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源氏物語 千年の謎 : いや~、誠に古い2012年11月02日 17:25

源氏物語 千年の謎
 米兵、沖縄の民家侵入の上、傷害事件ですか…。KYにもほどがありますね。外出禁止令は、何だったんでしょう。こんなことをして喜ぶのは、中国共産党だけですからね。では、本日紹介する作品は、KYな女優が出演しているこちらになります。
【題名】
源氏物語 千年の謎

【製作年】
2011年

【製作国】
日本

【鑑賞手段】
DVD

【おすすめ度】
超だめだめ!!

【あらすじ】
 絢爛豪華な平安王朝の時代。一条帝の心を娘の彰子(蓮佛美沙子)に向けさせようと企む時の権力者・藤原道長(東山紀之)は、紫式部(中谷美紀)に物語を書くよう命じる。その物語の題名は『源氏物語』。主人公は今上帝と桐壺更衣(真木よう子)の間に生まれた光源氏(生田斗真)。だが、帝の寵愛を受ける桐壺更衣は、嫉妬心に燃える帝の正妻・弘徽殿女御(室井滋)によって殺害される。光源氏は宮中の女性たちの憧れの的だったが、桐壺に瓜二つの義理の母・藤壺(真木よう子:二役)への狂おしい思いを断ち切ることができずにいた。その苦しさから逃れるため、正妻・葵の上(多部未華子)、艶やかな大人の色香を放つ六条御息所(田中麗奈)、はかなげでつつましやかな夕顔(芦名星)と、奔放に愛を求めて彷徨うのだった。やがて、女の心の奥に潜む“嫉妬”という魔物に追いつめられてゆく光源氏……。
続きはこちらをクリック。 (MovieWalkerより引用)


【感想】
 この「源氏物語 千年の謎」は、世界初の大長編小説といわれる紫式部原作の「源氏物語」の誕生秘話を描いた高山由紀子原作の「源氏物語 悲しみの皇子」を映画化した作品です。主人公の光源氏には、「シーサイドモーテル」の生田斗真。紫式部役には、「阪急電車」中谷美紀。時の権力者である藤原道長役には、「小川の辺」の東山紀之。光源氏の生みの親である桐壺に瓜二つの義理の母・藤壺役には、「外事警察 その男に騙されるな」の真木よう子。光源氏の正妻である葵の上役には、「ライアーゲーム -再生-」の多部未華子。監督には、「愛の流刑地」の鶴橋康夫。

 本作は、歴史好きの人にとっては、それなりに期待感のある作品と思われます。それもそのはず、「源氏物語」はその誕生に謎の多い長編小説だからです。「源氏物語」の主人公である光源氏のモデルは、源高明という説があります。この方は、醍醐天皇の皇子で、920年に7歳で臣籍降下し源の姓を賜与されました。何だか、光源氏と似ていますねぇ。その後、左大臣となり藤原摂関家のライバルとなります。しかし、策謀に秀でた藤原氏により失脚させられるのです。そのため、藤原道長が源高明の鎮魂のため紫式部に「源氏物語」を書かせたという説があります。物語の中で、光源氏はライバル(恐らく藤原氏)を押しのけて摂関家を超える准太上天皇という地位にまで上り詰めるからです。ちなみに、本作では道長が一条帝の心を自分の娘の彰子(蓮佛美沙子)に向けさせるため、紫式部に書かせたことになっています。また、光源氏のモデルも道長自身となっております。さてさて、真実はどうなのでしょうか…。まあ、本ブログは私が観た映画について述べるものなので、歴史に関する話はこれ位にしておきましょう。

 で、肝心の本作の中身ですが、その演出は絢爛豪華な時代を強調した前時代的なものになっています。しかし、史実は大きく異なります。それもそのはず。平安貴族というのは、実際の政治には全く無関心で、庶民からむしりとる事しか考えていなかった無能無責任集団だったのです。現代の政治家の方がよっぽどましです。本作では、「光源氏の物語」と「式部の物語」が交差しながら進行していきます。「光源氏の物語」は、前時代的な絢爛豪華な演出でも良いと思いますが、「式部の物語」はリアルにいって欲しかったなぁ。その方が明と暗の対比ができ、源氏物語の絢爛豪華な部分がより強調されると思うのですが…。

