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男はつらいよ 寅次郎夢枕 : アメ公よ、これが邦画だ 第十弾2012年12月20日 17:59

 昨日は、夕方から突然の発熱。だいぶ楽になりましたが、しんどかったなぁ。発熱なんて久々でしたからね。では、本日紹介する作品は、度々恋の病にかかる寅さん出演のこちらになります。
【題名】
男はつらいよ 寅次郎夢枕

【製作年】
1972年

【製作国】
日本

【ロケ地】
東京都葛飾区柴又、山梨県(甲府市)、長野県(奈良井)

【マドンナ】
志村千代(美容院経営者):八千草薫

【鑑賞手段】
DVD

【おすすめ度】
超おすすめ!!

【あらすじ】
 晩秋の甲州路を今日も旅する香具師の寅。ある旧家でその家の奥さんと雑談の最中に昔、寅と同じ香具師仲間が、この地で行き倒れ同然の死に方をした事を聞き、その墓を詣でる。寅は急に故郷、柴又に帰りたくなり、矢も楯もなく柴又に戻ってしまった。“とらや”に帰ってみると、二階の部屋は、御前様の甥でT大の助教授岡倉が貸りており、気分を害した寅は家を出ようとする。その時、幼な馴染の千代がすっかり美しくなって訪ねて来たので、とたんに気嫌が良くなってしまう。千代は二年程前に離婚して、つい一ヵ月前から近くに美容院を開店したばかりなのである。
続きはこちらをクリック。 (MovieWalkerより引用)


【感想】
 この「男はつらいよ 寅次郎夢枕」は、日本映画界の至宝ともいえる「男はつらいよ」シリーズの第十作目となる作品です。主役の車寅次郎を演じるのは、このシリーズが代表作となる渥美清。レギュラー陣では、その妹であり博の妻となったさくら役には倍賞千恵子、第一作でさくらと結婚し夫となった諏訪博役には前田吟、博とさくらの子供である満男役には中村はやと、おいちゃんこと車竜造役には松村達雄、竜造の嫁でおばちゃんこと車つね役には三崎千恵子、裏の印刷工場の経営者であるタコ社長こと桂梅太郎役には桂梅太郎、柴又題経寺(柴又帝釈天)の住職である御前様役には笠智衆、題経寺の寺男である原公役には佐藤蛾次郎。準レギュラー・ゲスト陣では、本作のマドンナで美容院経営者である志村千代役には八千草薫、御前様の甥でT大の助教授である岡倉金之助役には米倉斉加年、旧家の奥様役には黎明期の日本映画界を支えた大スター田中絹代。寅次郎の弟分である川又登役には秋野太作、寅次郎の夢に出てくる悪者の親分役には吉田義夫。監督には、「おとうと」「武士の一分」など、数々の名作を世に送り届けた山田洋次がメガホンをとる。

 本作は、「男はつらいよ 奮闘篇」に続き、マドンナが寅さんに告白する作品です。しかも、もっと踏み込んだ形になっているんですよねぇ。「男はつらいよ 奮闘篇」では、小さな女の子が「おじちゃん、大好き。」というのとほとんど変わらないレベルでした。しかし、本作では「寅ちゃんとなら、一緒に暮らしてもいいって…。」とまで言わせるのです。さすが、我等が大統領。後は、寅さんの返答次第で髪結いの亭主決定なのですが、ネタバレになるのでここまでにしておきましょう(まあ、観なくても分かりますよね)。

 で、本作のテーマも非常にシンプルで、寅さんとマドンナとの恋物語ということになります。ただ、本作が面白いのはT大の助教授の岡倉金之助の存在です。どうも「男はつらいよ」シリーズに出てくる大学の先生は、ヘンテコな人が多いような気がします。岡倉金之助は、その第一号といえるでしょう。特に、寅さんとの初対面のシーンは笑えましたよ。そして、岡倉金之助は八千草薫演じる志村千代に惚れてしまうのですが、そこで寅次郎キューピットの登場となるわけです。寅さんが千代に気持ちを伝えられるのが、岡倉と千代との仲を取り持とうと寅さんが千代を誘った時のことなのです。今回ばかりは、寅次郎キューピットもだじだじですね。

 また、本作でもテキ屋稼業の厳しさを物語るシーンがあります。寅さんがふっと立ち寄った旧家の屋敷。そこで、寅さんと同じ香具師仲間が、この地で行き倒れ同然の死に方をした事を聞くことになるのです。でも、こうやって香具師世界の厳しい現実を度々見せられると、お祭りで屋台を見ると財布の紐がゆるゆるになっちゃいそうですなぁ。

 このように「男はつらいよ 寅次郎夢枕」は、本当に意味で寅さんがマドンナに想いを伝えられた初の作品となります。結末は観なくてもお分かりでしょうが、その対応の仕方は寅さんそのものでしたよ。では、本日はこの辺で 【。*†*。☆Byebye☆。*†*。】´ω`)ノシ 。


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