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岳 : これからの季節にぴったり2012年07月04日 09:46

岳
 7月1日より始めている「大飯原発の再稼動について」のアンケートのご回答ありがとうございます。引き続きアンケートのご回答宜しくお願いします。では、本日紹介する作品はこちらになります。
【題名】

【製作年】
2011年

【製作国】
日本

【ロケ地】
日本アルプス・長野県松本市等

【鑑賞手段】
DVD

【おすすめ度】
おすすめ!

【あらすじ】
 島崎三歩(小栗旬)は、世界中の山を登り、山の厳しさ、山の楽しさ、山の美しさ、を知り尽くした山岳救助ボランティアである。彼の登山技術は誰もが認める一流のものであり、先輩でもある北部警察署山岳救助隊隊長の野田正人(佐々木蔵之介)も全幅の信頼を置いていた。

 そして、今日も遭難者が出た。いち早く駆けつけた三歩は、山岳救助隊の到着前に遭難者を救出した。申し訳ないと泣きじゃくる遭難者に三歩がかけた言葉は、「ありがとう。感動した。生きていた君に。また、山においでよ。」であった。その日、北部警察署山岳救助隊に配属したばかりの椎名久美(長澤まさみ)は、底抜けに明るくてタフで超ポジティブ思考の三歩に興味を持つのであった。

 新人の久美は、三歩や救助隊隊長の野田の指導を受け、着実に救助隊隊員として成長していた。しかし、救助活動に出動しても、遭難者の命を救うことは出来なかった。山の自然は、久美に容赦しないのであった。

 打ちひしがれ自身を無くす久美であったが、自然の驚異は彼女の回復を待ってはくれない。山で猛吹雪が発生し、多重遭難が起きてしまったのだ。そんな中、久美は娘の結婚前に山を訪れた梶一郎(光石研)と梶陽子(中越典子)の親子の救出にあたることになった。

 娘の陽子は無事救助ヘリに運んだ久美であったが、父の一郎は吹雪が強くなりヘリで運ぶことが出来なくなった。その時、久美が下した決断は、遭難者と共に現場に残ることであった。そして、久美の決断を聞いた三歩も、大きな決断をするのであった…。


【感想】
 もう少しで、夏到来です。この「岳」は、節電が叫ばれエアコンのスイッチをONにするのをためらうこの時期にぴったりの映画です。とにかく、吹雪ボーボーで結構涼しくなれますよ。

 先ずは、のっけから感動させられました。それは、主人公である島崎三歩の遭難者に対する接し方です。「ありがとう。感動した。生きていた君に。また、山においでよ。」という台詞の中には、三歩の優しさ、山への愛情、そして人への愛情が滲み出ています。おまけに、底抜けに明るくタフで超ポジティブでさわやかな三歩は、とても魅力的な主人公です。その三歩を、これまたさわやかな小栗旬が見事に演じています。正に、はまり役といえるのではないでしょうか。

 あらすじ的には、予定調和的なところがあり、意表を突くようなことはありません。しかし、これが返って観る方に安心感を与え、作品を集中して観る事が出来るようになっています。そのため、三歩、久美、野田といった登場人物の心情が、びしびしと伝わってくるんですよね。それだけでは、ありません。自然の怖さと美しさ、これもより強く感じることが出来ます。

 ただ、ツッコミどころもあります。限られた上映時間内にストーリーを入れ込むためでしょうが、三歩達のいる山はどんだけ遭難者出て命を落とすのか。はっきり言って、”死の山”ですよ、この山は。三歩のような心の広い人間がいても、あんな怖い山には登りたくないと思うのは、私だけではない筈です。

 余談になりますが、「外事警察 その男に騙されるな」の渡部篤郎も牧英紀というチョイ役で出演しています。相変わらずの、渇いた演技で結構存在感あります。ほんと、渋い俳優だなぁ。
渇いた演技の渡部篤郎


 このように「岳」は、観た人をきっちりと感動させてくれる作品です。映像の美しさ迫力もなかなかで、125分という上映時間も長く感じさせません。では、本日はこの辺で ((*´∀`*))ノ゛バイ②♪ 。
★この映画の皆さんの評価★

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