Google
WWW を検索 ブログ内検索

悪の教典 : 「TO BE CONTINUED」だってば!!2012年11月11日 15:40

悪の教典
 民主党が、次期衆院選での公約の一つに「TPP参加交渉」を明記するみたいですねぇ。私自身はTPP賛成なのですが、前回の衆院選における公約の達成度を見れば、全く信用できません。こんな人たちには、本日紹介する作品の主人公であるハスミンを紹介してあげたいものです。
【題名】
悪の教典

【製作年】
2012年

【製作国】
日本

【鑑賞手段】
映画館

【おすすめ度】
超おすすめ!!

【あらすじ】
 蓮実聖司(伊藤英明)は、生徒から“ハスミン”という愛称で呼ばれ、絶大な人気を誇る高校教師。学校やPTAの評価も高く、いわば「教師の鑑」とも呼べる存在だったが、それはすべて仮面に過ぎなかった。彼は他人への共感能力をまったく持ち合わせていない生まれながらのサイコパス(反社会性人格障害)だったのだ。
続きはこちらをクリック。 (MovieWalkerより引用)


【感想】
 この「悪の教典」は、貴志祐介の同名小説を映画化したサイコ・ホラーです。主人公の“ハスミン”こと蓮実聖司役には、「BRAVE HEARTS 海猿」の伊藤英明。物理の教師で蓮実の真実に迫っていく釣井正信役には、「アンフェア the answer」の吹越満。体育教師でありながら女生徒の安原美彌にセクハラ行為を行う柴原徹朗役には、「そのときは彼によろしく」の山田孝之。蓮実聖司の教え子である片桐怜花役には、「ヒミズ」の二階堂ふみ。理系の男子生徒で早くから蓮実に疑いを持っていた早水圭介役には、「生きてるものはいないのか」の染谷将太。怜花・圭介の友人で秘かに怜花のことを想っている夏越雄一郎役には、「桐島、部活やめるってよ」の浅香航大。柴原にセクハラ行為を受けていた安原美彌役には、「戦慄迷宮3D THE SHOCK LABYRINTH」の水野絵梨奈。監督には、「愛と誠」「一命」など、幅広いジャンルの作品で才能を発揮する三池崇史。

 初めて予告編を観た時から、公開を楽しみにしていた一本でした。だって、あの伊藤英明が目がいっちゃってる悪役を演じるわけですから。そして、観終わって先ず思ったことは、「いや~、面白かったなぁ。」ということ。学校で人気の教師が、生徒を殺しまくるにも関らず、後味の悪さが無いんですよ。それは、作り手たちが独善的なメッセージを作品に込めたりせず、エンターテイメントに徹したからでしょうねぇ。あの作品とは、えらい違いです。

 先ずは、伊藤英明が悪役を演じるというのがよかったですねぇ。彼の場合、どうしても海猿のさわやかで逞しいイメージがつきまとっています。無論、彼を役者として一流のステータスを持たせたのは、海猿シリーズのヒットによるものです。これは、役者としては良い部分もありますが、仕事の幅を狭めてしまうことにもなります。そこで、彼の次の一手が「悪の教典」で“ハスミン”を演じることだったわけです。彼の場合、「カムイ外伝」などでも悪役をやっていましたが、本作ではワルの純粋度が桁違いです。ハスミンの場合、生まれもってのワルであり、皆がドン引きするワルでもあります。役者としてこんな大きな挑戦をし、その役を見事に演じきった伊藤英明は、一流から超一流へステップアップするかもしれません。いや、個人的にはして欲しいですねぇ、応援します。

 演出面においては、さすが三池崇史監督といったところです。私は、三池崇史監督のファンなので、どうしても甘い評価になりがちです。しかし、本作は人物描写、アクション、どれをとっても素晴らしいものだったと思います。特に、三池崇史監督作品の場合、「十三人の刺客」の時の稲垣吾郎同様、悪役がとても魅力的に描かれるのですが、本作ではそれが際立っていたなぁ。勿論、伊藤英明の演技力もありますけどね。

