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ももへの手紙 : THE.瀬戸内海ムービー2012年12月14日 23:58

ももへの手紙
 今日は、幾分寒さも和らぎ瀬戸内の冬っぽい一日でした。こんな日は、こんな瀬戸内が舞台のこちらになります。
【題名】
ももへの手紙

【製作年】
2012年

【製作国】
日本

【鑑賞手段】
DVD

【おすすめ度】
超おすすめ!!

【あらすじ】
 “ももへ”とだけ書かれた手紙を遺し、11歳の宮浦もも(声:美山加恋)の父は天国に旅立ってしまった。「ほんとうはなんて書きたかったの?」と心ない言葉をぶつけ、仲直りしないまま父を亡くしたももは、その想いを抱えたまま、母いく子(声:優香)と瀬戸内の汐島に移り住む。
続きはこちらをクリック。 (MovieWalkerより引用)


【感想】
 この「ももへの手紙」は、監督デビュー作「人狼 JIN-ROH」で国際的にも高い評価を受けた沖浦啓之が、12年ぶりに監督を務めた作品です。父を失った宮浦ももの声優は、「ロック ~わんこの島~」の美山加恋。ももの母である宮浦いく子の声優は、「輪廻」の優香。妖怪のイワの声優は、「星守る犬」の西田敏行。妖怪のカワの声優は、「放課後ミッドナイターズ」の山寺宏一。妖怪のマメの声優は、「劇場版 名探偵コナン 11人目のストライカー」のチョー。

 本作を一言でいうと、父娘、母娘間の愛情が、とても暖かくファンタジックに描かれた作品です。また、少女の成長物語としても丁寧に描かれており、作品としての奥行きの深さを感じる事もできます。また、あらすじとしては若干ベタなところがあるのですが、感動の押し付けもなく余り気にならないレベルのものです。現段階では、今年観たアニメの中では一番良かった作品ですね。

 ももの父は、彼女と些細なことから喧嘩をしてしまい出張先で急死してしまいます。これは、辛いですよ、残された者としては。しかも、ももは11歳の少女です。こんな状況では、島での新しい生活も上手くいかないですよねぇ。それが、母との喧嘩にも繋がっていきます。そして、この状況で心労の重なった母が倒れるのです。そこからは、ももの父と母に対する愛情があふれんばかりです。その無謀とも思える勇気ある行動。そして、娘を想う父と母の心情。しかも、それが最後に形となって表れてくるのです。もう、涙なしには観れませんでした。

 そんなちょっと重い空気感になりがちな作品の中で、絶妙なバランスをもたらしているのが、イワ、カワ、マメの三人の妖怪たちです。彼らの存在は、クライマックスでももを助けるだけでなく、観る者の心も良い意味で軽くしてくれるのです。しかも、彼等には秘密の任務があるのですが、これは観てからのお楽しみということで…。

 本作では、瀬戸内海の魅力がたっぷりと紹介されています。穏やかな海、美しい島々、そして島にある町の風景も瀬戸内海の海のように穏やかでのんびりしています。ちなみに、物語の舞台となっている汐島は架空の島で、大崎下島をモデルにしたものです。広島市からもそれほど離れていないので、幼い頃何度か行った記憶があります。どちらにしろ、瀬戸内海の典型的な”島”を上手く再現してると思いますよ。それに、イワ、カワ、マメの三人は、寒さや波の厳しくない瀬戸内海の島がよく似合う妖怪ですね。

 このように「ももへの手紙」は、親子間の愛情物語、少女の成長物語、妖怪たちと触れ合うファンタジー物語、どの角度から見てもなかなか素晴らしい作品です。特に、瀬戸内に住む人たちにとっては、親近感を感じる作品でもあります。その分、私の採点は甘いものになっているかもですが…。では、本日はこの辺で ||DOOЯ|| ゚∀゚)ノ'`゛ィ'`゛─ィ 。


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