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悪人 : 純愛映画ここにあり!!2012年03月22日 17:30

悪人
 そういえば、昨日から春の甲子園が始まっております。但し、今回は広島県からの出場は無しという事で、全く見る気もしません。その分、映画を観ていきたいと思っております。では、本日紹介する作品はこちらになります。
【題名】
悪人

【製作年】
2010年

【製作国】
日本

【ロケ地】
長崎・佐賀

【鑑賞手段】
DVD

【おすすめ度】
おすすめ!

【あらすじ】
 土木解体作業員の清水祐一(妻夫木聡)は、長崎の外れの漁村で育ち、親代わりに自分を育ててくれた老夫婦の勝治(井川比佐志)と房枝(樹木希林)と暮らすワーキングプアの青年だ。勝治が寝たきりのため、病院の送り迎え等は祐一に任されていた。恋人も友人もいない祐一は、孤独感と将来への展望が見出せない苛立ちを紛らわすため、出会い系サイトを利用していた。

 佐賀の紳士服量販店に勤める馬込光代(深津絵里)は、妹と二人で暮らすアパートと職場の往復だけの退屈な毎日を送っていた。そんな光代も孤独感を紛らわすため、出会い系サイトを利用していた。

 そんなある日、三瀬峠で福岡の保険会社のOL・石橋佳乃(満島ひかり)の絞殺死体が発見される。事件当日の晩に佳乃と会っていた裕福な大学生・増尾圭吾(岡田将生)に容疑がかかり、警察は彼の行方を追う。

 久留米で理容店を営む佳乃の父・石橋佳男(柄本明)は一人娘の死に直面し、絶望に打ちひしがれる中、佳乃が出会い系サイトに頻繁にアクセスし、複数の男相手に売春まがいの行為をしていたという事実を知らされる。そして、その中には、祐一も含まれていた。

 佳乃の絞殺死体が発見されて数日後、以前出会い系サイトで知り合った光代から祐一の携帯にメールが届く。初めて出会った2人であったが、祐一は光代を激しく求め、光代も祐一を受け入れるのだった。しかし、不器用な祐一は別れ際に光代を傷付けてしまう。

 激しく後悔した祐一は、後日光代の勤務先に出向き自分の心を打ち明ける。光代を自宅まで送り、長崎へと戻る祐一。2人は、心を通わし愛を育むスタートラインに立ったかにみえた。しかし、車を走らせる祐一に、祖母の房枝から警察が来ていると連絡が入る。佳乃殺しの容疑者である増尾が警察に拘束されが、増尾の供述等から佳乃殺しの新たな容疑者として浮かんだのが清水祐一であったのだ。

 祐一は光代のもとへ引き返し、佳乃を殺した事を打ち明ける。光代はその事実に衝撃を受けるが、警察に自首するという祐一を光代は引き止めるのであった。生まれて初めて人を愛する喜びを知った光代は、祐一と共に絶望的な逃避行へと向かうのであった…。


【感想】
 とてもとても悲しい映画です。また、作品全体を包む重い空気感が何ともいえません。この映画に出てくる登場人物は、そろって大きな悲しみと試練にぶつかります。主人公の清水祐一と馬込光代だけではありません。殺された石橋佳乃は、本当の愛を知らずにこの世を去ります。両親の石橋佳男と石橋里子(宮崎美子)は、娘を失った悲しみから絶望に打ちひしがれます。祐一を育てた祖母の房枝は、人殺しの祖母として連日マスコミに追い立てられます。増尾圭吾にいたっては、一生愛を知らない無意味な人生が待っているのでしょう。

 だが、単に悲しいだけの映画ではありません。人を愛する素晴らしさ、愛する人のために何が出来るのか、を観ている我々に問いかける映画でもあります。この映画には、様々な形の愛が描かれています。親子愛、孫に対する愛、祖父・祖母に対する愛、近親者に対する愛、隣人に対する愛、そして男女の愛です。つまり、この映画の凄いところは、観る者があらゆる登場人物の立場にたって、その愛を実感できるところでしょう。そして、登場人物それぞれが、愛する者のために勇気を振り絞って行動する姿に、感動を覚えずにはいれません。特に、ラストで祐一が光代に対して行う恐るべき行動、これには誰もが胸を打たれる事でしょう。

 出演者の演技も見事です。妻夫木聡さんは、心優しいながらも不器用にしか生きられない青年を見事に演じられています。「スマグラー おまえの未来を運べ」と少しタイプは違いますが、心優しい不器用な青年ははまり役みたいですね。柄本明さんや樹木希林さんにいたっては、観る者に安心感を与えてしまう存在です。ですが、俳優人の仲でも異色の存在感を放っているのは、満島ひかりさんでしょう。彼女の瞳は、この作品でもピカピカに輝いています。この映画では、正直汚れ役に近いものがありますが、主演女優の深津絵里さんを喰ってしまいそうな存在感がありました。ただ、それを深津絵里さんは濡れ場で魅せた素敵な横パイで返り討ちにしたといったところでしょうか。

 全くの余談になりますが、光代が妹に公衆電話から連絡をするシーンを撮影されたコンビにはもしやと思っていたのですが、広島本社のポプラというコンビニでした。正直、お弁当の味があれなのですが、何だか「悪人」という映画自体に親近感が沸いてきます。これも、映画のまた違った楽しみ方の一つでしょう。

 このように本作は、誰もが感動できるで邦画の名作の一つといえるでしょう。まだ、観られていない方にも、自身を持っておすすめできる映画です。では、本日はこの辺で ☆⌒(*^-゚)ノ~♪see you again♪~ヾ(゚-^*)⌒☆ 。
★この映画の皆さんの評価★

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