 但し、残念なところもあります。「悪の教典 -序章-」では、ハスミン以外にも釣井正信が危険な教師として描かれています。本作では、ハスミンの強敵として立ちはだかるのかと思いましたが、あっけないやられ方でした。また、本作では危険な教師としてではなく陰鬱な空気を纏った教師として描かれており、「悪の教典 -序章-」を観た者としては残念でした。ただ、ちらっとですが危険な教師としての描写はありますが、それは「悪の教典 -序章-」を観た者へのサービスカット程度のものです。吹越満もよい俳優だけに、もう少し活かして欲しかったけど、染谷将太もいただけに難しかったかなぁ。

 このように「悪の教典」は、伊藤英明が役者としての大きな賭けをし、それを三池崇史監督がフォローした、渾身のエンターテイメントとなっております。そして、最後のオチが「TO BE CONTINUED」ですからね、スタッフ・キャストにとってよほどの自信作なんでしょう。これは、観ないと損しますよ。では、本日はこの辺で (●'∀`)ノサラバ 。


人気ブログランキングへ ←記事を気に入った方は”ポッチ”とお願いします。

★この映画の皆さんの評価★

関連商品

コメント

コメントをどうぞ

※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。

名前:
メールアドレス:
URL:
コメント:

トラックバック

このエントリのトラックバックURL: http://moviegoer.asablo.jp/blog/2012/11/11/6631009/tb

_ Akira's VOICE - 2012年11月11日 16:05

強烈ではあるがアクションが平板で勿体ない。
 

_ 2ちゃんねるコメントNEWS - 2012年11月11日 16:54

{%映画館(movie)hdeco%} 解説{%右矢印webry%}「黒い家」「青の炎」などで知られる貴志祐介のベストセラー小説を実写化したサスペンス。生徒に慕われる高校教師でありながら、自身の目的のためなら殺人もいとわない狂気の男が繰り広げる凶行の数々を息詰まるタッチで描く。『海猿』シリーズの伊藤英明が、同シリーズとは打って変わって究極の悪人を怪演。『ヒミズ』でベネチア国際映画祭新人俳優賞を受賞した二階堂ふみと染谷将太、『バッテリー』の林遣都らが共演。『クローズZERO』シリーズの三池崇...

_ あーうぃ だにぇっと - 2012年11月11日 17:07

悪の教典@TOHOシネマズ六本木ヒルズ

_ 映画通信シネマッシモ☆映画ライター渡まち子の映画評 - 2012年11月11日 18:59

悪の教典 オリジナル・サウンドトラッククチコミを見る貴志祐介原作の衝撃作の映画化「悪の教典」。サイコパスを怪演する伊藤英明が見もの。生徒から絶大な人気を誇る模範的な高校 ...

_ 佐藤秀の徒然幻視録 - 2012年11月11日 19:01

公式サイト。英題:LESSON OF THE EVIL。貴志祐介原作、三池崇史監督、伊藤英明、二階堂ふみ、染谷将太、林遣都、浅香航大、水野絵梨奈、山田孝之、平岳大、吹越満。サイコパス高校教師 ...

_ タナウツネット雑記ブログ - 2012年11月11日 19:34

映画「悪の教典」観に行ってきました。「海猿」シリーズその他でヒーローや善人的な役柄を主に担ってきた伊藤英明が一転してサイコキラーな悪役を演じることで話題となった、貴志祐...

_ こねたみっくす - 2012年11月12日 21:26

倫理的にはワースト、映画としてはエクセレント、そして三池崇史監督作品としてはマグニフィセント!
貴志祐介先生の原作をあの三池崇史監督が倫理観を完全に無視して暴力三昧で ...

_ 『甘噛み^^ 天才バカ板!』 byミッドナイト・蘭 - 2012年11月13日 06:29

☆これは・・・、なんちゅうか、不謹慎で、凄い映画でした。

 これを見た世界の人たちはどう思うのでしょうか?

 実は、この作品、総勢5人で見に行ったのですが、それから、「♪トゥットゥトゥトゥ、トゥットゥトゥトゥ」と言う、教師・蓮実聖司(伊藤英明)が、担当のク...

