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ぱいかじ南海作戦 : どうでもいいさぁ~2012年07月15日 19:21

ぱいかじ南海作戦
 今日の広島は、暑いですなぁ。暑い時には、暑い場所で撮影されたこちらの映画をどうぞ。
【題名】
ぱいかじ南海作戦

【製作年】
2012年

【製作国】
日本

【ロケ地】
西表島等

【鑑賞手段】
映画館

【おすすめ度】
超おすすめ!!

【あらすじ】
 カメラマンとして勤めていた会社が倒産、同時に妻からも離婚話を切り出された男。これは、強烈なダブルパンチだ。男の名は、佐々木(阿部サダヲ)。佐々木は、心機一転、ある事を思いついた。彼は、思い出の詰まった東京の部屋を引き払い、全財産をトランクケースに詰め、西表島にやって来たのだ。

 佐々木は、レンタカーを借り道路の終点まで走った。そして、終点の先の、そのまた先に向かったのだ。そこには、白い砂浜と青く透通った海、まさにこの世の楽園であった。佐々木が、フル○ンになりたたずんでいると、男が一人、いや、四人いた。彼らはそれぞれ、マンボさん(ピエール瀧)、先生(浅野和之)、ギタさん(斉木しげる)、ヨシオ(大水洋介)と呼ばれているこの島のホームレスであった。数分後、彼らと意気投合した佐々木は、しばらくこの砂浜で暮らすことにした。ホームレスたちとの宴会は、とても楽しいものだった。しかし、数日経ち何時もの宴会をした翌朝、ホームレスたちは消えていた。しかし、消えていたのはホームレスたちだけではなく、佐々木の全財産も消えていたのだ。

 そう、佐々木は、文字通り全てを失ったのだ。今、彼が置かれた状況は、人生落ちた時にも、まだその先があるというものであった。しかし、彼は不思議とどうでもよい気分になれた。それは、南から吹く風”ぱいかじ”がそうさせるのであった。

 そんな中、この楽園の砂浜に、新たな人物がやって来た。それは、都会生活から抜け出してきた若者オッコチ(永山絢斗)であった。オッコチは、佐々木のことをサバイバルの達人と勘違いしていた。そんなサバイバルの達人”風”の佐々木とオコッチの共同生活が始まった。しかし、あくまでも”風”なわけで、採れるものといっても小魚程度であった。しかし、オコッチにとっては、どれも新鮮なものであった。

 数日後、二人の元に新たな仲間が加わることになった。大阪からやって来たアパ(貫地谷しほり)とキミ(佐々木希)という女子二人組である。打ち解けた四人は、共同で生活することになった。しかし、四人の共同生活を脅かす者たちがいた。そう、あの四人組のホームレスたちである。佐々木は、全財産を取り戻すため、「ぱいかじ南海作戦」と銘打ったリベンジに乗り出すことになるのであった…。


【感想】
 この「ぱいかじ南海作戦」は、椎名誠の同名小説を映画化したものです。監督は本作が映画監督デビューとなる細川徹が務め、主演には「なくもんか」の阿部サダヲを迎えた大人のファンタジー作品となっております。

 この映画、何といっても阿部サダヲワールド全開です。一人でボケツッコミをこなすだけでなく、司会進行役までやっているような作品です。正に、はまり役、いや、阿部サダヲでないと、この映画は成り立たないでしょう。

 でも、この映画、阿部サダヲだけではないんです。おばんくさいけど何だかエロイ貫地谷しほり、「2010年最も美しい顔100」に日本人で初めてランクインした佐々木希、この二人が画面を華やかにしてくれます。そして、ホームレスのマンボさんを演じたピエール瀧、これはもう怪演といってよいでしょう。他の方も、皆さんいい味だしてます。

 でぇ、やっと本題ですが、この映画の面白いところは、日本人の持っている価値観を否定しているところではないかと思います。「努力しよう」「頑張ろう」、少なくとも主人公の佐々木、オコッチ、アパ、キミの四人とホームレスたちは、ぱいかじを感じたためそんな生き方とは無縁の存在となっているのです。そして、主人公の佐々木は、流れに身を任せながらも、少しだけ先に行く勇気を持っているのです。そこに観る者は、ある種の羨望の眼差しを向けながらも笑えるのだと思います。

 あと、全くの余談になるのですが、この記事を書くためにキャストを調べていて分かったことを一つ。映画館で観ていた時は、ホームレスのヨシオは、楽しんごが演じてると思っていました。それが、ラバーガールの大水洋介だったとは。黒くてよく分からなかったんですよねぇ。まあ、そんなことどうでもいいさぁ(ぱいかじにあたって)。

 このように「ぱいかじ南海作戦」は、たくさん笑えて、観終わった後”ふわぁ~”とした気持ちになれる、この夏お勧めの作品です。この作品で、皆さんも”ぱいかじ”にあたってみて下さい。では、本日はこの辺で (´∇`)ノω"タマキンブラブラバイバイ 。


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