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THA WAVE ウェイブ : 今回はほぼネタバレ2012年10月11日 17:54

THA WAVE ウェイブ
 国際柔道連盟が、ロシアのプーチン大統領に「8段」の段位を贈ることになったそうです。かなりどうてもよい記事ですが。では、本日紹介する作品はこちらになります。
【題名】
THA WAVE ウェイブ

【製作年】
2008年

【製作国】
ドイツ

【鑑賞手段】
DVD

【おすすめ度】
おすすめ!

【あらすじ】
 高校教師のライナー・ベンガー(ユルゲン・フォーゲル)は、授業で実際に独裁政治を行ってみるという実験を思いつく。そして、“リーダーの名前には”様“をつけて敬う”、“許可なく発言してはならない”、“クラスの仲間はお互いに助け合う”、“制服として白シャツを着用”といったルールを設けて実験を開始。
続きはこちらをクリック。 (MovieWalkerより引用)


【感想】
 この「THA WAVE ウェイブ」は、教育の一環として始めた独裁制の体験授業が起こした悲劇を描いた作品です。監督は、「エリート養成機関 ナポラ」でもメガホンをとったドイツ人のデニス・ガンゼル。主演の高校教師ベンガー役には、ドイツでは人気・実力ともに随一のユルゲン・フォーゲル(Wikipedia参照)。1967年にアメリカ・カリフォルニア州の高校で実際に起こった事件を基に描かれた集団の狂気とは…。

 非常に考えさせられるというだけでなく、心理ホラーとして観る者に”恐怖”を感じさせる映画でした。独裁政治を疑似体験するために決められたルールは、リーダーに「様」をつける、許可無く発言しない、クラスのメンバーは”仲間”として助け合う、制服として白シャツにジーンズを着用する、といったものです。たったこれだけのことで、集団が暴走を始めるのです。

 私は、他人から見ると若干頑固なところがあるようです。自分の意見を曲げることも、それほどありません。恐らく年齢的なものもあるのでしょう。そのため、独裁政治に染まるとは、全く考えていませんでした。しかしながら、この映画を観て少し考えが変わりました。確かに、映画内でも数名の反発者が出てきます。ある者は課外授業を止め、ある者は暴走を始めた集団を止めようと努力します。だが、暴走を始めた集団は止めることが極めて難しいのです、悲劇の結末にたどり着くまでは。それは、歴史も証明しています。ナ○スドイツ、そして日本もです。

 では、独裁政治を始めさせない方法はないのでしょうか。少なくとも、この「THA WAVE ウェイブ」ではその解決方法が示されていません。その解決方法は一つではなく、多くの方法を組み合わせる必要があります。その中でも重要なのが、教育だと思います。例えば、自分の意見をしっかりと持てる教育、自分と異なる他人を尊重する教育、政治に感心を持たせる教育、などが挙げられます。しかし、私が受けた日本の教育では何一つ教わっていません。つまり、日本は何時でも、この「THA WAVE ウェイブ」のような集団暴走が起きる可能性があるのです。いや、今は”戦争絶対阻止”という暴走をしているだけかもしれないですね。昨今の国境問題で、変な暴走をしなければよいのですが…。

 このように「THA WAVE ウェイブ」は、とても見応えのある作品です。また、現代の日本人が観る映画として、タイムリーな作品でもあります。では、本日はこの辺で ☆゚+.サヨウナラ.+゚☆||´д`*)ノ゙ 。


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