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愛と誠 : 純愛エンタメここにあり!!2012年06月17日 13:55

愛と誠
 今から紹介する昨日観た映画、”超”面白かったですよ。日本映画もこんなの作れるようになったんですねぇ。では、どうぞ。
【題名】
愛と誠

【製作年】
2012年

【製作国】
日本

【鑑賞手段】
映画館

【おすすめ度】
超おすすめ!!

【あらすじ】
 過去への復讐のため東京に来た”超”不良の太賀誠(妻夫木聡)。早乙女財閥の一人娘で正真正銘の”超”お嬢様の早乙女愛(武井咲)。思えば、二人は運命の赤い糸で繋がっていたのかも知れない。幼き頃、愛の命を助けるために、誠は額に大きな傷を負った。そればかりではない。両親とも別れ別れになり、孤独な人生を送っていた。そんな生まれも育ちも全く違う二人が、東京で再開したのであった。

 愛は、父の早乙女将吾(市村正親)に頼み、誠を自分と同じ”超”名門の青葉台高校に転入させた。そして、生活費の面倒も見て誠を校正させようとするのだった。そんな愛の献身的な姿を見て、心震わせる男がいた。学園きっての”超”秀才・岩清水弘(斉藤工)だ。岩清水は、そんな愛の心を自分に傾かせようと全身全霊を込め、「きみのためなら死ねる。」と告白したのだった ヽ(;゚;∀;゚; )ノキッモ  。

 しかし、そんな周囲の想いを振りほどくように、誠は愛の元を去っていくのであった。そして、誠が新たに転入した学校は、全国に名の知れた”超”不良学校・花園実業であった。この日本の掃溜めのような学園には、スケバンのガムコ(安藤サクラ)、誠と心を通わせることになる高原由紀(大野いと)、由紀の用心棒を自認するおっさん高校生・座王権太(伊原剛志)ら個性豊かな面々が誠を待ち構えていたのだった…。


【感想】
 この「愛と誠」は、日本映画界に新たなコメディー映画の可能性を示してくれる意欲作といえるでしょう。私の場合、昔の「愛と誠」を知らない分、”超”素直に楽しめました。

 先ず、映画館に入って思ったのが、私よりも年配の方が多かった事です。途中、トイレ?などで席を立たれる方が多かったのですが、恐らくこの作品に幻滅されたのではと思われます。昔観た「愛と誠」が、完全なコメディーとなったことに、怒りを覚えた方もいるかもしれませんね。

 原作の梶原一騎の作品の共通点としては、自己破滅的であり直情型で己の道に突き進む主人公像があります。確かに、妻夫木聡演じる太賀誠は、自己破滅的であり直情型なのですが、良い意味で観る者の期待を裏切り笑いへと昇華させています。これは、大賀誠だけでなく、全ての登場人物に当てはまっています。そして、全ての俳優さんにいえることですが、”ボケ”に対する”ツッコミ”がGoodです。また、ミュージカル仕立てにしているアイデアも素晴らしいものがあります。市村正親や一青窈はプロなのでさすがといったところですが、その他の方は「あれ?」と思う方もいます。でも、それがより笑いを誘う結果になっているんですよね。

 この「愛と誠」をここまでのエンタメ作品にしたのは、三池崇史監督のアイデアの凄さです。2012年に、「愛と誠」がこんな作品としてスクリーンに甦るとは、梶原一騎も想像出来なかったでしょう。正に、三池崇史監督は、”超”天才監督です。

 このように「愛と誠」は、単なるリメイクでもなければパロディーでもない”超”新しい映画に仕上がっています。昔の「愛と誠」を知っている方には、腹の立つ作品かもしれませんが、知っていない方には素直に笑えるコメディー作品になっています。よい意味で”ふざけた”この作品を見逃さないで下さい。では、本日はこの辺で (ノ'(ェ)')ノ*・'゜☆。.:*:・’☆またね♪ 。


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歯医者さんに揃えてあって全部読んでた「愛と誠」。子供心にも物凄い劇画純愛漫画だと思ったものでした。それがミュージカル風に生まれ変わるとこうなるんですかねぇ。色々違和感ありました!!
これは思いっきり好みの分かれる作品になってそうです。それでも三池崇史節、私は実は結構楽しめました、違和感は残るけどね。昭和歌謡の世代ではないので目新し感もあったのかもしれない。
ただ「りっぱだわ。メガネをかけていて青白くとも男らしい男だわ!」…とは思えなかった「君のためなら死ねる!」な岩清水君…スリッパで叩かれまくる姿が可笑しかった。ガムコ!いたよねえええ。安藤サクラさん、いい配役だわ。それにしても高原由紀はどうしてこんなキャラに?大野いとさんじゃ役不足だなあ。
男女乱闘ってのも昨今珍しいですよね。長い丈の制服スカートなんかも。

大真面目に作っているのにどこか笑えてしまう雰囲気が漂っているのも、なんとなく原作を彷彿させるというか。誠と愛の二人の、こっ恥ずかしい怒涛の恋愛を熱血青春ミュージカルとした手腕には「これもありか」と思わせられるような妙な説得力もあったりなんかしちゃって、アニメーションすら使ったエンタメ大作だと思います。つい合いの手をいれてしまいたくなるような作品とでもいうべきか?(笑)
ただ、押さえるべきとこは押さえてあるんですが、これは愛と誠というより誠単体が主役の映画になってしまっていて、愛に対する愛情というのか、要するに恋愛成就にいたる過程に説得力があまりなかったようにも思う。ラストに向かって強引に決着がついてしまった感がもやもやっと残ります。
でも演出は派手で面白く、リアリティを追及しないことでファンタジー性さえも生まれている。これはこれでいいんじゃないかなぁ〜。なんだか得体の知れないパワーなんかを感じちゃった。全体的にダンスが気持ち悪いところもツボに。
勘違いと空回りの一途さで誠を慕う愛役の武井咲さんが可愛らしかった。

【概略】
ブルジョア一家の令嬢・早乙女愛は幼少期、雪山で見知らぬ少年に助けられる。それから11年後の72年、ふたりは運命の再会を果たす。

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