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ハンター : 男の中の男が見せる優しさ2012年12月22日 15:00

ハンター
 三連休、皆様いかがお過ごしでしょうか。本日は、長い連休があったら、こんな美しい自然がある場所で心身ともに癒されたなと思わせるこちらになります。
【題名】
ハンター

【製作年】
2011年

【製作国】
オーストラリア

【鑑賞手段】
DVD

【おすすめ度】
おすすめ!

【あらすじ】
 百戦錬磨の傭兵として世界中を渡り歩いてきたマーティン・デヴィッド(ウィレム・デフォー)は、バイオ・テクノロジー企業であるレッドリーフ社の依頼で、オーストラリア・タスマニア島を訪れる。目的は、タスマニアタイガーの生き残りを見つけ出し、その生体サンプルを採取するというものだった。タスマニアタイガーは70年以上前に絶滅したとされているが、その目撃情報を入手したレッドリーフ社はライバルを出し抜くために、凄腕のハンターでもあるマーティンを送り込んだのだ。現地ガイドのジャック・ミンディ(サム・ニール)が用意したベースキャンプは古めかしい木造の民家で、利発な少女サスとその弟バイク、体調不良で寝たきりの母親ルーシー(フランシス・オコナー)のアームストロング家が住んでいた。
続きはこちらをクリック。 (MovieWalkerより引用)


【感想】
 この「ハンター」は、幻のタスマニアタイガーを追う孤高の狩人と現地の母子の心の触れ合いを描いた至極のドラマです。タスマニアタイガーを追うマーティン・デヴィッド役には、「プラトーン」「アンチクライスト」のウィレム・デフォー。夫を失い体調不良で寝込んでいるルーシー・アームストロング役に、「タイムライン」のフランシス・オコナー。マーティンの現地ガイドでルーシーを秘かに思っているジャック・ミンディ役には、「エンジェル」のサム・ニール。監督は、オーストラリアで評価の高いダニエル・ネットハイム。

 製薬会社の謀略によるミステリー、美しいタスマニア島の自然風景、孤高の狩人と現地の母子による新しい家族関係、なかなか見応えのある作品でした。期待しないでレンタルしたのですが、とんだ掘り出し物でした。

 とにかく、あらすじが逸品なんですよねぇ。ウィレム・デフォー演じるマーティン・デヴィッドは、表向きは環境学者として現地入りします。そのせいもあって、現地の林業関係の連中から目の仇にされてしまいます。また、現地のベースキャンプとして紹介された家庭も、夫を失ったショックから母親が寝込んでいるため、電気も通信手段もない劣悪な環境です。そういった状況から、他人同士であった母子との関係が、心の通じ合う家族へと変わっていく過程は良質のヒューマンドラマのようにとても丁寧に描かれています。同時に、製薬会社の謀略によりマーティン以外のハンターが現地入りしているのですが、それが実際の脅威となってくる過程もサスペンス映画として見応えのあるものです。そして、最後にマーティン・デヴィッドが下す決断、これには彼の優しさが滲み出ており目頭が熱くなりました。

 演者の中では、やはりウィレム・デフォーの存在感が抜群でした。さすが、名優と呼ばれるに相応しいだけのことはありますね。彼の場合、どんな役柄でも見事にこなしますが、本作のような孤独な男が特に似合いますよ。孤独の中でたまに見せる優しさ、男ですねぇ。

 但し、画面から伝わる緊張感がいま一つでしたのは確かです。その一番の要因は、もう一人のハンターに関してです。その存在に関しては、序盤から観る者にも強く意識させるものがありました。但し、実際に登場してからが今一だったんですよねぇ。もう一人のハンターがしょぼいのか、マーティン・デヴィッドが凄すぎるのか、どちらにしろ実力に差が有りすぎるんですよ。個人的には、もっと強力なライバルにして欲しかったなぁ。こんなだったら、製薬会社の謀略というサスペンス的要素は無しにして、新しい家族関係の構築に比重を置いた方がよかったかもしれないですね。

 このように「ハンター」は、様々な要素が詰め込まれた良作といえる映画です。また、ウィレム・デフォーの渋さに改めて気付かされました。では、本日はこの辺で ○o。バィバィ。o○・Д・)ノ 。


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