つのヒントになるかもしれない。  最強のふたり 公式サイトJUGEMテーマ:映画

_ あーうぃ だにぇっと - 2013年01月05日 13:49

最強のふたり@シネマート六本木

_ セレンディピティ ダイアリー - 2013年01月05日 15:22

2011年にヨーロッパで大ヒットしたフランス映画、「最強のふたり」(Intouc

_ 風に吹かれて - 2013年01月05日 15:37

人生は楽しまなきゃ公式サイト http://saikyo-2.gaga.ne.jp実話の映画化原作: A Second Wind (フィリップ・ボッツォ・ディ・ボルゴ著/アチーブメント出版) パラグラ

_ 佐藤秀の徒然幻視録 - 2013年01月05日 15:44

有無を言わせる暇もない明るさ
公式サイト。フランス映画、原題:Intouchables、英題:Untouchable。エリック・トレダノ、オリヴィエ・ナカシュ監督、フランソワ・クリュゼ、オマール・シー ...

_ カノンな日々 - 2013年01月05日 16:55

フランスをはじめ世界各国で大ヒットを記録したという実話に基づいて描かれた感動のヒューマンドラマです。感動するかどうかは実際に観てみなければわからないことですけど、私は ...

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_ ヨーロッパ映画を観よう! - 2013年01月05日 17:15

「Intouchables」…aka「Untouchable」2011フランス

シネコンでも上映中のフランス映画は「アーティスト/2011」以来。難病ものでなおかつ実話。感動しないではいられない。ラストに実際の二人の映像が映る。
感動しないではいられないと書いたが、少々出来過ぎの展開にちょっと違和感...でも俳優は上手い。
フィリップを演じるフランソワ・クリュゼの映画は「主婦マリーがしたこと/1986」から色々と観ている。パリを舞台にしたメグ・ライアンの「フレンチ・キス/1995」、ジュリエット・ビノシュ&オリヴィエ・マルティネスの「プロヴァンスの恋/1995」そして「PARI...

_ キノ2 - 2013年01月05日 17:51

★ネタバレ注意★


 2011年、エリック・トレダノ&オリヴィエ・ナカシュ監督のフランス映画です。
 ほとんど多幸感すら感じるほどの、すばらしい映画でした。身障者が主人公でありながら、泣かせる演出なんか一切ないのに、結局号泣してしまった。笑って笑って泣いた後、ひたすら心が暖かい。

 パラグライダーの事故で全身麻痺となった大富豪のフィリップ(フランソワ・クリュゼ)。そんなかれの介護人募集の面接にやってきたドリス(オマール・シー)の目的は、失業手当をもらうための、就職活動をしました(だけどダメでした)、という証明書。立派な体格と健康な身体と(学歴はともかく)決して悪くない頭を...

_ はらやんの映画徒然草 - 2013年01月05日 18:55

笑えて泣けるハートウォーミングなお話でした。 富豪のフィリップは事故で首から下が

_ “寝湖世NOINU”のクタクタ、でも云いたい放題、やりたい放題 - 2013年01月05日 19:19

マイレッジがたまってたので、評判のイイ「最強のふたり」 (← 公式HP)を観てきた。8月に、「プロメテウス」でも観ようか・・・と思っていたんだけれど、スルーしといて良かったぁ〜。フランス映画を観るのは、いつ以来だろ・・・「あ面倒くさっ」な仏映画(嫌いじゃあないけど…)とは、一味違う。
 *** ストーリー(シネマトゥデイより) ***不慮の事故で全身麻痺(まひ)になってしまった大富豪のフィリップ(フランソワ・クリュゼ)は、新しい介護者を探していた。スラム出身の黒人青年ドリス(オマール・シー)は生活保護の申請に必要な不採用通知を目当てに面接にきた不届き者だったが、フィリップは彼を採用することに。すべてが異なる二人はぶつかり合いながらも、次第に友情をはぐくんでいき…… アメリカ映画になりそう・・・と思っていたら、もう既にハリウッドでリメイク権が買い取られているとか・・・でも、米映画だと、「感動の押しつけ」になって、仏映画版の「微妙にイイ感じ」は出ないだろうなぁ・・・長くなるので・・・

_ ダイターンクラッシュ!! - 2013年01月05日 19:45

2012年9月15日(土) 19:25~ TOHOシネマズ川崎3 料金:0円(フリーパスポート) 『最強のふたり』公式サイト フリーパスポート8本目。 もっと押し付けがましいのかと思っていたが、あっさり爽やかだった。 予告編での雪合戦での「投げ返してこいよ!」と、「これからが人生の始まりじゃないか!」の説教がカットされていた。 あの説教は、押し付けがましいところが良かったのだが。 いや、言葉は要らないのか。 お勧め度:☆☆☆★ 説教度:☆ 俺度:☆☆☆★

_ 映画通信シネマッシモ☆映画ライター渡まち子の映画評 - 2013年01月05日 19:58

最強のふたり [DVD]◆プチレビュー◆車椅子の大富豪と貧しい黒人青年の友情物語「最強のふたり」。実話をベースにした笑って泣ける愛すべき佳作だ。 【70点】 事故で全身麻痺にな ...

