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終の信託 : さあ、家族会議だ!2012年10月28日 13:31

終の信託
 最近、オカラを大量に購入しました。目的は、ダイエットのためです。でも、なかなか落ちないですねぇ。では、本日紹介する作品は、私の体重と一緒で重たいテーマのこちらになります。
【題名】
終の信託

【製作年】
2012年

【製作国】
日本

【鑑賞手段】
映画館

【おすすめ度】
おすすめ!

【あらすじ】
 折井綾乃(草刈民代)は、患者からの評判も良い呼吸器内科のエリート医師。しかし、長く不倫関係にあった同僚の医師・高井(浅野忠信)から別れを告げられ、失意のあまり自殺未遂騒動を引き起こしてしまう。そんな彼女の心の傷を癒したのは、重度の喘息で入退院を繰り返していた患者、江木秦三(役所広司)の優しさだった。
続きはこちらをクリック。 (MovieWalkerより引用)


【感想】
 この「終の信託」は、終末医療を題材にした朔立木の小説「終の信託」を自ら脚本化したヒューマンドラマです。主人公の女性医師・折井綾乃役には、「ダンシング・チャップリン」「Shall We ダンス? 」の草刈民代。綾乃の患者で彼女に終の信託を依頼した江木秦三役には、「Shall We ダンス? 」以来16年ぶりに草刈民代を競演する日本を代表する名優・役所広司。綾乃の不倫相手である同僚の医師・高井則之役には、「バトルシップ」などハリウッドにも進出している浅野忠信。綾乃が起こした事件の担当検事である塚原透役には、「桜田門外ノ変」の大沢たかお。監督には、草刈民代の夫であり「Shall We ダンス? 」「それでもボクはやってない」の周防正行。

 本作を観る前は、涙なくしては観られない感動ストーリーだと勝手に思っていました。ところが、その内容はリビング・ウィルを主題にしリアリティーに重きを置いた作品で、とても重い空気感のあるものでした。医師、患者、患者の家族、検察、それぞれの立場から見ると、リビング・ウィルの意味は少しずつ違います。どの立場から見たリビング・ウィルが正解なのか、それは人それぞれ違うということでしょう。特に、草刈民代演じる綾乃の場合、睡眠薬の過剰摂取によるこん睡状態の中でも意識が有り治療される側の苦しさを経験しています。にもかかわらず、役所広司演じる江木の最後を苦しみ方は尋常ではありません。強い絆で結ばれていた綾乃と江木でさえ、それぞれのリビング・ウィルの意味は違うような気がしてなりません。う~ん、何とも難しいですなぁ。

 このように重いテーマを扱う作品だからでしょう。医師や看護師が行う医療行為、患者の苦しみ方、めっちゃリアルに感じました。特に、喘息で苦しむ役所広司の演技は、目を背けたくなるほどです。さすが、名優ですねぇ。大沢たかおの検事役もよかったなぁ。被疑者である綾乃が気付かぬうちに誘導訊問されてるとこなんか、一種の怖さを感じました。にもかかわらず、大沢たかお演じる検事には、”正義感”を感じる事ができるのです。浅野忠信のだめっぷりもよかったですよ。正に、女の敵を憎らしく演じていました。とにかく、演者の皆さん、素晴らしい演技でした。

 ちなみに、本作はPG12作品です。お子様には難しい内容だからかと思っていましたが、もう一つ理由がありました。それは、草刈民代のビューティフルな裸身が観れるということです。写真集と違い動きますからねぇ。男性にとっては、難しい作品を観る前のちょっとしたプレゼントかな。

 このように「終の信託」は、誰にでも等しく訪れる死というものに対して考えるきっかけを与えてくれる作品です。皆さんも、ご家族でリビング・ウィルについてお話されてみてはどうでしょうか。では、本日はこの辺で |* ̄I ̄|ノ゚+。*゚+。さぃなら~。+゚*。+゚ 。


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試写会で見ました。 【予告orチラシの印象】役所さんが死ぬときに、安楽死をお願い

_ あーうぃ だにぇっと - 2012年10月28日 15:58

終の信託@ニッショーホール

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果たして「安楽死は殺人か?」という、事実が必ずしも真実ではない場合での、非常に難しい問題を扱った作品で、実際の事件を元に現役法律家が書き起こした小説が原作とのこと。女医が安楽死を望む患者の希望に応える

_ こねたみっくす - 2012年10月28日 17:40

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一番の見所は、死亡から3年も経過して告発されて被疑者と検事の対決シーンだ。検事はおのれの立てた筋書きにそって調書を取り逮捕しようとする。それに対して女性医師は、医学的見解や患者の家庭の事情や自分との関係を全力で訴える。その対決を聞いているとどちらが患者の命