 配役にも、問題があると感じられました。特に、ドイヒーだったのが多部未華子。個人的には、彼女のことを最高のコメディエンヌの一人だと思っております。しかし、本作のように悲恋の女性を演じるには、かなりの無理を感じました。また、鬘の似合わなさは尋常でなく、こんな形でコメディエンヌとしての才能を発揮するとはKYもいいところです。それに、東山紀之の演技もドイヒーだったなぁ。良い男だけに、見た目は文句のつけようがないのですが、その言動は貴族ではなく武士そのものといったところです。正直、後輩の生田斗真に演技指導をしてもらう必要があるのではと感じるほどでした。

 あらすじとしては、投げっぱなし感が強いものになっています。だって、「源氏物語」そのものが未完の状態ですからね。この本作の終わらせ方こそ、”千年の謎”です。紫式部が歴史上実在の人物である以上、必要以上に作り手の解釈に染めるべきではないと思います。

 このように「源氏物語 千年の謎」は、作り手のセンスの悪さ、歴史に対する無知、を感じずにはおれない作品となっております。私のように歴史好きの方は観ないことをお勧めします。では、本日はこの辺で ☆━━(★´Å`)ノ±∋ウナょζ ε=ε=(★`∀´)┛ 。


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書くことは呪うことだ
公式サイト。高山由紀子原作、鶴橋康夫監督、生田斗真、中谷美紀、窪塚洋介、東山紀之、真木よう子、多部未華子、芦名星、蓮佛美沙子、室井滋、田中麗奈、 ...

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_ いやいやえん - 2012年11月02日 21:45



現実世界と物語の虚構の世界を交互に描きながら進んでいくという面白い試み。しかし本来は長い「源氏物語」のうち、扱われているのは超前半の一部、藤壷、葵の上、六条御息所、夕顔あたりしか登場しない。重要人物である「紫の上」が扱われていないのは非常に残念です。
紫式部が思いを寄せていたのが藤原道長だったというのも新しい解釈でなかなか面白いところをついてくると思った。そして女の陰の部分がドロドロと彼女を侵食し始める。文字というのは不思議なもので、後に残り後を引く。書いた物語は彼女の願望であろうか、そう考えると愛欲に狂い嫉妬に走るいわば「女」というものに現実味がでてくる。六条御息所の女の情念は、式部の修羅そのものなのかも。
現実世界での禍々しい雰囲気は、現代人が当時に抱くなにやら漠然とした怪しげな空気を醸し出していました。田中麗奈さんの六条も情念いっぱいでなかなか良かったです。物語と現実世界をつなぐ清明役の窪塚洋介さんは棒読みな感じなんだけど、演技なのか下手なのか「魔界転生」の頃から変わってませんね^;
でも、式部が当時の女性として恋心、葛藤、憎悪、嫉妬、三角関係によるパワーバランスなど、細やかで難しい女心をつらつらと物語に含ませて書いていたことを考えると、なんだかにんまりしちゃう話じゃないですか?しかも大長編。それこそ妄想女子全開な感じで。

【概略】
絢爛豪華な平安王朝の時代。藤原道長は娘・彰子に帝の心を向けさせるため、紫式部に物語を書くよう命令する。紫式部が綴る「源氏物語」はたちまち帝の心を掴み…。

ラブロマンス

_ オールマイティにコメンテート - 2012年11月03日 08:17

「源氏物語 千年の謎」は平安時代に活躍した作家、歌人紫式部の「源氏物語」を映画化した作品で、紫式部が藤原道長に依頼されて書き始めた源氏物語を執筆していくうちに紫式部に込 ...

