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キック・オーバー : メキシコの強い日差しがこうさせる2012年10月14日 15:15

キック・オーバー
 季節は確実に秋になりましたね。朝夕は、汗かきの私でも上着を羽織らないと寒いくらいです。ちなみに、本日紹介する作品は、まだまだ強い日差しを感じさせるこちらになります。
【題名】
キック・オーバー

【製作年】
2012年

【製作国】
イギリス

【鑑賞手段】
映画館

【おすすめ度】
おすすめ!

【あらすじ】
 マフィアから大金を強奪した通称“ドライバー”(メル・ギブソン)は、国境を越えてアメリカからメキシコへ逃亡を図ったものの、失敗。逮捕されて送還された先は、史上最悪の刑務所“エル・プエブリート”だった。
続きはこちらをクリック。 (MovieWalkerより引用)


【感想】
 この「キック・オーバー」は、メキシコの刑務所「エル・プエブリート」を舞台にしたクライムアクションです。主役の通称“ドライバー”役には、「サイン」「復讐捜査線」の名優でもあり名監督でもあるメル・ギブソン。監督には、「アポカリプト」など、メル・ギブソン作品で助監督を務めてきたエイドリアン・グランバーグが初メガホンをとる。

 とても、不思議な映画です。売りともいえるアクションシーンは、決してお金がかかっていないし、ど迫力というわけでもありません。あらすじも少々雑で、マフィアのボスを倒すために張り巡らすトラップなんて「何だかなぁ」という感じです。でも、観終わった後に残るのは、爽快感と満足感です。何が、そうさせるのでしょうか。それは、物語の設定とテンポのよい演出にあると思われます。

 設定は、「ワイルドだぜぃ」といった感じ。まるで汚いスモールタウン、それがメキシコの刑務所。タウンである以上、一般生活雑貨はもちろん、拳銃、麻薬、なんでも揃うし、特別待遇の受刑者もいたりして格差問題まで存在します。もちろん、自治権もあり家族とも同居が可能なんて、わが国に比べ恵まれていますなぁ。こりゃ、メキシコの治安が悪いわけだ。そんなことはともかく、本作の主人公である通称“ドライバー”は、こんな刑務所の受刑者になって、いろいろやっちゃうわけです。登場人物も、ほとんどが悪党。面白くなるに決まってますよ、これは。

 演出的には、テンポの良さに比重を置いているようでした。そのため、ツッコミどころがあっても、その猶予を与えてくれないんですよ。また、”ドライバー”を追ってきたマフィアの連中との銃撃戦は、「デスペラード」や「レジェンド・オブ・メキシコ デスペラード」を彷彿とさせるものがあり、私的にはここが一番の見せ場だと感じました。

 しかし、この邦題は何とかならんもんですかな。「キック・オーバー」ですからね、壮絶なアクション映画を予想していました。ところが、よい意味でノー天気なメキシコのカラーに染まった仕上がりとなっています。原題は「How I spent My Summer Vacation」ですから、「バケーションは刑務所で」の方がマシなんじゃないかな。

 このように「キック・オーバー」は、メル・ギブソン健在を感じさせるに十分な作品となっています。また、監督のエイドリアン・グランバーグも、今後の活躍に期待大です。皆さんも、メキシコの強い日差しにあたってはじけっちゃって下さい。では、本日はこの辺で 壁|*´台`)ノ゙サヨナラ… 。


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