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喘息日誌。子守唄。リビング・ウィル。

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不倫相手に捨てられ自殺未遂騒動を起こしてしまった呼吸器内科のエリート医師・折井綾乃は、重度の喘息を患う患者・江木秦三の優しさに救われる。 二人は医師と患者という関係を越えた深い心の絆で結ばれるものの、江木の病状は悪化していく。 死期が迫っていることを自覚した江木は、「最後のときは早く楽にしてほしい。」と綾乃に懇願。 2か月後に心肺停止状態に陥るのだが…。 医療ドラマ。 ≪医療か? 殺人か?≫

_ 佐藤秀の徒然幻視録 - 2012年10月29日 20:42

それでも私は殺してない?
公式サイト。朔立木原作、周防正行監督、草刈民代、役所広司、大沢たかお、浅野忠信、細田よしひこ、中村久美。現実に起き、世間を騒然とさせた女医によ ...

_ 花ごよみ - 2012年10月30日 00:11


監督、脚本は周防正行、
朔立木の小説「終(つい)の信託」
(以前のタイトルは「命の終わりを決める時」)が原作。

尊厳死、終末医療がテーマ。

同僚の医師高井(浅野忠信)と、
不倫関係が続いていたが
裏切られ心に深い傷を負った、
呼吸器内科の医師の折井綾乃(草...

_ 京の昼寝〜♪ - 2012年11月02日 08:51




□作品オフィシャルサイト 「終の信託」□監督・脚本 周防正行□原作 朔立木□キャスト 草刈民代、役所広司、浅野忠信、大沢たかお、細田よしひこ■鑑賞日 10月28日(日)■劇場 チネチッタ■cyazの満足度 ★★★☆(5★満点、☆は0.5)<感想>  命の重さを量...

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_ いい加減社長の映画日記 - 2012年11月05日 19:10

重いテーマだけど、観ておくべきかなぁ、と思って・・・

「オフィシャルサイト」

【ストーリー】
呼吸器内科医の折井綾乃は、同じ職場の医師・高井との不倫に傷つき、沈んだ日々を送っていた。
そんな時、重度のぜんそくで入退院を繰り返す患者・江木秦三の優しさに触れ...

_ 大江戸時夫の東京温度 - 2012年11月05日 22:58

映画『終の信託』を観て、心底疲れました。精神的に、とってもヘヴィーです。 検察庁

_ 映画的・絵画的・音楽的 - 2012年11月10日 05:50

 『終の信託』をTOHOシネマズ渋谷で見ました。

(1)これまで周防正行監督の作品は、『シコふんじゃった』(1991年)、『Shall we ダンス?』(1996年)、『それでもボクはやってない』(2007年)と見てきていますので、この作品もと思って映画館に出かけました。

 物語...

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 現役弁護士でもある作家・朔立木原作の医療小説を、「Shall we ダンス?」の周防正行監督、草刈民代・役所広司主演で映画化。実際に起きた事件を題材に、終末医療のあり方を問うヒューマンドラマ。 単純に構成的な部分だけを評すると、前半から中盤にかけての展開がやや冗

_ とりあえず、コメントです - 2012年11月13日 00:16

朔立木著の同名小説を周防正行監督が映画化した人間ドラマです。 『それでもボクはやってない』も考えさせられたなあと思いつつもチャレンジしてみました。 主人公たちの想いを丹念に描くと共に、後半の取調べのシーンに圧倒されるような物語でした。

_ カノンな日々 - 2012年11月14日 11:37

宣伝そのまんまの表現になっちゃいますけどスマッシュヒット作『Shall we ダンス?』の周防正行監督×草刈民代さん×役所広司さんの3人が再び顔合わせた作品です。しかしその内容は『Sh ...

_ 事務職員へのこの1冊 - 2012年11月14日 19:03

ロアルド・ダールに「音響捕獲機」という短篇がある。世の中の、人間には聞こえない音

_ FREE TIME - 2012年11月23日 00:16

映画「終の信託」を鑑賞しました。

_ はらやんの映画徒然草 - 2012年11月24日 10:05

「尊厳死」を題材にしているのは予告からわかりました。 重いテーマだなと思い、これ

_ 映画のブログ - 2012年11月25日 22:34

 さすがは周防正行監督だ。『終(つい)の信託』は144分もの長さがありながら、名人芸ともいえるショットの積み重ねで、一瞬の無駄もない。
 いや、一瞬の無駄もなく切り詰めに切り詰めたからこそ、この緊迫...

_ kintyre's Diary 新館 - 2013年02月09日 22:56

12-90.終りの信託■配給:東宝■製作年・国:2012年、日本■上映時間:144分■観賞日:11月18日、TOHOシネマズ渋谷(渋谷)■料金:0円
□監督・脚本:周防正行◆草刈民代(折井綾乃)◆役所広司(江木泰三)◆浅野忠信(高井則之)◆大沢たかお(塚原透)◆細田よしひ...