_ LIFE ‘O’ THE PARTY - 2013年01月05日 20:15

「わ~観れたの~ね?ね?あぁそうだよそうだねと腑に落ちた感あ

_ FREE TIME - 2013年01月05日 20:18

映画「最強のふたり」を鑑賞しました。

_ kintyre's Diary 新館 - 2013年01月05日 21:20

12-74.最強のふたり■原題:Intouchables(英題:Untochable)■製作年・国:2011年、フランス■上映時間:113分■観賞日:9月14日、TOHOシネマズシャンテ
□監督・脚本:エリック・トレダノ、オリヴィエ・ナカシュ◆フランソワ・クリュゼ(フィリップ)◆オマール・シ...

_ ノルウェー暮らし・イン・原宿 - 2013年01月06日 01:03

予告を見たときから気になっていた作品。
予想を裏切らない感動は、フランスの海岸に吹く風のように爽やかで・・・・

_ こねたみっくす - 2013年01月06日 11:57

大切な友人の幸せを願い、ユーモアを添える。それが真の友情。
実話をベースに首から下が麻痺した大富豪フィリップとスラム街育ちの黒人青年ドリスの本音で向き合う友情を描いた ...

_ 象のロケット - 2013年01月06日 15:57

フランス・パリ。 事故で全身麻痺となり、車いす生活を送る大富豪フィリップは、介護者採用の面接に来た黒人青年ドリスに興味を持ち採用する。 前任の介護者はみんな一週間で逃げ出したと言う気難しいフィリップに、下品な下ネタやブラックジョークで対応するドリス。 負けじと辛口ジョークでやり返しているうちに、フィリップの表情は活き活きとしてくるのだが…。 実話から生まれたヒューマンドラマ。

_ とりあえず、コメントです - 2013年01月06日 21:23

実話をもとに、偶然に出会った二人の男が深い絆を紡ぎ上げていく姿を描いたヒューマンドラマです。 昨年の東京国際映画祭で見逃した時から、ずっと公開を待っていました。 フランス映画らしくさらっと描きながらも、ユーモアに満ちていて心が温かくなるような作品でした。

_ 健康への長い道 - 2013年01月08日 21:25

 フランスでは国民の3人に1人が観た(ただし、のべ動員数/国民の実数)というヒット作・・・とか、「生涯最高の映画に出会う」とか、とにかく良い映画、感動作ですよ~と宣伝されている作品です。  劇場は、「新宿武蔵野館」。東京に来て初めてのミニ・シアターです。…

_ いやいやえん - 2013年03月22日 09:49



口コミやブログなんかでも評価が高かった作品なので、ちと緊張ぎみに観ました。
事故で全身不随の富豪フィリップが、服役歴のある黒人青年ドリスを介護役として雇う。正反対の二人だが、やがて強い絆が芽生えていく、といったストーリー。
実話に基づいているそうですが、人と人の出会いって妙。縁なんだろうなあ…。互いが互いのありのままを受け入れていく、こんな素晴らしいことが他にあろうか。人の出会いの持つ意味が明るく肯定的に描かれていて、なんだかほっとする、あたたかい気持ちになる。
「いらないよ、情けなどね」雑だけれど哀れみも偽善もない彼を肯定するフィリップ。正反対の人間だからこそ互いを補えるものがあったのかもしれない。
色んなクラシックの名曲を演奏してドリスの感想を聞いてるシーンが好き。最終的にはトムとジェリーにオチるけど(笑)「Feeling Good」が流れる中での飛行シーン、ひげで遊ぶシーンも良かったよね。
冒頭と繋がるシーン、きれない絆がもう出来上がっていた。素直に君がいてくれて良かった、そう思える作品。

【概略】
車椅子生活を送る大富豪のフィリップは、その気もないのに介護者面接にやって来た場違いな黒人青年・ドリスを採用するのだが…。

ヒューマン

_ 映画見聞録 - 2014年01月09日 01:39

フランス映画の『最強のふたり』を見た。 まるで貴族のような金持ちの障がい者を、スラム街に住んでいた黒人が世話をする話だ。 その黒人が面接を受けに行った理由は、失業手当が欲しかったから。 しかし、その障がい者のお金持ちの男性は、その黒人を雇うことにする。 …

_ 映画に耽溺 - 2014年11月16日 12:34

「わ~観れたの~ね?ね?あぁそうだよそうだねと腑に落ちた感あった?」 あったあった!!! あったよ~~う。 腑に落ちた感あったさ~~~。 誘惑光線ビシバシだったこの映画。 よし観ようと思った時には既に上映していなくて がっかり。 地方ってさミニシアター…