_ はらやんの映画徒然草 - 2012年11月03日 08:24

世界最古の恋愛小説と言われる「源氏物語」。 それを書いたのは紫式部であるというの

_ こみち - 2012年11月03日 13:46

JUGEMテーマ:邦画 

おこちゃまには、官能的過ぎたのでしょうか

 映画を見ながらもそもそとしているお嬢様がたが

 

見受けられました。内容的には15禁でしょうか。

 

紫式部は、源氏物語をとおして藤原道長への

 

恋心、嫉妬心などを盛り込んだのが

 

当時の人々に受けたのでしょう。

 

しかし、いつもでも諦めないのは六条御息所と

 

同じように修羅になって煉獄を彷徨いつづれることを

 

察して、自ら去ったのは式部が賢い人だったからなのでしょう。

 

しかし、時の権力者たちに手篭めにされた人たちの

 

怨念は、そうやすやすとは消えないだろう。

 

 

 

2011年  東宝

 

キャスト

光源氏・・・・・生田斗真

紫式部 ・・・・中谷美紀

安倍晴明・・・・窪塚洋介

藤原道長・・・・東山紀之

藤壺中宮・・・・真木よう子

桐壺更衣・・・・真木よう子

葵の上・・・・・多部未華子

夕顔・・・・・・芦名星

彰子・・・・・・蓮佛美沙子

弘徽殿女御・・・室井滋

六条御息所・・・田中麗奈

桐壺帝・・・・・榎木孝明

藤原行成・・・・甲本雅裕

頭中将・・・・・尾上松也

一条天皇・・・・東儀秀樹

王命婦・・・・・佐久間良子

 

 

 

 

源氏物語 千年の謎 公式サイト





 

【言及】

 

  

_ ルナのシネマ缶 - 2012年11月05日 00:01

実は歴史の中で
平安時代は、なんか雅だし
妖怪や陰陽師が活躍するので
1番好きだったりします。
なので、評判はさておき
観てきました。
(だから、来年の大河もちょっと
楽しみだったりして・・・笑)

平安時代、権勢を誇っていた藤原道長(東山紀之)は、
娘が帝の子を産むことを望み、紫式部(中谷美紀)に
帝の気を引く物語を書くように命令する。
そこで彼女は、絶世の美男・光源氏(生田斗真)と
彼を取り巻く宮中の女性たちの物語を執筆することに。
紫式部が綴る『源氏物語』は、たちまち帝の心を掴み、
帝と彰子の間に男の子が生まれた。
しかし紫式部は『源氏物語』を書き続...

_ 象のロケット - 2012年11月06日 10:16

平安時代中期(1000年頃)。 関白・藤原道長は、一条天皇に嫁いだ娘・彰子に帝の心を向けさせるため、彰子に仕える女官・紫式部に、物語を書くよう命令する。 物語の中で、帝に溺愛された桐壺更衣が産んだ御子・光源氏は、義母・藤壺への許されぬ愛を心に秘めながら、数々の女性たちと恋に落ちる。 一方、陰陽師・安部晴明は紫式部に凶相が出はじめていることに気づくのだが…。 王朝恋愛絵巻スペクタクル。

_ ☆みぃみの日々徒然日記☆ - 2012年11月06日 10:18

平成23年12月14日(水)。 映画:「源氏物語 千年の謎」。 【監 督】鶴橋康夫 【監 修】朧谷寿 【脚 本】川崎いづみ 【原 作】 高山由紀子 【キャスト】生田斗真 (光源氏)・中谷美紀 (紫式部)・窪塚洋介 (安倍晴明)       東山紀之 (…

_ ふつうの生活 ふつうのパラダイス♪ - 2012年11月10日 23:51

まあまあの出来というところでしょうか。

生田斗真の『青海波』が観たくていったのですが、まあまあというところでしょうか。
でも、全体にすごく雅できれいでした。

六条の御息所役が田中麗奈で、どうよとおもったのですが、彼女の特別に印象的な目が、生霊の役の時にまさにぴったり。ミステリアスな源氏物語もなかなかです。

千年の謎とかいいますが、紫式部が源氏物語を書いた動機が、藤原の道長への恋情と、嫉妬というのは、なんかちょっと安易なような気がします。嫉妬だけで、あれだけの物語がかけるとは、思えない。

それと、源氏物語は、実際には、ばらばらに書かれたもので、時系列をととのえたの...

_ Diarydiary! - 2012年11月18日 20:09

《源氏物語 千年の謎》 2011年 日本映画 藤原道長に頼まれ彰子が一条天皇の寵