_ 象のロケット - 2012年11月13日 10:37

生徒から“ハスミン”という愛称で呼ばれ絶大な人気を誇り、学校やPTAの評価も高く「教師の鑑」的存在の高校教師・蓮実聖司。 しかし彼は他人への共感能力をまったく持ち合わせていない、生まれながらのサイコパス(反社会性人格障害)で、邪魔な人間をいとも簡単に殺していく。 完璧すぎる教師・蓮実に違和感を感じている物理教師・釣井は、蓮実の過去を調べ始めるが…。 スリラー。 R-15。

_ センタのダイアリー - 2012年11月13日 23:57

バトルロワイヤルのようなノリの映画かと思ったら大間違い。

R15指定も納得の精神異常者による大量虐殺物語なのだ。

原作にはファンも多いようだが、自分は未読。

いくつものシークエンスが淡々と語られ、今一つまとまりきらないうちに淡々と惨劇が起きていくのは自分としては今一つ合わなかった。

教師によるセクハラ、教師と生徒の恋愛、いじめ、モンスターペアレンツ、携帯による集団カンニング ... 現代の学校教育の問題がこれでもかと盛り込まれるが、これまた淡々と蹴散らされていく。

挿入歌の歌詞を画面に流す演出など、その歌詞の内容とともにぞっとさせられるシーンもあるが、最後の...

_ オールマイティにコメンテート - 2012年11月15日 01:05

「悪の教典」(R15+指定)は貴志祐介原作の「悪の教典」を映画化した作品で、学校では人気者の教師が裏ではサイコパス(反社会的人格障害)の持ち主で、様々な事に対して容赦ない殺人 ...

_ ダイターンクラッシュ!! - 2012年11月15日 01:55

2012年11月11日(日) 19:00~ TOHOシネマズ日劇2 料金:1250円(チケットフナキで前売り購入) 『悪の教典』公式サイト 散弾銃で、高校生を殺戮するだけの映画だった。 脚色が悪いのか、監督の三池が悪いのか、先崎が悪いのか。 端折り過ぎだろ。脚本(=脚色)の三池が悪い。 散弾銃の殺戮にばかり時間かけないで、その前段をもう少し丹念に描いていたら、傑作になったような。 全員処刑の判断に至るまでが、どうにも曖昧。 吹越満は、早退させるには惜しいキャラクター。 そして殺戮の方法には工夫が無く、仙崎のドヤ顔が続くだけなので、いい加減辟易してくる。 ハーバードのMBAの筈なのだが、仙崎だからか英語が流暢でない。 ついでに、高校生二人のトリックに、いとも簡単に騙される。 心神喪失を慌てて装うのも、賢く思えない。 学歴詐称の人物ではないか。 どういう訳かTO BE CONTINUEDで終了。 お勧め度:☆☆★ 大殺戮度:☆☆☆★ 俺度:☆☆☆

_ カノンな日々 - 2012年11月15日 21:20

貴志祐介さんの同名ベストセラー小説を原作に三池崇史監督が伊藤英明さんを主演に描く学園サスペンス・ドラマです。『海猿』のヒーロー仙崎を演じる伊藤英明さんの悪役というだけ ...

_ 映画@見取り八段 - 2012年11月16日 01:29

悪の教典     監督: 三池崇史    出演: 伊藤英明、二階堂ふみ、染谷将太、林遣都、浅香航大、水野絵梨奈、山田孝之、平岳大、吹越満、KENTA、西井幸人、小島藤子、菅野莉央、山崎紘菜、竹内寿、岩松了、篠井英介 公開: 2012年11月10日 2012年11月14日。劇場観…

_ 象のロケット - 2012年11月16日 08:18

ニューヨーク・ウォール街の名門投資銀行を退社した蓮実聖司は、日本に帰国して高校の英語教師となる。 瞬く間に職員やPTAからの信頼を獲得し、生徒からは「ハスミン」とあだ名で呼ばれるほどの人気教師となった蓮実。 そんな彼に惹かれていくスクールカウンセラー水落聡子の周りで不審な事件が頻発する。 男性教師・釣井は、「蓮実は危険だ」と、彼女に助言するのだが…。 映画『悪の教典』より前に起こった事件を描く動画配信ドラマ。

_ 京の昼寝〜♪ - 2012年11月18日 08:19




□作品オフィシャルサイト 「悪の教典」□監督 三池崇史□原作 貴志祐介□キャスト 伊藤英明、二階堂ふみ、染谷将太、林 遣都、浅香航大■鑑賞日 11月11日(日)■劇場 TOHOシネマズ川崎■cyazの満足度 ★★★☆(5★満点、☆は0.5)<感想>  まるで辞書み...

