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わが母の記 : 華麗なるホームドラマ2012年12月11日 14:37

わが母の記
 寒気も峠を過ぎたようですが、寒い日が続いております。こんな日は、オコタに入って映画でも観るのが一番かもしれないですね。では、本日紹介する作品はこちらになります。
【題名】
わが母の記

【製作年】
2011年

【製作国】
日本

【鑑賞手段】
DVD

【おすすめ度】
ふつうだね

【あらすじ】
 1959年。小説家の伊上洪作(役所広司)は、父・隼人(三國連太郎)の見舞いに行った湯ヶ島の両親の家から東京の自宅に帰ってくる。妻の美津(赤間麻里子)、長女の郁子(ミムラ)、二女の紀子(菊池亜希子)が、伊上の新作小説にせっせと検印を捺している。それはベストセラー作家の家族の大切な仕事であったが、三女の琴子(宮崎あおい)の姿はない。自室にこもって夕食にも降りて来ない琴子に不満を募らせる伊上。深夜、持ち直したかに見えた隼人の訃報が入る。1960年。父亡き後、伊上の妹・桑子(南果歩)が母・八重(樹木希林)の面倒を見ているが、八重の物忘れはますますひどくなっていく。1963年。八重の誕生日に、川奈ホテルに集まる一族。伊上のもうひとりの妹・志賀子(キムラ緑子)、夫の明夫(小宮孝泰)、運転手の瀬川(三浦貴大)、秘書の珠代(伊藤久美子)も参加しての盛大なお祝い会。だが、八重の記憶はさらに薄れていた。
続きはこちらをクリック。 (MovieWalkerより引用)


【感想】
 この「わが母の記」は、作家・井上靖の自伝的小説「わが母の記」を映画化した家族ドラマです。小説家で伊上家の長男である洪作役には、「聯合艦隊司令長官 山本五十六 -太平洋戦争70年目の真実-」の役所広司。伊上家の母である八重役には、「悪人」の樹木希林。洪作の三女である琴子役には、「ツレがうつになりまして。」の宮崎あおい。琴子の夫となる瀬川役には、「麒麟の翼 ~劇場版・新参者~」の三浦貴大。監督・脚本には。「クライマーズ・ハイ」の原田眞人。

 本作の第一印象を一言でいうなら、とても丁寧につくられた作品ということです。細やかな時代考証、美しい風景、そして何よりも樹木希林演じる八重の年齢の重ね方が実に細やかに撮られています。そこには、原田眞人監督の一切妥協のない演出家としてのこだわりと、樹木希林の女優としてのプライドがそうさせるのだと感じました。

 樹木希林以外の配役も、実に的を得たものになっています。宮崎あおい演じる琴子、活発で勝気な役は彼女にぴったりでしょう。ミムラ演じる洪作の長女の郁子は、NHKの朝ドラである梅ちゃん先生のお姉さん役と同じでした。まあ、役所広司に関しては、どんな役柄でもバッチリこなしちゃいますけどね。但し、一番のはまり役は、三浦貴大演じる瀬川君です。彼は、その風貌も合間って、どこか朴訥として不器用な生き方しか出来ない役がサイコーにはまりますね。このブログで紹介した「麒麟の翼 ~劇場版・新参者~」、「RAILWAYS 49歳で電車の運転士になった男の物語 」、どれもはまり役で印象に残る俳優さんでした。

 但し、あらすじ自体は、私的にはイマイチでしたねぇ。本作は、洪作と八重の間の愛情と洪作と娘たちの愛情の二つがテーマになっている作品だと思います。洪作と八重の間の愛情は、素直に私の心に入ってきました。戦争という厳しい時代に、息子と離れなければならない心の葛藤を八重がずっといだいてきたことが分るくだりなんかはよかったなぁ。でも、洪作と娘たちの間は、愛情は感じるものの、何だか華麗なる一族といった感じで共感できなかったですね。だって、「ごきげんよう。」ですから…。

 このように「わが母の記」は、華麗なる一族的なホームドラマとなっております。但し、演者の方は、皆さん素晴らしい仕事をされています。その中でも、樹木希林の演技は群を抜いており、彼女の演技だけでも本作を観る価値はあるかもしれません。では、本日はこの辺で ε=ε=ε=ヾ(*´з`)ノサラバァー!! 。


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