_ 映画 K'z films 2 - 2012年11月18日 15:27

Data 監督 三池崇史 原作 貴志祐介 出演 伊藤英明 
二階堂ふみ 
染谷将太 
林遣都 
山田孝之 公開 2012年 11月

_ 晴れたらいいね〜 - 2012年11月18日 21:24

やっぱり観に行きました。今年、いまんとこ、数少ない邦画の映画館鑑賞は三池作品ばっかという事態になってます(笑・もう一本は愛と誠だもん)ハスミン、いいわ〜。EXCELLENT!なぜ ...

_ 流浪の狂人ブログ〜旅路より〜 - 2012年11月19日 18:54

 貴志祐介原作の同名小説を、三池崇史監督・脚本、伊藤英明主演で映画化。 いたってごく普通のサイコスリラー。三池監督お得意の作風であり、それなりの仕事は見せてくれるものの、所々にアラが目立つ、少々残念な仕上がり。 まず何より、最初から犯人が分かりきっている

_ はらやんの映画徒然草 - 2012年11月26日 22:49

「To Be Continued」って、続くの?? いやいや、緊張感がずっと続く

_ 大江戸時夫の東京温度 - 2012年11月26日 23:20

映画『悪の教典』は、大島優子が嫌悪感を抱いたように、とんでもなく不道徳不謹慎な映

_ 単館系 - 2012年11月27日 03:47

悪の教典 MOVIXさいたま

ハスミンというニックネームで呼ばれ、生徒たちから圧倒的な人気と支持を集める
高校教師・蓮実聖司(伊藤英明)。
生徒だけでなく、ほかの教師や保護者も一目を置く模範的な教師...

_ だらだら無気力ブログ! - 2012年11月27日 20:59

あれだけショットガンをぶっ放しているのに、ご近所さんは気が付かないものなのか?

_ 映画のブログ - 2012年11月30日 07:40

 まだまだ面白い企画はあるものだ。
 先日、『北のカナリアたち』に感心したばかりだが、映画『悪の教典』も企画の上手さを堪能した。

 林朋宏氏によれば、映画がよく見られる効果要素は三つあり、それ...

_ とりあえず、コメントです - 2012年12月04日 00:13

貴志祐介著の同名小説を三池崇史監督が伊藤英明主演で映画化したサスペンスです。 これは怖すぎるから無理と思っていたのですけど、大ヒットしていたのでチャレンジしてしまいました。 予想通りの救い無い展開に、うわーっと思いながらも最後まで観てしまいました(>_<)

_ またり、すばるくん。 - 2012年12月04日 07:04

原作:貴志祐介×監督:三池崇史×主演:伊藤英明
による映画「悪の教典」を観ました。

_ I am invincible ! - 2012年12月05日 00:22

2年4組の担任で英語教師の蓮実聖司(伊藤英明)は、校長からも同僚の教師たちからも生徒からも信頼され、慕われている人気教師。

_ レザボアCATs - 2012年12月12日 00:19

’12年、日本 監督・脚本:三池崇史 原作:貴志祐介 製作:市川南 エグゼクティブプロデューサー:山内章弘 撮影:北信康 キャスト:伊藤英明、二階堂ふみ、染谷将太、林遣都、浅香航大、水野絵梨奈、山田孝之、吹越満、貴志祐介 今年の三池さん、実はこれが3本目だったんですね・・。私、三池ファンとか言いながら、『逆転裁判』のことはすっかり眼中になかったな。ちょうど忙しい時期だったこともあったけれど、記憶からすっかり抹消してしまってた。珍しく劇場鑑賞してない。そろそろDVD見なくっちゃ。 今回は久々に三池さん...

_ みはいる・BのB - 2012年12月12日 21:03




☆---- (10段階評価で 2)
11月10日(土) 109シネマズHAT神戸 シアター8にて 13:20の回を鑑賞。

_ ケントのたそがれ劇場 - 2012年12月29日 18:21

★★★★ 製作:2012年日本 上映時間:129分 監督:三池崇史  いゃ~それにしても参ったな。50人近い高校生たちが、ショトガンで次々に殺戮されるのだ。映画を観終わった高校生たちが、とても目を開けて観ていられなかったと感想を話していたくらいである。  

_ 菫色映画 - 2012年12月31日 22:02

悪の教典2012年 日本
監督:三池崇史
原作:貴志祐介
出演:伊藤英明
   二階堂ふみ
   染谷将太
   林遣都
   浅香航大
   山田孝之
   吹越満 by G-Tools ...

_ kintyre&#039;s Diary 新館 - 2013年03月03日 12:47

12-94.悪の教典■配給:東宝■製作年・国:2012年、日本■上映時間:129分■観賞日:11月30日、TOHOシネマズ渋谷■料金:0円(招待券)
□監督・脚本:三池崇史◆伊藤英明(蓮実聖司)◆山田孝之(柴原徹朗)◆平岳大(久米剛毅)◆吹越満(釣井正信)◆染谷将太(早水...

_ よしなしごと - 2013年03月19日 02:02




 邦画で学園の残忍なシーンを描いた作品という意味でちょっとバトル・ロワイアルに似てるかなという気もするけど、あの爽やかそうな先生がどう豹変するのか楽しみな悪の教典の記事です。

_ いやいやえん - 2013年05月23日 05:22



筋トレシーン、excellent、to die?、チーッチッチ チーッチッチ チーッチッチ、パンティ嗅いで美彌とかで笑いを取りにいってますよコレ!
AKB大島さんが「私はこの映画が嫌いです」と泣いて発言したとかで話題にもなってた作品でしたが、面白いじゃないの。
あ、序章はみてません。
殺戮映画ですがポップな部分が見え隠れするのが不思議です。前述した笑いの部分もちょうど良いバランスで、吹っ飛ぶ感じだとか、猟銃で撃ちまくるラストの爽快感に繋がっていると思う。ストーリー的には後味が悪いはずなのですが、後味も悪くない。
ただ、全体的な説明不足はちょっと感じてしまいました。内容が薄いというより切れ者のはずの蓮見の行動自体が自らボロけているのが何だかなあ。序章をみてたらそんなこともなかったのかな?でも、他者への共感性がないというのは、そういうどこか不足なところがあるのかもしれない。
どちらかといえば誠実で正義的な役柄の多い伊藤英明さんが演じる蓮見。彼が何の躊躇もなくそれまで仲良く接してきた子供たちを殺していくシーンでは、なんともいえない上手い表情をみせます。この、いつもの役柄とのギャップが良かったのかもしれませんね。また曲が曲だからか血飛沫と共にスカッと感も。

冒頭のAEDや緊急脱出の訓練も、後半への伏線でした。蓮見以外の先生方も闇を抱えているようで、柴原は美彌へのセクハラ、久米は生徒の前島と同性愛、釣井は妻を殺してる(?)しかし全ては蓮見の手の中。
結局、頭の良い蓮見が隠蔽を企てたものなんですが、本当に頭のいい奴がこんなアホな展開になるかなあ。ボロが出すぎです。だから皆殺しという選択肢になっちゃう。
でも小難しいことは抜きにして、猟銃をぶっ放してるのが、テンションあがるし爽快であったりするんだよね。私物騒な気持ちが多少なりともあるのかもしれません(笑)
またラストの「Magnificent!」の言い方が最高に良かったし表情も素晴らしかった。この映画の中で一番のシーンですね。
舞台が毒々しい飾り付けの中というのもまた三池節かもしれませんね。

【概略】
生徒から絶大な人気を誇る高校教師・蓮実聖司。学校やPTAの評価も高く、教師の鑑とも呼べる彼の正体は生まれながらのサイコパスだった。

サスペンス